電子限定描き下ろし付き
完全好みの問題かもしれませんが、私が想像していた受け攻めが逆で…最後の最後でまさかの逆転だったので頭の中に「えっ!?」という衝撃が走りました…笑笑笑
それぐらい受けになった方が攻めっぽいといいますか、見た目もそうなんですが、性的なことに対しての発言なども攻めかな?と思うニュアンスに聞こえたので…。これから読まれる方はどのような印象を受けるのか、楽しみです笑
元有名子役で、現在子役専門事務所の若社長をしている神東と雑誌編集者の志方のお話。
子役時代に緊張していた神東を、「息を吸って、吐いて、3回目で吐き切る――そして前を向く。」というアドバイスで救ってくれたミナトくん。そんな彼のアドバイスを今も実行していて、神東にとっては初恋だったミナトくんですが、雑誌の企画中に志方=ミナトくんだと判明して!?
記憶の中にある子役時代のミナトくんと現在の志方の性格が全く違っていて、彼に何があったのか…と思いながら読み進めていきました。
志方が身体の関係を持ちかけても、強い意志で跳ね除ける神東の誠実さが素敵でした。(志方は勘違いしてしまったけれど)
子どもの頃から色んなものに裏切られて期待する事に失望してしまった志方が、まっすぐで一途な思いを伝えてくる神東だけは信じてみてもいいかな、と思えるようになったのがよかったです!
彼ら二人と並行して男女CPのお話も裏で語られていてミスリードを誘ってくる所がありました。
電子白塗り
元子役で、現在子役専門の芸能事務所を立ち上げた社長の神東と、その事務所との企画のためにやって来た雑誌編集者の志方とのお話です。
タイトルは、まさに神東が初恋の人から伝授された、緊張を解すルーティンのこと。
そのルーティンを教えてくれた「ミナト」くんが初恋の人で、
まさかの「ミナト」くんが、ダウナー系となってしまった志方の忘れたい過去で、、、
最初に懺悔しますが、、
完全に、攻め受け逆と思って読んでました、、(切腹)
それが判明した瞬間、チャラい志方の誘いを毅然とした態度で断った神東が、自身の初恋や、志方のことを真剣に想う気持ちが一気に増して、
まりあげはのなかで、好感度増し増しな攻めになりました。
だからこそ、恋に臆病というか、ダウナーになっていた志方も、神東とだったら恋愛もできるかも……と、心を開いていったんですよね。
すごく一途で、純愛DT攻めでした!!
また、神東の立ち上げた事務所の名前と、作中の話と話の間の転換ページが星座になっていて、もちろん物語と関連したデザインを意識しているのはわかるのですが、
それもまたなんだかいい……! と、普段あまりそこまで気にしないページを、しみじみめくりながら味わいました。
えちな描写はほぼありませんが、
心の繋がりを大人たちがゆっくりじっくり熟成していく、ハートフルラブ系(帯によると、リバイバル・ラブと言うそうです)がお好きな方にオススメです!