拓海
「幸福のスゝメ」「キミの温度」の番外編です。1年の四季に合わせて、エピソードが書かれていました。
「春」
真が幸福と再会する1年前の高校入学時のエピソードです。
離れていても、ハルちゃんを想う真にキュンとなりました。
「夏」
実と瑞雲が恋人になってからの花火大会でのお話。
実が瑞雲のバイト中に、わたあめや焼きそばを持って差し入れに来ます。相変わらず、イチャイチャしている二人に萌えます。
「秋」
祥が小6で心が中1の頃のエピソード。
弟を連れて帰っている時に、いなくなった母親を思い出して切なくなる祥。心が自分のマフラーを巻いてあげます。
この二人を見ていると、将来くっつくのではないかと、温かく見守りたくなります。
「冬」
瑞雲が援交をしていた中1のクリスマスでのお話。
弟達にケーキを買ってあげようと、学校の先生とエッチをします。この先生がしつこくて、解放されたのは真夜中近く。ケーキを買って家に帰ると、心配した実や弟達が瑞雲を探していました。
自分が愛のないエッチが好きじゃないので、先生とのエッチが読んでてつらかったです(おまけに拘束してるし。相手は中学生なのに!)ほんと、瑞雲には幸せになってほしいです。
切なかったり、キュンとなったり、いろいろと楽しめました。一生懸命な平賀家のみんなには、幸せになってほしいと思った読後でした。