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西条希一(一匹狼タイプ 霊の存在を頑なに否定)×天野歩(霊媒体質 西条に纏わりつく黒い影を気にしている)
中学で同じクラスになった西条の背後に不吉な黒い影を見て気にする天野ですが、その時は自分の霊媒体質の状態がひどくなったことで学校に通えなくなり、(一度偶然出会うものの)そのまま疎遠になってしまいます。24歳になった天野は父親から一人暮らしを強要されますが、引っ越したばかりのアパートの隣に住んでいた西条と再会します。未だに黒い影を纏っている西条を何とかしようと奮闘しますが……
あぁ~やっぱり夜中に読んだらダメですね。実際はそれほど怖い話ではないのですが(怪談は苦手という事もあり)途中ゾクゾクしてしまいました。…とは言いつつ、全体的にはコミカルな印象の方が強いので、苦手な方でも楽しく読めると思いますよ。
とにかく天然でぽわぽわキャラの天野がとても可愛くて良かったです。意外に強引で空気を読まない無神経な行動が面白く、それに振り回されつつも冷静に突っ込む西条とはぴったりのカップルだったと思います。二人のやりとりに何度ニヤニヤしたことか…すごく楽しめました。最初はそっけなかった西条が徐々に天野には気を許すようになり(餌付けされた感もありますが)、結局はメロメロになってしまうという展開も私は大好きな展開だったので余計に良かったです。
コミカルで甘々な二人のやりとりと、あまり深刻過ぎないながらもスパイスの様な役割になっている怪談ネタとのバランスが絶妙で、最初から最後まで楽しませていただきました。
タイトルからは想像も出来ないほどに可愛いお話でした。
なにが可愛いって、受けの歩が本当に可愛い!美少年設定では無いのですが、すごく天然ピュアでとても良い子。小動物を抱きしめたくなる、そんな可愛さです。
西条君を助けるために必死で頑張る姿に、こちらも素直に応援したくなってしまいました。
「男同士なのに・・・」とかそんなこと全然気にしません。好きと思ったら素直にそう言ってしまう、歩のある意味無敵な天然具合にだんだんと毒気を抜かれていく西条くんもまた魅力的です。
口では「ウザイ」とか言いつつも歩の料理に餌付けされたり。「お前の匂いが好き」とか本能のままに肉体関係まで発展させてしまう西条が、意地悪の中に徐々に愛情を見せて来る過程に・・・きゅんきゅんです。やられました・・・・
さすが夜光先生、えっちは濃厚でメロメロです。ごちそうさま!
歩に霊能力がある設定ですが、ぽや~とした歩のキャラのおかげかあまり怖く無かったです。苦手な方にも是非読んで欲しいと思います。
続編も出てくれないかな・・・二人があまりに可愛かったので。
歩がエロくて可愛い!しかも、アホの子!
小山田あみ先生のイラストが好きなので、小山田あみ先生のイラストじゃなかったら不浄の回路には出会ってないと思いますが、歩が可愛いくて大好き!
小山田あみ先生のイラストがエロい!
乳首責めも盛りだくさんでめっちゃ、良かったです(*´ω`*)
そんなに乳首で感じるんなら、乳首だけでイかせてあげて!
とマジで思いましたよ。
西条君、良い迷惑だなwと思いながら読んでました。
それでも、歩が大好きな西条君!
これからも、ちゃんと手綱引いてあげてね♪
友達がしきりに薦めてくるので購入!
まあもともと作家さんとイラストレーターさんが好きだから買う予定だったんだけど、あらすじ見て若干揺らいだんだよね;
ミステリーな感じってあまり好きじゃないので…。
でも買ってよかった!!すごいおもしろかった!!
受けがあの子みたいだった~秘書育成中。の安岐くん(>ω<)
あたしあの話通じなかったり、ピントがズレてて思わずイラっとする感じがたまらなく好きなんですよww
実際攻めが何度も受けに「ウザい」って言ってて萌えたww
霊とかそういう単語こそ出てきますが、気負わずに楽しめます♪
夜光さんにしてはエロシーンががっつりな感じで、またそこが良かったですv笑
続きを同人誌でぜひ読みたいなあvv
これは自信を持ってお勧めしたい1冊です。
ネタバレです。
読み始めは、純真無垢で天然チャンで、一人では何も出来なさそうな受けが受け入れられず(←駄洒落ではありません(^_^;))うなりながら読んでいたのですが、数々のエピソードを経るうちに、歩(受け)がしっかりした常識を持ち、料理上手で自活力のある、きちんとした子だということが分かってきます。
これが希一(攻め)の心の声で全てを言わせてしまうのではなく、歩の性格が見えるエピソードがひとつひとつ丁寧に書かれているのがとっても良いんです!
読んでいるうちに歩を大好きになってしまうと思います。
隣の部屋の歩の想い人、希一は、代々男子の寿命が短い家系に生まれ、本人も背中にどす黒い霊魂を載せており、希一自身の寿命もあとわずか。
そのことが、霊感のある歩には分かってしまいます。
それを必死で訴えようとする歩ですが、霊感商法アレルギーの希一に一喝され、すごすごひき下がります。
希一のもともとの孤高感、やさぐれ感は、つけ込むスキや甘さのないリアルなもので(後半でその理由が分かります)人物描写がすごく巧いと思いました。
希一のために出来ることは何だろうと考える歩には、自分の好意を突っぱねる希一を責める気持ちはこれっぽっちもありません。
自分の差し出す手を取れば、霊能力で霊を鎮めることが出来かも知れないのに、などと思い上がった気持ちもありません。(むしろ読み手の私がそう思ってしまいました☆)
そして憑いている霊本体に一人で会いに行く歩。
命をかけて堂々と霊と対峙する歩は自信に満ち溢れ、大切な人を守りたいという何かキラキラしたものに包まれているようで、読んでいても大変まぶしく感じました。
そしてラストに大切なカードが何枚も切られます。
実はあの時はこうだったんだ、という過去の事実や、希一が「好き」の代わりに歩に伝える大切な台詞。
感動のダメ押しとでも言うのでしょうか。ぜひ実際お読みになって確かめて頂きたいです。目頭が熱くなること請け合いです。私はボロボロ泣いてしまいました(;_:)
希一が、ボケボケの歩の頭をポカっと叩いてしまうやりとりは、二人とも可愛くて大好きでした。
エロもがっつりですが、むしろなくてもお話が成立するような完成度の高さと深い感動があります。
読んだ後、歩に心を浄化してもらったような、暖かな読後感が残りました。
小山田あみさんの、イメージぴったりのイラストを含めて、神評価です。