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新創刊! カタログとBGMが1冊になって内容充実、ボリュームアップ!!
今更ですが、嶋二作品を読み飛ばしていたようなので・・・
嶋二『恋のチャイム』
16Pというショートコミックなのですが、もう恐ろしいほどの萌えを放っています。
クラスメイトの二人は、ゆるーい会話を交わす関係。
黒髪短髪男子と、メガネ男子。
「人の心が見える」という黒髪男子に対し、そっけない態度をとっていたメガネ男子だが
「俺の心の中を読んでみろ」と見つめ合う最中
2ページまるまる二人が見つめ合うシーンで
二人の交わる視線とか 見つめ合う二人の距離とか
ほとんど言葉は交わさずすぎる時間。
「…好き」
本気か冗談か 自然にこぼれたセリフなのか
そのあとポツリと零した黒髪男子のセリフに真っ赤になるメガネ男子。
このあたりの一つ一つのセリフ運びがもう、神。
コマ割と、表情と、二人の距離感と、この言葉のセンス。
たまんないっす!!もう、ほんと好きすぎます、嶋二さん!!
ラストの
「当たり 当たり 大当たり」
のところも、もう!!!!ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・
萌えすぎて萌え過ぎて困ります!!
転げまわりましたよ!!
ちょ、これはもう、この続きを読みたいんですが!嶋二さん!!
ほんともう、嶋二さん天才だと思う!!ほんと、大好き!!
この二人の恋人編を読みたい、間違いなく甘酸っぱいに決まっている。
あー妄想で補うしかないんでしょうか…!!
私も「リバーズエンド」が読みたくて購入しました。
以前から東京漫画社さんはお気に入りで、ここから出る本はどれも好きなものが多いのです。
私の萌えにダイレクトにヒットするので、今回の楽しみに読みました。
はい、まったく期待を裏切らない漫画家さんぞろいでした。
どのお話もとっても楽しくて、早く続きが読みたくてウズウズしてしまいます。
特に木原さんと小椋ムクさんの新作は、私の中での二大作家さんのコラボなので、期待しないわけがありません!
リバーズエンド、とっても良かったです。
貧乏のどん底、まったく甘くない生き様に、なぜか濃い人間味を醸し出していて、引き込まれてしまいました。
不幸に続く不幸、こんなにも過酷な高校生がいていいのか、とこちらまで悲しくなってしまうほどリアルな世界に、BL的な甘さはまったくありませんね。
オトナになった十亀が今度はどんな生き様を見せてくれるのか、次号が楽しみでなりません。
普段、雑誌は買わないほうだが、木原さんの「リバーズエンド」(小冊子)が読みたくて購読。70Pあまりだが、二段組でボリュームあり。何より、作品自体の読み応えが凄い。
主人公・十亀は恵まれない家庭環境にありながら、芯が強く、優しい。だが、それまでの経験もあいまって、あまり人と積極的には関わろうとしない高校生。
そんな彼が、ひょんなことから級友の二宮と親しくなっていく。
無遠慮なまでの素直さ、明るさ ―― 自分とはまるで正反対の二宮の存在は、十亀のなかで、徐々に大きくなっていくのだが …… 。
十亀の家庭環境に関する描写が実に容赦なく、彼のバックボーンを語るに余りある。
悲惨とも言える環境にあって些かのひずみはあるものの、十亀が、決して人として捩れてはいないことに安堵するが、更に苛酷な状況に陥るにいたっては、目を覆いたくなる。
どうして、ここまで書くかな、この作家さんは。
いつも、そう。目を逸らすことを許さない筆力に圧倒されるばかりだ。
次号より、小椋ムクさんとのコラボ「キャッスルマンゴー」が連載スタート。
どうやら、定期購読する羽目になりそうである。
遅まきながら手を出しました。
全体的に良作揃いで大変満足しました。続き物がそれなりにあるので、評価は萌どまり。
単行本を待つべきか、このまま買い続けるのがいいのか・・・困った。
中でも巻頭読みきりの
「夢は夜ひらく:ヤマシタトモコ著」の美容部員のお話はけっこう良かったです。
行き詰っていた“化粧して女になりたかったゲイ”が解き放たれる話です。
三崎さん(女性)がいいこと言ってくれてます。
ありのままの自分を好きになってくれる人が側にいてくれて良かったですね刀根くん。
それから良かったのが、
「みみクンのボーイの季節:雲田はるこ著」
二丁目でボーイをやっている薫チャンを好きなみみクン(工事前のオカマ)が、薫チャンの為に一念発起しちゃうお話。
受×受ってこういうのを言うのね。
先が楽しみなのは
「幸せになってみませんか?:腰乃著」
酔った勢いで寝てしまった“彼女に振られた男”と“彼氏に振られたオカマ”が同じ会社に勤めていて…
よくある話といえばそうなんですが、なぜか気になるこのゴツイ二人の関係です。
あと、
「八月の杜:TATSUKI著」
ワケあり転入生(高校生)のノアと彼が気になる蒼太のお話。
まだまだどうなるかも分からない雰囲気ですが、二人の間の空気が好きです。
そして!別冊付録の「リバーズエンド:木原音瀬著」!!!!!
号泣しちゃったよー、かわいそ過ぎなんだもんよー。
父子家庭で父親は入院中、姉の稼ぎと自分のバイト代から父親が作った借金を返しながら、弟と3人つましい生活を送っている十亀(ゲイ)とひとりっこの同級生・二宮のお話。
過去の経験から、あまりしゃべらず周囲と関わらないコワモテの十亀とにぎやかな一団にいた二宮がひょんなことで関わるようになって・・・
食うや食わずの生活をしながらも心までは荒んでいない十亀と、十亀を慕う二宮は、お互いの家を行き来するような友達同士になるのですが・・・運命はかくも厳しく・・・
一人ぼっちになってしまった十亀がはたして幸せなのかどうなのかは、次号から連載される「キャッスルマンゴー:原作・木原音瀬:作画・小椋ムク」(表紙イラスト向かって右側が大人になった十亀です。)に引き継がれるらしいですが・・・
とにかく今回はこの家族のことを「かわいそう」と思うこと自体が偽善的だと思えちゃうくらい悲惨な生活をしてらっしゃるので、せめて二宮とうまくいってくれればいいと思っていたのですが、木原様はそんな簡単には終わらせてくれませんでした。
ただ、二宮はホントにいい奴だと思います。
今後十亀がどうなろうと、一生大事にすべき友達だと思いました。
Cab創刊号特別付録小冊子としてついていた
「リバーズエンド」木原音瀬
の、感想。
父親は、飲んだくれて借金こさえて入退院を繰り返している。
母親は、早くに亡くなり
姉と弟と暮らしている 十亀俊司。
ホームレス経験もある、極貧生活だが
中卒じゃろくな仕事がないと、お金を工面して
高校にいかせてもらっている。
とはいえ、周囲とはなじめず一匹狼。
クラスメイトの二宮達に絡まれるも動じない十亀に
反発を通り越して好感を覚える二宮
野良犬に餌付けでもするように、二宮が十亀に近づいてきて・・・
みたいなお話なんですけど。
ものすごく貧しくて、みじめな生活をしている十亀の
卑屈にならずたくましく生きている様を
カッコいいと思ってしまう二宮の気持ちは、すごくよくわかる。
少しずつ少しずつ、十亀と二宮の関係が築かれてきた矢先に
台風みたいに全て消し去ってしまう木原先生のシナリオ運び。
読者はただの傍観者で、物語にでてくる彼等に何の手も差し伸べられない。
それがなんだか辛かった。
幸せになれ!