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今回は第三騎士団の団長の料理人のお話です。
料理人の受様が英雄と呼ばれる攻様と出会い
恋仲になるまで。
受様の実家の食堂を手助けしていた料理人ですが
縁あって王都の第三騎士団の厨房で働く事になります。
第三騎士団は戦争で前線で戦った騎士団で
団長が退任すると戦争の怪我が元で第一線を退いた
攻様が団長に指名されます。
攻様は隣国と5年続いた戦いを終わられせ
英雄と呼ばれる人物です。
公爵家の次男で将軍の補佐をという立場であしたが
戦場の実務全般を回して勝利に導いた事は
戦場では周知の事実であり
実家の食堂が戦場近くの町だった受様にとっても
攻様は英雄でした。
受様は団長の攻様に料理を作る機会があるかと
期待に胸を膨らませますが
就任2カ月が過ぎても機会は訪れません。
受様はその時に備えて
仕事後に貴族料理も練習していましたが
ある夜不審な物音に気づき外に出て
「眠れない」と言って徘徊していた
ぼさぼさ髪で無精髭の不審な騎士と出会います。
ところが相手も真夜中に起きている受様は不振だと
疑われて練習用の料理を食べさせたのですが
それから彼は夜毎に現れるようになり!?
稲月しんさんの同名小説のコミカライズで
英雄と呼ばれながらも影を負う攻様と
料理人として働く受様の恋物語になります♪
小説既読で2巻発売をウキウキして待っていたら
コミックスが出るの!? と慌てて入手しました。
小説でイラスト担当された夏乃先生が
コミカライズも担当されているので
脳内イメージそのままで読めて大変良かったです♡
不審な騎士の正体は攻様で
攻様は戦争の怪我が元で剣が握れなくなり
多くの命を奪った自分が英雄と呼ばれ
団長である事に苦しさを抱えていました。
受様は故郷を守ってくれた攻様への感謝を
言葉と料理で伝えて攻様のトラウマを
癒していくのですが
実は受様の作る料理には
治癒と回復の効果がある事が判明し
受様にとってありがたくない未来が
提示されることになるのですよ ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
受様はその道を受け入れる事しかできず
それが攻様と受様のすれ違いを生んでいく
ハラハラ&ドキドキな展開です。
受様の願いは人を笑顔にする料理を作る事であり
不器用ながらも真摯なその姿こそが
受様の味方を作っていくのですが
それに気づかないいのが受様であり
そんな受様をがっちり囲い込んでいく攻様は
(わかってたけど)かなりの策士様なので
受様を自分のモノアピールしての幕引きは
納得の終わり方でした。
小説1巻ではこれからさらなる波乱となるので
次巻も楽しみにしています♪
稲月しん先生の原作小説、既読です。
挿絵担当の夏乃先生の絵で、コミカライズが読めるなんて
なんって贅沢…!✨
未読の方でも、問題なく世界観に入っていけると思います。
原作小説既読の方(自分含む)には、あのゼスが、アイルが!動いてる!
と感動すること間違いなし。
読んでいると小腹が空いてきてしまい、コーヒーと共にお菓子を
口にしながら拝読しましたw
本編では濡れ場もあったと記憶していますが、
こちらは二人が無事に想いを確認し合い、素敵なキスをするまで。
アイルの揺れる恋心と、「騙された」と傷つく繊細な心の動き、
発覚した能力に戸惑った後希望を見出すまでー
そんな一つ一つが丁寧に表現されていて、
原作を思い出しながら楽しく拝読しました。
主人公は、第三騎士団の厨房で働く下っぱ料理人・アイル(受)。
彼は戦場近くの街出身で、英雄・シャルゼスの活躍を耳にして
育ってきました。
そんな憧れの存在、シャルゼスが第三騎士団の新しい団長に任命されたー
と聞き、自分が彼に料理を作れるかもしれない!と
心躍らせるアイル。
しかしシャルゼスは赴任後、一向に姿を現さず…
そんなある日、夜中にひとりで料理の練習をするアイルのもとに、
伸びきった前髪に、無精ひげを生やした”ゼス”と名乗る男が現れてー
と続きます。
このゼスこそがアイル憧れの英雄、「シャルゼス」であることは
読者にはお見通しなのですが、そうとは知らずゼスに
料理の練習台になってもらい、軽口を叩くアイルが可愛い(*´艸`)
時折出てくるデフォルメキャラ、まあるい目をしたアイルが
ひたすら可愛く、によによしながら眺めましたw
毎晩、秘密の逢瀬を重ね心を通わせていく二人。
ゼスに市場へのデートに誘われ…というシーン。
ウキウキ気分で出かけるアイルの弾む心が伝わってきて
こちらまで楽しくなります⤴︎
髪をばっさり切り、髭もなくなったゼスの麗しい見た目が〜!!
アイルと一緒にドキドキしてしまう//
で!
ゼスに頼まれ、一生懸命作ったお弁当が
アイルの思いがけない能力の発覚と、二人のすれ違いの原因に( ; ; )
ゼスには決してアイルを騙す意図はなかったのだけれど、
結果的にアイルが「騙された」と感じてしまうのは致し方ないかな、と...
ゼスもお弁当を神殿に調査に回す前に、一言アイルに
「こんな可能性がある」と言えば良かったのになあ、とは思ってしまいます;
治癒能力が発覚してから、
”いずれ自分の店を持ち、自分の作る料理で
人々を笑顔にしたいー”
という夢とは異なる方向へ導かれ、
悩み苦しむアイルの姿が切なかった。。
神官に誘われ出かけた炊き出しの現場で、
能力を生かすことと、”料理で人を笑顔にしたい”という夢が
一つの同じ線上にあると気付くシーン。
パッと明るく輝くアイルの表情に救われます✧
憧れだった中央の厨房から、元いた第三騎士団の厨房へと戻ったアイル。
ゼスのことは忘れよう…と決意したところに!!
初めて第三騎士団の食堂へ姿を現し、
熱烈な言葉とキスを送るゼスが最高にカッコ良かった✨
切ないすれ違いもあったけれど、
終わり良ければなんとやら。
二人の周りで”ヒューヒュー!”とはやし立てる騎士たちに
私も加わってヒューヒュー言いたい!笑
で、こちら。「1」と巻数が振ってあるということは、
続きものなのですよね!?
思いがけず発覚した能力を受け入れ、希望を持てるようになったアイル。
ゼスとの一歩進んだ関係、”その先”を期待してしまいます(。-∀-)❤︎
小説の2巻もこのコミカライズ版とほぼ同時に発売されていますので、
まずはそちらから楽しみたい!
もちろんコミカライズ版の2巻も、楽しみにしています(*´◒`*)
★修正:不要(舌の絡まないキス描写のみ)(電子シーモア)
