特典付き
ランキングを覗くたびに見る表紙で記憶に残っていてそんなに良いならと思い暇つぶしに購入しました。
正直普段なら選ばない世界観の漫画だったので読んでみた感想も趣味じゃないのが本音なのですが漫画としての完成度の高さは間違いないと思ったので星4。(萌えたかどうかという観点では正直全く)
人気があるのも理解できるし対して展開が駆け足すぎるという感想が多いのも読んでみて納得でした。
ドラマチックな展開の連続ですが駆け足なせいか自分の共感力が低いせいか良い物語な事は分かるのですが引き込まれず、読み返すことはなさそうです。
自分の中で最も良かったポイントは絵が安定して綺麗でちゃんとした作品としてお金を出した価値はあったと思えたところ、ギーチのビジュがとにかく良いという点は最後まで裏切られない、この2つです。
表紙が素敵で購入。
やはり世界観も絵も好きで楽しく読めました。
ただ、読んでいて度々 ん? となってしまい、何度も何度もページを戻って確認したり、それでも謎のままだったりすることがありました。
ギーチさんはいつ連れ去られたのか??攻が事務所に来て部下と話してて、回想になって、回想明けたら今度は受が事務所に何故か焦って飛び込んできて坊ちゃんが「攻がさらわれちゃった」と泣いてて……ページ飛びました??
前半の方でも、急に展開が吹き飛んでページを戻ったりしました。
そして攻がいつ受を好きになったのかも分からないままでした。自分の過去と重なったから気にかけて、気づいたらって感じでしょうか?
う~~~勿体ない…!
終盤の展開はめちゃ好きでした!
裏社会ものが好きで絵も好みだったので購入しました。ストーリーに大きな破綻はなかったものの、ご都合主義に感じる部分が多く、個人的には面白みに欠けました。
まず、攻めが受けを気に入るのが早すぎます。ヤクザの組長(代理)の用心棒をしている攻めのところに組長の差し金でデリへルの受けが出向いたことが出会うきっかけ。受けが攻めを頭突きしたり、「あんたみたいな奴いくら金を積まれたってお断りだ」と反発したりしたことで気に入ったようですが、立場的にこれまでも言いなりにならない気の強い若者はたくさん見てきたでしょうから、なぜ受けにだけ入れ込むのかわかりません。受けのほうも、自分を買ってくれと土下座して頼みこむくらい客を取れずに切羽詰まっていたのに、「金を積まれたってお断り」と突っぱねたかと思えば舌の根も乾かぬうちに「指名して」と頼むので、ポリシーに従ったというより行き当たりばったりな気がしました。最後は看護助手として働きながら看護学校に通うので、看護学校に入学できるくらいのIQがあるのなら、デリへルではなく他のバイトで身を立てることができたのではないかと思います。
自分から男のデリへルを手配しておいて、攻めがそのキャストにのめり込んでいることを知るや、人を使って堅気の人間を痛めつけようとするヤンデレ組長も、攻めから愛想を尽かされれば組が立ち行かなくなるとわかっていてそんなことをするのは、かなり短絡的に思えます。対立している元若頭(今は別の組)も、攻めを攫って殺そうとしていたところに受けが原チャで乗り込み、銃を持っていたにも関わらず簡単にのされるのですが、立場のあるヤクザが見張りもつけずに自ら殺しをするかなと疑問に思いました。
そんな感じでキャラの行動が腑に落ちず、面白いと思う以前に戸惑うことが多かったです。
違法な風俗店で働くデリヘルボーイのユイが、ある日指名され向かったホテルにいたのは刺青の反社風な男義一。最悪な出会いだったのになぜかそのまま気に入られてしまい⋯。
身寄りもなく暴力を振るわれても自分にはこれしかできないと思ってしまうユイだけど、根っこにあるプライドというか生命力がすごく強い。
苦しい環境で荒んだ義一の乾ききった心にガツンと響いたのは、ユイの揺るがない前向きさなのかも。
修坊っちゃんの捻れた執着は幼稚で自分勝手だけれど、義一だけが光だったのでどこか憎みきれない。好きだからいじめてしまう典型的行動。修にも自分の幸せを見つけて欲しい。
ユイも義一も愛から離れた場所で生きてきて、やっと本当に自分を愛し必要としてくれる存在に出会えて良かった。義一の溺愛っぷりが良き。エチがうますぎ!(笑)
ハラハラした分ラストの笑顔の幸せさよ〜。痛いほどの愛!
過去がちょっと訳ありで、愛を知らない二人の身体から始まる純愛でした。
上下巻あってもいいのでは?!と思うほどのそれぞれのエピソードに重みがあったのですがとってもきれいに1巻で収まっていて、満足度も高かったです!
なぜ今こうなったのか、が過去の回想で非常によくわかりました。
まず結人くん、芯があって強い子だ・・・身体が頑丈なのが取り柄と言っていたけど心もすごく強いと感じました。あと行動力がすばらしい!
計算高いわけではないけど反射的な動きが凄くまっすぐで、とにかく応援したくなる。
そしてギーチさん。関西弁が!いい・・・!
裕福で厳格な家庭に生まれるも決してその環境は恵まれておらず、道を外れるには充分な辛さ。
そんな彼が結人くんと出会って独占欲のような感情からどんどん惹かれていくわけですが・・・
物理的に痛いことはほとんど経験しているであろうギーチさんが、初めて『胸が痛む』を感じた瞬間はたまらなかったです。愛だ・・・!
そしてそしてキーパーソン、修さん。
とにかくもう天邪鬼が過ぎる!
ギーチへの想いと裏腹な行動に悲しくもなりましたが、本人が一番それに心を痛めているのだと思ったらどうにか救われないかと考えていました、、
最終話では元組員の方々の情の深さと修さん自身のやさしさ、不器用さがとても自然に描かれていて、切なかったけど、これから幸せになってほしいと思える人でした。
いい意味で、思ったことを口に出せる二人だからこそ結ばれたんだろうなと思います。
ちょいちょいド天然かますギーチさんの小ネタ、もっと知りたいです(笑)
素敵なお話でした!!
