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かわいいお話なんだけど、受けも攻めも何考えてるかわかりづらかった。
特に受けの武藤の意志が弱すぎて弱すぎて。
どうにも好きになれませんでした^^;
須山の誘いを断り切れず身体の関係に流されてもうこんな関係辞める!って言うのにまた流されて。
はっきりしろ!て思うけど確かに好きなんだろうなと思うシーンもあります。なのに須山に黙って東京に進学。これって「単なる流されぱなしじゃないんだ」ていうかっこつけとか意地のように見えました。
須山が好きだという自覚がないから仕方ないのかもしれないけど。
けど離れても心のどこかで須山が気になって、でも仕方ないまま大学生活は過ぎていきます。
須山も意地を張って会いに来ない。なのにずっと無言電話??
武藤も女の子と付き合ったり、何がしたいかわかりにくいな~。
とにかく意地をはって離れてる期間が長いです。
離れてる期間が大事だったと思える話もあるけど、これはただただ長い時間を無駄にしただけに思えます。四年以上も素直にならずに無駄にして…
二人とも一体何やってるんだか。
それと、武藤がそんなにMでも、ないような…
須山もSといえばそうだけどわかりやすいSではなく、何となく期待していたSとM属性ではなかったのも残念でした。
「こいつが18なら俺40」でこのシリーズの最初のお話を読んで気に入ったので、こちらの方も読んでみました。
2人の馴れ初めは「こいつが18なら俺40」で知ることはできるのですが、そちらを読んでいなくてもざっと説明があるので理解はできます(最初のお話も面白いですが^^)。
こちらのお話では既に須山が腹黒ということは武藤にバレているんですが、まだ恋愛感情は武藤には生まれていなくて(というか気づいていないw)、高校を卒業を機に須山から離れる決心をする武藤。
結局二人は結構長い間会っていなかったんですが、実は須山は着実に武藤を手に入れるために裏で色々やっていたという…
その時間とやっていることの地味さを考えると、すごい執念です(笑)。ジワッジワッと獲物を追いつめる狼のようですw。
武藤を苛めるのが好きな須山君だけど、今回は一重に須王の執念の賜物だなぁ~と須王君に萌えた作品でした。
高校生の須山は周囲には優しいのに、エッチの時になると武藤を押し倒して、嫌がる顔を見るのが趣味という男です。(笑)彼は、武藤をいじめて喜ぶSなのです。(笑)
いつも須山に流されてしまう武藤ですが、これは本当の関係ではないと思い、彼から離れようとするのです。大学進学と同士に須山から離れることに成功します。須山と離れたことで願いが叶い、武藤は流されることもなくなったのに、それでも何も感じなくなってしまう彼がちょっとかわいそうでした。再び武藤の前に須山が現れたとき、本当のSはMから声をかけたり、欲しがるまで何もしないんだなと感心してしまいました。(笑)
主役の二人って、べつにSMでもないんですよね。(まあ実はイニシャルなわけですが)
攻めは受けの恥ずかしい姿を見るのが好きなだけで、真に嫌がることはしないし。受けはただのツンデレな気が。
「あえていうならS」「あえていうならM」って程度で、このぐらいごくごく普通だと思うよ。プレイがどうこうって話じゃなく、精神的な部分でもめっっちゃ普通だと思う。
それはそれでべつにいいんですが、「このタイトルから期待されるもの」と「中身」とがあまりに解離してたので、読みながらかなりモヤモヤしました。
それよりなにより受けの性格が好きになれなかったです。別れるようなことを言っておいて、相手の様子を伺ってみたり。なにも告げずに遠方に進学しようとしたり。試すなよと。ちゃんと言いなよと。
SとMって言っても、むしろ主人公達のイニシャルで釣りぐらいの感じで。
それでも、全くの子供じゃないので、Sの須山は武藤のことを緩急つけて落とそうとしています。
対する武藤は「ニクヨク」に流されているつもりで、実は普通に須山と恋愛がしたい。
ドSな須山に普通の恋愛なんて甘い物を求める当たりが既にMだって気付いてません。
終始一貫して武藤を好きな須山に対し、覚悟の定まらない武藤は高校卒業を機に一度は逃げ出しますが、用意周到な須山にとうとう捕まって、、。
ちょっとオバカさんだけどまっすぐで素直な武藤にがいったいどんな肉奴隷として開花していくのか?
続きは「SとMの蜜月」で!!(嘘)