【純情バスケ少年×ミステリアスな美術部先輩】 男子高校生の青春と葛藤をみずみずしく描いた、ひと夏の恋物語。

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ライクブルー・ライクサマー

like blue like summer

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表題作ライクブルー・ライクサマー

小野坂 弾
高校1年生、バスケ部のエース
南 櫂斗
高校3年生、美術部

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

『バスケ部の1年エース』・弾は全国大会前の練習中に
ケガをしてしまい、失意の底に沈んでいた。
そんな時、見知らぬ『美術部の3年生・櫂斗』が現れ
弾はケガが治るまで絵のモデルを頼まれる。
戸惑いながらも引き受けた弾は
放課後を櫂斗と美術室で過ごすように……
穏やかな櫂斗との時間に救われる弾。
しかし、弾は櫂斗の抱える葛藤に触れてしまい――
『青く澄み渡った想いが、1枚の絵になっていく
――それは瑞々しく、眩しいひと夏の恋。』

作品情報

作品名
ライクブルー・ライクサマー
著者
羽月レイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
文苑堂
レーベル
.Poika comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784861178115
3.6

(6)

(2)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
21
評価数
6
平均
3.6 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

【櫂斗先輩の目が、仕返ししてみろって言ってた気がしたから(弾)】


エロス度☆

おやおや。純情ワンコとミステリアスな美形・・・・・・タイプが異なる後輩と先輩が過ごす特別な時間、グッときますね。

ネガティブな思考になっていた弾を救う櫂斗の言葉や弾の真っ直ぐさに自身の葛藤に向き合う櫂斗が刺さります。

ふたりの間に漂う甘酸っぱくてむず痒い空気や先輩に揶揄われて可愛がられる後輩の図、期間限定の時間の中で離れがたい想いが芽生えていくのもエモさMAXで、弾の言葉が櫂斗の心に真っ直ぐシュートしていくアオハルがたまりませんね。

0

青春をひしひしと感じるお話!素敵でした!

表紙の二人の真っ直ぐな瞳とタイトルにピッタリなデザインに惹かれ購入させて頂きました。
前情報なしに手を取りましたが、タイトルを裏切らない「青春」のキラキラした部分とこの年代特有の先の見えない将来への不安、若々しいエネルギー感じる突破口がストーリーに盛り込まれていて、あぁ〜青春っていいなぁ!!と思えるお話でした。

具体的な受け攻めの表記も、表現もない、ピュアな青春ストーリーです。部活で怪我をした1年生の弾と親が会社経営をしている美術部員の3年生櫂斗のお話。怪我が完治するまで、美術部で絵のモデルを引き受ける事になった弾。
最初は警戒していた弾ですが、どんどん櫂斗先輩の言葉で前向きに物事を考えられるようになっていくのが素直でキラキラして見えました。
ミステリアスな櫂斗と一緒にいるうちにもっと知りたいと思うようになる弾が可愛かったです。

そして、一見、弾が櫂斗先輩によってやる気を取り戻していくお話に見えますが、弾の一途なその頑張りもまた、櫂斗先輩の心の支えになっていた所がとっても尊さを感じました。

本編キスのみですが、高校生、部活、先輩、後輩、進路……といったこの年代にしか味わえないものが詰まっているので物足りなさは感じませんでした!
その後の二人は描かれていませんが、二人共自分が考える道を進んでいってくれていたらいいなぁ!と思える爽やかなラストでした。

0

「期間限定」でモデルを頼まれ…ミステリアスな美人先輩との出会いから、変わるひと夏。

表紙の美麗な二人(瞳が印象的…!)と、キラキラ爽やかな背景に目を奪われて
手に取ったこちら。
(※紙本は本日発売、電子配信は18日
(シーモア先行、その他電子ストアは25日〜のようです)

羽月レイ先生デビュー作でしょうか?おめでとうございます☺︎✨

瑞々しく、夏の青空のように眩しいひと夏の恋物語。
表紙の二人も文句なく美しいのですが、帯の言葉にも惹かれました。

”恋に落ちるまで みんな孤独だった”


ほぼ全て攻め視点で描かれるお話ですが、
一冊読み終えてみると、一番最初に
「恋に落ちたことで勇気をもらい、孤独でなくなった」のは
実は受け・櫂斗(かいと)の方なんだー

と分かり、ミステリアスな櫂斗の一途な思いに触れて
胸が熱くなります。


バスケ部1年エースの年下ワンコ×美形ミステリアス先輩の学園もの。

全国大会前の練習試合で怪我をし、落ち込んでいた弾(だん・攻め)。
先輩グループに絡まれていたところを見知らぬ美術部の3年生・櫂斗(受け)に
助けられます。

そして彼に頼まれ、ケガが治るまで”期間限定モデル”を務めることになりー

と続きます。


出会ったばかりのはずなのに、なぜか真摯な言葉で態度で
弾のことを励ましてくれる、ミステリアスな先輩・櫂斗。

その理由が中盤、3話で描かれ、櫂斗が抱える
進路への希望と葛藤が明らかにされます。

最後まで諦めない姿勢を貫く年下の弾の姿に、
強い憧れを持ったんだなあ...

”経営者になれ”という親からのプレッシャーと、
美大に進み絵を描きたいーという夢の間で板挟みになり、
苦しむ櫂斗の姿が切ない( ; ; )

怪我を乗り越え練習に励む弾の姿を見て、
勇気を振り絞り母親に話そうとする櫂斗。

頑張れ…!と、自分もぐっと拳を握り応援するも、
すげなく却下されてしまう展開にため息が...

そして夢と同時に、弾への健気な恋心をも諦めかけたところでの、
インターハイでの弾の起死回生の一発!

もーーーー本当に王道路線ではあるのですが、
試合後想いを告げ合う二人のキラキラな輝き、ピュアさに心臓射抜かれて
「うっ」となるー...!

その後の初めての学校外デート、そして「家に来て」という
櫂斗の言葉に弾以上にドッキドキしたのは、きっと私だけではないはず...!
(えち描写はありません( ̄▽ ̄))

ずっと気になっていた”弾をモデルにして描いていた絵”の完成図が、
本編ラストでついに明らかにされる展開、胸熱でした。

櫂斗から見た弾は、その完成絵のように
空を羽ばたく存在、”自由”や”勇気”の象徴なんだなあ...と。

一つ欲を言うならば、親との確執、櫂斗の将来の話が
「画塾に通うことを許された」という一言で割とあっさり流されているのですが、
彼が親と対峙するところは深堀してじっくり見たかったかな、、

自分の思いを正直に親に告げられず、
葛藤する中で生まれた弾への恋心の中で、
この「親の意向に沿うか夢を追いかけるか」という部分が
大きなテーマになっているように思うので;


と、さらりと解決に向かう櫂斗の悩みには
ちょっと思うところはあったものの。

出会った当初は櫂斗に反発するような態度だった弾が、
どんどん絆され可愛い”年下わんこ”になっていく様。

そしてミステリアスな先輩・櫂斗の内に秘めた健気な想いに
たまらなくグッときたー...!

二人の想いが重なり合い、最後の一枚絵になっていく様子が
最高にエモい、みずみずしいひと夏の恋のお話でした(*´◒`*)


★修正:なし(描写なし、軽いキスまで)紙本

1

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