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ショタ苦手によるショタ作品のレビュー
ショタ苦手なので参考にならないかもしれません。
レビューがなかったので、本当に心苦しいのですが失礼いたします。
【大切をきずくもの】
雨に降られて家路を急ぐ途中で雨宿りしている同世代の少年を家に招き入れる中学生？(年齢不詳)の話。
もう目玉が飛び出る出来事の連続です。
初対面の子を家族で暮らす家に入れる→ひとりにする→えろす！！という…。
軽い。軽過ぎる。
【あまいアマイ夜】
花屋のお兄さんに恋する飼い猫(飼い主は近所の少年)の話。
「人間になって話がしたい」という願いが叶って、飼い主の少年と入れ替わるのですが…。
オニショタです。
魔法が解けたらそうなるよね…という話です。猫の気持ち…。
【目に手にアイに思うこと】
妹(赤ちゃん)に泣かれるのが嫌で帰宅拒否の小学生と、同じマンションに住む中学生？高校生？の話。
えーと、「帰りたくないから泊めて」→「ベッドひとつしかないからだめ」→「それでもいいよ」→「一緒に寝たらイタズラしちゃうゾ」な展開です。
ええ、イタズラされます。
【春にして君を想う】
同じ小学校を卒業して、来週から別の中学に入学する2人の話。
片方は公立、もう片方は私立のようです。
別の学校に行くことを話してもらえなかった悲しさと寂しさ、までは切なさを共有できたのですが、そこからのえろす！！で置いていかれました。
【GLITTER MINT】
家出した小学生を家に招き入れた顔見知りの中学生か高校生の話。
もしかして一人暮らしの大学生か社会人かも。
流れ的には3話目と同じです。
双方あっけらかんとしています。
【ポケットに青春】
一方的に懐いてくる友人に戸惑う中学生の話。
天真爛漫風な友人は実は結構策略家でした。
これは、恋が始まったのでしょうか。それともお年頃的にそういう興味の範囲？
【S・O・Sロマンティック】
登場人物が唯一の大学生です。
友人に彼女ができないように立ち回っていたのに、たった一回の合コンで彼女ができてしまった。
さて、どうする、という話です。
大学生設定だったからかこの話はふつうに読めましたが、ページ数の半分ほどえろすなので、もう少し心理描写で読みたかった…。
【呼吸】
その昔、入院するために引っ越した友人の住む街へ引っ越す(大学進学？)少年の話。
短い作品で言葉が少ないので２回読み直しましたが、冒頭で主人公が手にした手紙は約束通り、入院先から友人が出した手紙で、待ち合わせと言っていることから今は完治しているものと思われます。
えろすにページを割くより、離れてからの2人の様子をコマ送りででも描写してくれていたら、わたし的にはもっと萌える短編だったのに、と思いました。
全体的に説明や心理描写よりもえろすです。
ショタに関しては描写する心理がないと言うか、すごく軽いノリでえろすに突入するので、ショタによるえろすを堪能するための短編集でした。
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