つるぎ
ファンタジーが好きで、騎士団×オメガバースなんて面白そう…!
とワクワクして手に取りました。
実は私、はじめ表紙を見て攻め受け反対だと思っており…;
読み進めてビックリ!
表紙の向かって左側が攻め、右側の黒髪男子が受けでした。
初読みの先生だなあと思っていたら、
こちらIKA先生のデビューコミックスとのこと。
単行本発売おめでとうございます✨
以下、結末に触れるネタバレありのレビューとなります。
未読の方、ご注意ください。
王の信頼篤く、王族の護衛がその役目である騎士団の二人。
そんな彼らが最終的に、とある思いを叶えるため
身分を捨てて反逆者となるまでが描かれた、壮大な物語です。
オメガバースの世界観でもあるこちら。
騎士団トップの総長に就任したノイシュ(受)が、実はΩ(作中では”ベイン”と呼ばれます)であることがルネ(攻)にバレてしまいー
というところからお話が始まります。
まず、戦闘シーンが本当に格好いい!!
スピード感・迫力ある描写に圧倒されます。
少年漫画を読んでいる時のようなワクワク感があって興奮…!
アクションシーンがお好きな方、きっと刺さると思います◎
硬質な感じのする絵柄も、少年漫画っぽさがあります。
そして、ストーリーと二人の恋愛描写について。
こちらがちょっと、特に終盤にかけてがかなり駆け足気味に感じ、「あれ?」となったところでした。
討伐対象の山賊たちの中にいた、元王宮騎士団の男・エルガー。
彼は知り合ったベイン(Ω)の娼婦・シェリを通じてベインの境遇を知り、現状を変えようと立ち上がる。
そういった事情を知った受け・ノイシュは
捕えたエルガーを逃がすことを決意し、
国を変えるために立ち上がるー
(思いに共感した攻め・ルネもそこに加わる)
というのが、ざっくりとした後半〜終盤にかけての展開になるのですが、、
まず、「なんでそんなにあっさり?」と首を傾げてしまったのが、
ノイシュの実家の両親の「全面的にサポートするよ!」的姿勢。
Ωであることで心配していた息子が栄誉ある騎士団トップ、総長となり、両親は共に誇らしかったはず。
それが、「Ωの現状を変えるため」とはいえ
王家に叛逆を企てる息子の背中を、ぽん!と押す…
なんてことが、出来るのかなあ。。
父親は「お家取り潰しになっても構わん」的なことを言っていたけれど、ちょっと個人的には現実味がなくて(ファンタジーであることは重々承知しているのですが;)ええ!?と驚いてしまった部分でした;
また、エルガーを処刑場から逃がしてその後、どうやって国に立ち向かう?
今の制度を変えていく?
という、大きな見どころ(だと私は期待していた)部分、過程の部分が、まるっとカットされている…
”その後二人は多くの人々を救いました”的エンドに、
「えええええ!」と心の内で叫びました;
「1巻」との巻数もなく、特に続きものではないようで、もやもやと消化不良です。。なんだかポツンと取り残された感。
攻め受け二人の恋愛過程についても、
もう少し濃いめに、丁寧に詳細を追っていきたかったかな、、
「濡れ場がない」ことが不満なのではなく
(描き下ろしにオ◯ニー&ア◯ニー描写はあります)、
壮大な「Ω救済ストーリー」の中で、恋愛描写がやや淡白に感じられたためです。
と、色々辛いことを言ってしまったのですが;
作り込みが大変だろうと思われるファンタジーの世界観で、
何が起こるのだろう?とドキドキワクワクさせてくださったことに感謝したい!
先生の次回作も、ぜひぜひチェックしたいと思っています☺︎
★修正:tn白抜き(がっつり白抜きで何も分からないシーンも)
濡れ場はなし、描き下ろしにオ◯ニー&ア◯ニーシーンがあります(電子シーモア)
