電子特典付き
ドミナント(S)×サブミッシブ(M)の性癖BL完結巻!
一二巻を通しての感想です。
まずはもう「ものすごく攻めた作品だった」と思うという事です。
コントロールできない己のドミサブというフェティシズムへの欲求を、どちゃくそエロく描いてくださった衝撃すぎる一巻は、あえて言うなら六さんのアンコントロールさを描いたんだと思う。
二巻では、(視点は六さんだけど)サミさんなんだと思いう。
癖の前に何をコントロールできないのか?何を恐れるのか、性癖の根幹と深く結びついてしまうサミさんの嫌悪や恐怖まで描こうとなさったのかなと思う。
好きな人を傷つけたくない、支配しつくして相手を奪いたくない、でも自分の嗜好としては相手を支配しつくして奪いつくしたい。
サミさんの仕事を思うと肉体を非常にコントロールしないとできないお仕事だと思うので(それも一巻や二巻冒頭でちりばめられていると思う)もしかしてサミさんは、アンコントロールなこと自体が恐怖なのかもしれない。(でももしかし過去に何かその裏付けになる経験をしたのかもしれない。)
ドミサブという心理的よりな性癖と、肉体的引力と恋愛的引力を同じものと判断してしまうと生じる違和感、その背景にある好意と行為のあいまいさと、同意の関係。
こう文字にするとすごく難しいことを、あくまで日常の生活の中で、それもオープンだけど無防備な六さんが、サミさんや同居の二人の存在や言動を通して気づいていく=コントロールしていくという様子をリアルに、でもリアルすぎずに描かれたんだと思う。
一巻を読んですごく好きで単話も追いかけて、二巻発売と発表されたときに「完結」と文字があった時は、正直ショックで読み違いかな?と思ったし、やっぱり二巻で終わってしまって悲しい。
なんで???と思ってしまいました。(今でも思っている)
読み終わってこれ三冊あってもいいんじゃね?と思うボリュームを二冊にしたのかなと思ってしまいました。
あと一巻あったら!!!と思わずにはいられませんでした。
なんでここで終わるの?????後一冊あったら!!!(しつこい)
もう少し余裕があるページ展開なら、詰め込まれていると感じないのだと思う。
それを押しても「神」としました。
サブミッションの忘我に陥る六さんの無二な、(読んでいるこちらに羞恥心を抱かせるほどの)エロスさと、サミさんの六さんを見つめる、(見てはならないものを見ている気持ちにさせる)あの表情の数々、滴るほどのエロスと健全さのマリアージュさは、癖(くせ)になると言ってもいいと思う。
栗之丸先生の作品は絶妙なリアルさが魅力の一つと思っております。
この作品でもそのリアルさが、エロスが凄く私の「癖(へき)」でした!
よって「神!」
結ばれるまでの過程がたまらん~~ってなりました!
相手の気持ちを考えながら、一生懸命思っていることを言葉や表情で伝えたり、2人で幸せになる方法を考えたり、お互いのことを本当に大切に思っているんだなあと感じました。サミさんが不安に思っていることを払拭するために、すごく考えてぶつかってサミさんごと包み込んじゃう男前な六くんかっこいい!!
しーくんとイオくんもとても魅力的なキャラで、みんなのやり取りの中で、自分の性癖を認識することやお互い同意することの大切さについて、考えるきっかけになりました。
また、サミさんが六くんのサブちゃんの気配を察して、ドミちゃんスイッチ入るの最高です(手を洗うところ最高でした)
個人的には、2人のD/Sスイッチが入るキスシーンの描写が溺愛度が高くてめっちゃ好きです。もっとやってほしい…と思っていたら、最後の特典ペーパーがキス盛りで、嬉しすぎて言葉を失いました。もうすごい好きで、何回も見てます(拝)
あと2人の初エッチは感激の極みです。サミさんは、もうドミちゃん全開の病み目でゾクゾクしますし、もう無表情というか真顔なのが支配欲を感じてすっごく良い!!!呪いの作用のおかげで、積極的になれたサミさんとドロドロになる六くんのイチャイチャが拝めて本当に満足感がすごかったです。
本当に好きなシーンありすぎて、何回も読み直してしまいます。
今回完結ということで、2人のイチャイチャがもう見れないのかと思うとすごく寂しいです。久しぶりに性癖にぶっ刺さりの内容だったので、続編出てくれたら泣いて喜びます(泣)
プレイ相手として関係の深まっていく朝三と六郷。お互いにそれ以上の気持ちがあるのを感じつつ、慎重に進みながらも抑えきれない相手への衝動がたまらない〜。
サミさんのスイッチ入った時の切替がほんとゾクゾクして(鼻血〜!リボン〜!)六くんのいじめたくなる表情は最高にそそられる。
シェアハウスの同居人たちも自分自身としっかり向き合っていて、その上で他人との距離感もきちんと図ってお付き合いできるのも素敵だ。
人の数だけ性癖はあって中身は様々だけど、自分とピッタリ合うパートナーと出会えるのはなかなかない。サミさんと六くんは全部を曝け出して満たし合えるベストパートナー。
何気ない時間も甘いデートも濃密なプレイも、全て2人だからこそ楽しめる。フェチ万歳!!
サミさんのドミナント度増し増し顔がヤバい!
2巻もプレイで新たな扉開いちゃう…
自分のドミナント性を怖がってたサミさんから、ロクさんに受け入れられてから甘々になるサミさんが可愛いかったです。
二人とも良いパートナーになりそうで良かった☺️
マイノリティが集まっているルームシェアは、作品内で色々知れて興味深いというか、考えるキッカケになりました。
窃視性癖とかいう言葉あるって初めてしりましたし。
ロクさん、元彼にどんなことされてたの知りたいような知りたくないような
サミさんが追い払ってくれてスッとしました
スタントマンだし鍛えてるから心強い❤️
1巻に続き
ドキドキするプレイたくさんでした!(もっとみたい)
描き下ろしの筆を使ったプレイ、大変良かったです(´艸`*)♪
サミさんが自分の事を「ドミちゃん」(ドミナントの事)っておちゃらけて言うの、なんかオモシロ可愛くてツボりました(笑)
六さんもそれにつられてなのか、界隈ではそういうのが普通なのかは分かりませんが「サブちゃん」(サブミッシブの事※演歌界のゴッドファーザーではない‼笑)って言ってるのも何か可愛かったです
ここまで、好意的な意見
以下、気になった点
シェアハウスの同居人2人のお話し、中途半端でした
元カレは中途半端とまでは言いませんが思ってた以上にクズで驚きました
1番気になった事は。。。
せめて六さんの腕が完治するまで描いて欲しかった!!
なんでこんな潔い引き際になってしまったんだろう?
SMテーマってそんなに需要低いものなんでしょうか?私は好きなんだけどなーー
自分の感性がイカレてるのか、どうにもこの終わり方には
キツネにつままれたような置いてけぼり感が残ってしまいました
でも、あとがき見る限りでは作家さん的には描き切ったようなので、それは読者として受け入れるべきなのかな?
うーーん。。。悩ましい!
