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おもしろーーー!!!!
幼なじみ四人でボードゲームをして、止まったマスの指令を実際に(現実に)行うっていうものなんですが…
カンボジアに学校を造る、五百万の絵画を買う、婚約を破棄する、と無茶苦茶かつ高額なものばかりなんですが何しろ優勝賞金が2000万なんでねー!!
ゴール近くになると右隣の人とキスをする、フェラチオされる、最後にいたってはセックスする~なんてマスもあったりで(ちなみにマスはシールで隠されてるので止まってみないとわからない)
2カップルの話ですー
二組とも好き(*´Д`*)v
夜光さんの話ってシリアスなのが多いけど、今回は一人掴み所のないキャラがいたせいか、笑えるシーンもあったりしてよかった♪
金持ちのボンボンから父の事業が失敗しいっきに転落したヒロ
子供の頃からの幼馴染3人と自ら距離を置き疎遠になって8年
仕事はうまくいかず人に頭をさげることなどできないプライドの高い自分に
嫌気をさしながらもかえられないモンモンとした日々をおくっていたある日
幼馴染の平良が現れ「ゲームしようよ。昔みたいに」と誘いかけてくる。
もう、すごいおもしろくて一気読みしてしまいました。
平良が持ちかけてきたのはリアルライフゲーム、人生ゲームのリアル版で
マスに書いてある指示をリアルにこなしていかなければならない。
幼馴染の4人がそろい昔のように楽しむかとおもいきやマスの指示がどんどん過激になってきて4人の中で一番幼く弟のように可愛かった翔太の変貌をかわきりにどんどん隠微なベールにつつまれてゆく
リアルなのでマスの指示に「婚約者と解消」「500万の絵を買う」「学校を建設」「新築をたてる」貧乏なヒロがこんなマスにとまったら破産するに違いないのに違約金の30万をはらわず続けてしまう。
もう、メインの平良×ヒロもいいのですがトーヤ×翔太がすごい・・・・。
こちらのほうがよりドラマティックで翔太がいきなり大人びてビックリです。
自分の気持ち(トーヤを好き)に気づた時から婚約者とトーヤの間でおろおろするかと思いきや思い切りトーヤを誘惑しまくり・・・・。おそろしいっ
結婚するまでの間ならトーヤとたくさん愛し合えると想いゲームに俄然やる気をだす。
ヒロにとって翔太は可愛い弟のようでお互い幼馴染に世話をやく同盟みたいなところがあったのに知らない人になったようでとまどうヒロが切ない。
ゲームの指示でヒロは「アナルでいく」をひいてしまい翔太の一言でみんなの前で平良に好きにされイカされるところ見られちゃう。
翔太の誘惑が怖い・・・・。平良も気をつけないとヒロとられちゃうよ?
とにかく、どんどんゲームが怪しくなりそれでも引けなくなって友達から違う領域へととびこえちゃう4人がすごいです。
翔太は婚約者との結婚をやめようとはしないけどトーヤの陰湿な執着があるのでどうせ結婚相手はけちょんけちょんにされちゃうんだろうな・・・。
平良とヒロはすごいラブラブでよかったよかった。
最後の「またゲームしようよ」はかなり怖い・・・・・。
せっかくカップルになったのにこれ以上なにたくらんでるんだ平良・・・。
ストーリーかなりおもしろかったです!
普通の、メインカプがどういう経緯で出会ってどうやってくっつくかというストーリーではありません!
4人でゲームをすることから始まります。
昔から仲が良かった平良と佳宏と翔太と透矢。
そんな4人が久しぶりに揃い、平良の提案でまたゲームをすることに。
平良が用意したゲームはその名も”リアルライフゲーム”
ルールはいたって簡単。リアルライフゲームという名の通りマスにかいてあることを現実で実行しなければなりません。
優勝者には賞金二千万円。しかしゲームを辞退するにも多額のお金が必要になります。
マスに書いてあることがすごかった…!
カンボジアに学校を建てるだの婚約を破棄するだの…。
もちろんこれを実行しなければゲームは進みません。
そしてそれは段々進むにつれて酷くなっていきます。全裸になる、フェラしてもらう、右隣の人とセックスをする――。
もう次にどんな指令がくるかドキドキしながら読んでました。
キャラも4人とも個性的でよかったです。
平良はお調子者でちょっとはちゃけた感じ、透矢は毒舌、翔太は他3人より年下とあって可愛い感じ。佳宏が一番まともだったかもw
話は翔太視点と佳宏視点で進んでいきます。
最終的には2カップルできます。
ほんとに飽きずに読めました。色んな方に読んでほしいですw
そして夜光先生の書く執着攻めはやっぱりすごい(笑)
余談ですが翔太の駒だけちょっと小さいのに透矢と同様私もツボってしまいましたw
面白かったです!まずはシンプルにそれに尽きます。
ページを開いて二段組だったことに少し驚いたのですが(知識少ないもので…このレーベルさんはそうなのでしょうか?)全く関係は無く、とにかくぐんぐん読まされました。
特に序盤の緊迫感が大好きですが、中盤以降も四人のキャラクターそれぞれの背景が語られ、そして終盤の怒涛の『王様ゲーム本番アリ(笑)』展開に入ってからも、人物の意外な素顔や関係性(特に翔太と透矢!)が明かされていき、息もつかせぬという感じでとても楽しく読ませて頂きました。四人ともいわゆる良い人キャラではちっとも無いのも、かえって必要以上の感情移入を防いでいて読みやすかったです。
先生曰く映画的なラストも良いです。実際映画でもなかなか面白そうだし、18禁ゲームでこういうのあってもイイかも、とも思いました。
女性向けだからといって全く加減されない夜光花先生の極限心理サスペンスものです。リアルライフゲーム、なかなかにスゴかったです…。最初は重苦しい悲劇調から、だんだん喜劇に変わっていく過程が面白かったです。ブラックユーモアが効いているので、正攻法のBLに飽きた人にオススメです。
極限状況下の 集団心理に起因して驚くような異常事態が起こったりする事もあるので、それ程不自然に感じずに楽しめました。展開もだんだん読めてくるんですが、それ以上にキャラクターも右斜め上の行動を取るので、最後まで飽きる事無く楽しめました。
好き嫌いはともかく、設定も斬新であるし、効果的に使っているので、良く出来た作品に思いました。メンバーの四人ともキャラが立っているので、ストーリーに没頭しやすかったです。平良が得体しれないキャラクターで、無邪気で済ませられるかギリギリのラインの攻めでなかなか新鮮でした。四人の恋愛カルテットもスパイスが効いていて良かったです。
あとがきを読んで、編集者の人の意向も大きかったようで、作家さんの才覚に編集者の人のアイデアも加わり、面白い作品が生まれるという実例を見たように感じました。
それにしても少年神シリーズと同じ作家さんが書かれているとは思えない…。
ストーリーテラーであり、沢山引き出しも持たれている作家さんだと今更ながら感心しました。