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64

いらない子は異世界で魔法使いに愛される

iranaiko ha isekai de mahou tsukai ni aisareru

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表題作いらない子は異世界で魔法使いに愛される

アラスター・グリンデルバルド
稀代の魔法使いで王国魔法士団長、侯爵家次男
フヨウ
異世界転移した際に奴隷となった日本人高校生

同時収録作品いらない子は異世界で魔法使いに愛される

リアム・ホークショー
第三騎士団長
フヨウ
異世界転移した際に奴隷となった日本人高校生

その他の収録作品

  • それは、幸せの日々
  • あとがき

あらすじ

高校のクラスメイトに体育倉庫へ閉じ込められたフヨウは、気がつくと知らない場所にいた。自分の身に何が起きたのかわからないまま奴隷として売られたフヨウを買ったのは、一人の男。その男リアムから手荒に扱われることはなかったが、フヨウは彼から「キーラン」と呼ばれ、抱かれることに。だが怯え続けるフヨウに気づき、リアムはフヨウをある青年に託した。青年に連れて行かれた先ではフヨウはやはり「キーラン」と呼ばれたものの、そう呼んだ魔法使いアラスターはフヨウを家族にすると言ってくれた。アラスターに大切にされ、心と体が癒されていくうちに、フヨウはアラスターに惹かれていくが……? ネグレクトを受け「いらない子」と呼ばれ続けたフヨウと大切な存在を一度喪ったアラスター、ふたつの魂が響き合う異世界ファンタジーラブ!

作品情報

作品名
いらない子は異世界で魔法使いに愛される
著者
犬丸まお 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ピスタッシュ・ノヴェルス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403221552

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64

3.7

(7)

(1)

萌々

(4)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
25
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数3

鬱展開注意です

オープニング早々、奴隷として買われ慰み者になる鬱展開。夢見が悪くなりそうだなと思ったので、いったん読む手を止めて翌日昼に持ち越しました。第2章まで、過去のネグレクト等含め胸糞展開が続くので要注意です。

文章は読みやすく引き込む力のある作家さんで、最後まで読ませる技量は感じます。ただ、壮大な舞台設定に対して、物語の着地がテンプレ的な令嬢の撃退劇に収束しており、ややコンパクトにまとまった印象です。竜の呪いといった世界観の要素が十分に掘り下げられなかった点は少し物足りなさを感じました。

敵役である令嬢視点の章については、読者によっては好みが分かれる部分かもしれません。
女性キャラクターの描き方は、特に気になりました。ネグレクトを描く際に、父親の存在がほとんど描かれず、問題の多くが「ふしだらでだらしない母親」に集約されているように見える点や、敵役の令嬢のややテンプレ的な悪女造形など、読者によってはバイアスと感じる可能性もありそうです。
女性キャラクターが、結果として主人公を貶めるための装置のように機能している印象もあり、いわゆる「BLに女子はいらない」という極論を、悪い意味で体現してしまっているのが惜しいと感じました。

あとがきにもある通り、不憫な受けの描写にかなり力が入っており、ネグレクトやいじめ、奴隷落ちなどハードな設定が重なります。この点については刺さる読者もいるのかと思いますが、社会的なテーマを萌え要素として扱う作風は、個人的にはあまり好みではありませんでした。
作家さんの力量自体は感じられる作品でしたが、価値観の面で少し合わない部分もあり、次回作を手に取るかは様子見になりそうです。

2

いらない子が必要とされる場所は

今回は王国魔法士団長と界渡りした高校生のお話です。

いらない子と言われ続けた受様が
界渡りした世界で攻様の隣に居場所を得るまで
に本編後日談を収録。

受様は奔放な母がシングルで生み
いらない子と言われ続けた上
起き去りにされて養護施設で育ちます。

高校に入ると執拗な嫌がらせをされ
ある日の放課後に大育倉庫に
閉じ込められてしまいます。

受様は大人しく待つことにしますが
座り込んで待つうちに眠ってしまい
次に目覚めると床も壁も石作りの
小屋にいて困惑します。

そこら明らかに日本人ではない男3人が
入ってきて腕を掴んで引きずり立たされ
受様が逃げ出そうとすると

男達は顔こそ避けられたものの
容赦なく殴られられ蹴られる暴力を受け
奴隷商人に売り渡されます。

薄汚れた路地で
受様は首輪と木製枷をつけられて
物や道具同然に並べられた挙句
背の高い金髪の男に奴隷として
買われました。

受様を買主は第3騎士団長で
受様は彼が恋した腐竜討伐戦で亡くなった
魔法剣士に似ていたからでした。

騎士団長は受様を蹂躙しますが
受様が懐けば恋人になれると
楽観的に考えていましたが

無理やりに体を開かれた受様の目には
恐怖と怯えしかない事に気づくことになり
薬師の友人を介して信頼できる人に
託すことにします。

果たしてこの世界に受様の幸せはあるのか!?

WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
加筆改稿しての書籍化で
亡き人忘れられない攻様と界渡りした受様の
異世界転生ファンタジーです。

スタートからして受様が不憫すぎ
第3騎士団長が攻様にしては悪手だなと思ったら
攻様じゃなくてほっとしましたが

本作の攻様は第3騎士団長ではなく
彼が恋した人の恋人と言われた魔法師団長こそが
今回の攻様なのです♪

攻様は侯爵家次男ですが稀代の魔法使いであり
魔法の才を伸ばすために訪れた魔法塔で
兄弟子だった魔法剣士と懇意になります。

やがて攻様は魔法士団長となりますが
王弟が兄王から玉座を簒奪しようとして
手を出した禁呪の力を操れず

呪いの化身となった腐竜討伐を命じられますが
攻様が消滅の極大魔法を仕掛けた際に
瀕死の腐竜のはなった呪いから攻様を庇って
散った人が件の魔法剣士なのです。

攻様は魔法師団長の地位を辞して
引き籠った生活をしていましたが
攻様は受様を見た瞬間から今までの生活を
変えていく事になります。

攻様や第3騎士団長と親しい薬屋
攻様の兄弟子で心を通わせていた魔法剣士
魔法塔の主で攻様の師匠である大賢者
攻様との婚姻を望む公爵令嬢

受様と魔法剣士の繋がりの伏線が巧みで
惹かれ合っていく2人の前に
攻様を欲する令嬢が迫ってハラハラですが

受様を救い出す攻様の怒りMAXな報復が
令嬢と父公爵の矜恃を思い切りへし折っていて
たいへん小気味よく

受様が攻様の隣を居場所とするまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/

3

キーランが読みたい!

笠井先生追っかけで購入。予備知識ゼロで読んで面白かったのですが、ちょいちょいヤなところがあったので萌にしました。受けが割と不憫さんなので(不憫に思うシーンがそこそこある)それが大好物な方にオススメかな。本編340頁ほど+後日談30頁超+あとがき。

虐められ閉じ込められた体育館の倉庫に居たはずなのに、気が付けば異世界にいたフヨウ。奴隷商人に売り渡されたものの、売れ残って、商人からあまりいい扱いを受けていない時に、ある男に買われ・・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
キーラン!!!!(故人、美人)、ユージーン(薬師、いい人)、リアム(フヨウを買った)、大賢者、サディアス(冒険者)、攻めや受けに仕える方々、悪党ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めはサンクレステッド王国最強の魔法使い。どっちかというと自由奔放という印象。最愛のキーランを失って引きこもり中だったところに、ユージーンが一目でキーランの生まれ変わりと分かるフヨウを連れてきたもんだから掌中の珠のごとく扱ってます。まあそりゃそうだよね、二度と失いたくないもんね、、、過保護がちょっと過ぎますが。

受けは身持ちの良くない母から生まれ、あまり面倒を見てもらえず最終的には施設に入っていた方。フヨウ=不要と名付けられた意味をしり、人と関わることを避けていて、異世界に行ってからも奴隷からのスタート、買われた後は性奴隷な扱い。そりゃ心も閉じますわ。なんとかアラスターや周りの方の愛情で、人間らしくなっていきます。

そんな二人の恋話でした。お話の行方が気になってするする読めました。お話本編は確かに良いのですが、それよりなにより気になったのは故人であるキーラン!
騎士団が苦戦するような魔獣をさっくり倒して核を取り出して、あとよろしくね的にさっくりアラスターのところへ帰っていく・・・!そう、強くて風のような方という印象を受けたんです!超好みなんですが!

キーランのスピンオフなんて出ないですよねえ・・・・フヨウに生まれ変わってるんですからねえ・・・・

2

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