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表題作無頼庵

用心棒
八千代丸

あらすじ

借金のかたに家族との思い出が詰まった、大切な道場をヤクザに奪われた八千代丸。 道場を取り戻すため、伝説の用心棒・無頼庵に道場破りを依頼するが、返り討ちにあってしまう。 もう一度戦いを挑むため、山へ修行に出た二人。 次々に襲いかかる試練に立ち向かいながら、いつしか二人の間には言い知れぬ深い情愛が生まれ…!?

お前のためになら、死ねる…!

出版社より

作品情報

作品名
無頼庵
著者
櫻井しゅしゅしゅ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784862524591
3

(7)

(1)

萌々

(0)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
19
評価数
7
平均
3 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数7

ぶっとび展開は健在

しゅ×3さんらしい、その場の勢いだけで描いている(笑)ようなノリの漫画です。
ヤクザの道場をのっとられた八千代丸は、道場を奪回するために、伝説の用心棒・無頼庵にヤクザを追っ払ってくれ!と依頼します。
一時は用心棒を廃業していた無頼庵ですが、八千代丸の泣き顔を見て、復活することを決意します。
普通であれば、ここまで来るのに物語の大半を使うのですが、いきなりすっとばします。
しゅしゅしゅさんにしてみれば、この展開はもう読者の皆さんもお分かりだろうから、軽く流すよ、ということでしょう。
そして黒澤監督の「用心棒」のごとく威勢良く乗り込んだ2人ですが、見事に返り討ちに遭います。
ここで普通の作家さんなら、作戦を変えてなんとかヤクザに立ち向かおうと画策するところですが、
しゅ×3さんは、無頼庵を山篭りさせるのです。
いや、この力技、不条理はまったく衰えていませんです。
そして普通に山篭りでLOVEするのか思いきや、超絶なアニマルファンタジーがそこから繰り広げられるのです。
さすがにこの展開が許されるのは、ごくわずかな漫画家さんしかいないのでは…
昔のしゅ×3さんはギャグとエロが濃密に絡み合って世界観を作り上げていましたが、今はギャグとエロが分離しているかもしれないです。
最後は、ハッピーエンドで終わりますが、無頼庵と八千代丸のキャラは、ほかにもいろいろ使い道がありそうなので、さらに奇想天外な続作を期待します。

2

久々にヒット

しゅしゅしゅサンって絵柄最近すごく変わりましたよね。
小説の挿絵で、「あれ?これって・・え!?』と驚いたのを覚えています。
漫画もこの感じでということは、完全に移行したのでしょうか。個人的には、線が細くなっててコチラのほうが絵的には好みですが。
話のほうはといえば、相変わらずのノリでした。健在。
ただ、あとがきにも有りますが「ラブを!」ということで、過去の作品にくらべたらゆるめになっているのではないでしょうか。エチシーンとか、そのラブが生かされてかなりイイ。悪乗り!くらいのアホアホも好きですが、これまたいい。
森の仲間に、サイは無いだろ~と思いましたが、熊はいい味だしてました。
「この熊でなし!!」は名言だと思う(笑
フンドシもかなり良かったwwww
浪人風の着物、髪。筋肉。何かにつけてツボ。
一瞬時代物!?うほwと思っていたのに現代だったりと。
タイトルカッコええと思ったら名前だったりと。
最近しゅしゅしゅサンの漫画は読まなくなってたんですが、コレきっかけに読み再開しうようかと思いました。
エチシーンもエロ綺麗でした。絵のレベルも完全上がってますw

6

なんかすごい

これだけシッチャカメッチャカなのに、
どこかまとまっているような??? いやでも、やっぱり全然まとまってないような???
でもとにかく、面白かったです(^O^)/

それにしても、シッチャカメッチャカすぎてレビューが書きづらい……。

無頼庵と八千代丸が山籠りして、熊が出てきた時はビビッたけど、なんだか、新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」のヒグマドン VS 井上雄彦「バガボンド」の武蔵  みたいな……。夢の対決! みたいな……。


なんだか、このレビュー意味不明ですが(^_^;)
他の方のご意見、気になるので、読まれてみてください。と思います。

好みは分れるだろうけど、
無頼庵のふんどし姿が素晴らしいので、
それだけでも一見の価値ありです!!!

2

可愛い~

さすがしゅしゅしゅさぁ~んっ

オールでぎゃぐなのか、まじなのか、わかんない感じなのが自分的好きっ

笑えところは笑えて、決めるところはちゃんと決めているっ

くま一家の話が可愛いかった

気を抜いた瞬間に笑えるところが来たりして、この作品はいろんな意味で楽しかったです。

くまは喋るし、無頼さんはヘタレ気味だし、八千代丸は可愛いし、着ぐるみだったり


是非読んでみてくださいっ

1

受けの泣き顔に惚れました

タイトルが無頼庵で、攻めの名前が無頼庵です。
昭和なのか江戸なのか西部時代なのかさえもよくわからないなんちゃって和風世界です。
あまり頭を使わずに、ゆるっと明るく楽しめます。

伝説の用心棒・無頼庵 天然硬派攻め×近衛八千代丸 メガネ天然受け
病気の兄の手術代を極龍会から借金をしたら、代々経営していた道場を乗っ取られてしまう。
公園の情報屋から、無敵を誇る用心棒のスペシャリスト無頼庵の名前を聞いて頼みにいくことに。

八千代丸の泣き顔に、攻め共々やられました。
子供のように手放しな泣き顔が、もう可愛くて可愛くて!
絵が綺麗なだけに、このシーンだけで悶えてしょうがなかったです。
こんな顔を見せられたら、無頼庵が言うことを聞かないわけがないですね。

道場破りも最初から上手くいかず、山籠りという旧設定もさることながら、熊が出てきてから、とんでも設定になったと思います。
熊でなし、アニマルの最終奥義……、笑いをこらえるのがどんどん困難に。
ここまでコメディー要素を入れておきながら、エロだけはコメディーになり過ぎず、自然に入っていたのが逆に不思議でした。
最後の道場を取り返すシーンが1巻に収める為とはいえ、あっさり目だったのが修業していただけに物足りなかったです。

続編があったら、兄様VS無頼庵を期待したいです!

0

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