ボタンを押すと即立ち読みできます!
やっと一冊に。結構待ちました!
こちらかなり不思議なお話で。
主人公はスランプ中の小説家・川上。
書けないから暗い、暗くなるから書けない、その堂々巡りで、そういうオーラに悪い影がまとわりつく。
そう。憑くんです。ユーレイ、オバケが。
このオバケが、見た目超カワイイ。だから一見怖くない。だけど。
…って感じで、最初のうちはほとんど怖くなくて、可愛いけどやっぱり取り憑かれてたらネガティブになるよねくらいな目で読むんだけど。
もう1人の男は配送業者の前田。
彼は「視える」人で、配達の時に川上にオバケが憑いている事に気付く。だから川上のことが気になるようになって…というのが2人の接点。
前田にも前田の抱えている悩み…というか秘密のようなものがあって…
この2人の、重なるようで重ならない想い、が勿論ひとつの軸なわけだけど、同時に川上の抱えている背景が物凄く重くて、このオバケはカワイイ顔して川上のドロドロした後悔や希死や、そういうのを引き出して倍増させる。
でもね。オバケがいないとひとりになっちゃう。それも寂しい。
寂しくても「前田」じゃダメだ、男じゃないか。踊る彼女が好きなんだ…
墓場で「和解」?する2人。これは愛か呪いか。
オバケはわかりませんって言うけど…3人いれば愛になるかも。
