電子限定描き下ろし付き
雑誌で連載を読んでいるときから、好きな作品です!
八木羊次郎先生の作品は初めて読んだのですが、この完成度の高さで商業BLデビュー作品とは驚きました。
絵柄の美しさ、キャラクターの魅力、1話目から引き込まれるストーリー。
雑誌の全プレ(ニューフェイス折本)も、ラインナップに先生が入っているから応募したくらい、ファンになりました。
ケーキバース作品はいくつか読んできて、ケーキとフォークが一見すると逆に見えるお話も読んでいました。
こちらの作品も、一見すると高橋さんがフォーク、翠がケーキに見えますが、実際は逆。
そんな二人の出会いは印象的でした。
単なるナンパのようでいて、とんでもなく奇跡的な出来事。
特に翠にとっては、まるで救いのような。
でも、それが高橋さんにとっても特別な出会いになる…。
大人の駆け引きのような遣り取りもありながら、翠の控えめさと押しの強さのバランスが絶妙。
高橋さんのスマートさと、翠にめろめろな情熱さのギャップに惹かれる。
二人のそういう姿の描き方が素晴らしくて、引き込まれます。
この魅力を言葉で表現するのは難しいので、是非とも読んでほしいです。
八木羊次郎先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
健気 4
甘い 3
溺愛 3
エロ 2
な感じだと思います。
高橋さん×早谷川さんのカプです。
ケーキバースものは数作品読んだことがあるのですが、今作はケーキの高橋さんには月に一度発情期があったり、早谷川さんも高橋さんの側なら味覚や嗅覚が戻ったり、今まで読んだケーキバースにはなかった折角が折り込まれてます。
他にも、ケーキはフォークに食べられるような、身の危険がある描写が多かったケーキバースですが、今作のケーキバースはそういった雰囲気が無いので、ある意味安心して読むことが出来ると思います。
ケーキの高橋さんに発情期がありますが、オメガバースのようなものとは違う描き方になっているので、エロ要素としてはそんなに期待出来るものではなかったです。
因みに、絡み描写も何度かあり、高橋さんと早谷川さんが身体を重ねていますが、明確に2人のモノや繋がっているような描写は無いので、かなりあっさりめです。
最初の出会いと再会では、少し遊び人な高橋さんとツンとした早谷川さん。しかし、少しずつ早谷川さんのことが気になる高橋さんと、高橋さんの側では食べる喜びや一緒にいる幸せを噛み締めて、無邪気な表情を見せる早谷川さん。
再会した時の2人の仲が少しギクシャクしていたけど、徐々に惹かれ合っていく、甘くて優しいケーキバースを、是非とも読んでほしいです。
