表題作 ディール

延清美弦 → 鳥海浩輔

水嶋律 → 福山潤

その他キャラ
榎本和佐[小西克幸]/ 浅生ユカリ[野島健児]/ 志岐由柾[堀内賢雄]/ 真城秀顕[遠近孝一]/ 智則[中村悠一]/ 男[近藤辰典]/ 男[中田直記]/ 男[江南真利]/ 男[桐木仁]

あらすじ

出会いは9ヶ月前。公園の片隅で見知らぬ男達に襲われた律は、ある男に助けられた。しかも気まぐれに。「俺一人にやられんのと、どっちがいい?」思わず心臓が冷えるような鋭い視線。凄絶な笑み。正体さえ知れぬ男相手に、律は、何かに吸い寄せられるように頷いていた。長く続いた孤独がそうさせたのかもしれない…。母親の再婚相手と、公園に律を呼び出したその息子から虐げられてきた年月。「取引成立(ディール)」陽気に凄む男・延清美弦の肩に手をかける律。関係は始まった――だが、律はまだ知らなかった。男が、生まれてきた理由をずっと探し続けて、間違った場所を彷徨っている人間であることに…。

作品情報

作品名
ディール
著者
水壬楓子 
イラスト
佐々木久美子 
媒体
CD
作品演出・監督
鈴本雅美
音楽
宮本空
脚本
中山瑞季
原画・イラスト
佐々木久美子
オリジナル媒体
小説
メーカー
サイバーフェイズ
シリーズ
エスコート
収録時間
75 分
枚数
1 枚
ふろく
ポストカード,ブックレット:SS書き下ろしショートストーリー「SECRETARY」
パッケージ発売日
4

(14)

(4)

萌々

(6)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
56
評価数
14
平均
4 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数6

痛い、けど…

ゲームしながら昔買ったBLCDを聴き直し中です。
こちらはシリーズの2作目なのですが、単品でも大丈夫かと。
ちなみに原作未読です。

キャストの方は鳥海さんx福山さんという安定コンビ。
そして悪役ポジションには なんと、初々しい頃の中村さん!
とんでもないクズ兄を演じていらっしゃるのでお見逃しなく!

ストーリーの全体的な雰囲気と言いますと、
めっちゃシリアス。そして痛い。受けが不憫すぎる…
しかし、声に「静かな強さ」を感じるとこがすごく良かったです。
あとなんかエロいw

久しぶりに聴いてみて非常に面白い内容でした。

2

やっぱりこの二人は良い

やっぱりこのエスコートシリーズでは、この『ディール』が好きー!です。

人材派遣会社『エスコート』のトップガードの延清(攻め・鳥海浩輔さん)と律(受け・福山潤さん…作品で選ぶので偶然ですが、ここのところ受けは福山さんしか聴いてないような)がこの作品のカップルです。
去年の出会いを律が回想するような形のスタートです。
そのせいか律のモノローグが多いんですが、個人的にはそういうタイプのCDは苦手なのです。
この作品も、モノローグなのか今口に出してる台詞なのか少しわかりづらいです。
それにまだまだBLCDビギナーのわたしには、なんだか恥ずかしくなっちゃうんですよね。

複数の男から乱暴されそうになっている律の危険に偶然通りかかった延清が、正義感ではなく趣味で男たちを殴り倒し結果的に律を助けることになります。
そしてその見返り?に律を抱くという、これは原作通りなのですが、音声になると延清がちょっと甘い。
鳥海さんの声が甘いせいかなあ。
原作を読んでいると延清は特に最初、ほとんど感情を出していないという記憶。
行為の時の台詞では「容赦しない」とあるのですが、容赦しない感はなかったんですよね。
でも聴いていくうちに、この甘さのある延清もクセになりました。
ラストの律のおねだりシーンは鼻血ものでした(笑

いやー、しかしユカリ(野島健児さん)は音声になってもうるさい…(苦笑
ユカリが受けのシリーズ一作目もCDになっております。
ユカリのお相手の志岐を演じる堀内賢雄さんは昔から好きなのですが、ユカリのキャンキャンは音声で聴くのは無理だわあ(苦笑
原作でもユカリ苦手でしたし…

3

濃密な75分

主に感想で。

延清(鳥さん)はクールというより硬派なのかな。
自分の中に入って来るのを許さない感じ。
律(じゅんじゅん)を襲った輩に
「アタシの相手をしようなんて、坊やたちには百年早いわよぅ」
と女言葉で挑発するとこなんか、しびれるほどかっこい~
(表現が昭和でなんかすみません。)
じゅんじゅんの受け声は正直苦手な部類なのですが、
(ファンの方すみません)
というか受け受けしい受けが苦手なんです。

元々のストーリーがいいからも、もちろんですが、
中弛みすることなく、話に引き込まれました。

できれば「ステップ」も収録して欲しかったな。
そしたら「神」だったんだけど。
甘さが足りないので「萌×2」で。

1

愛される

原作未読ですが、読みたくなる1作でした!
よかったーーー^^
キャストが結構いますが、ほとんどでてこない;;

御二人ともトラウマ持ちで、受けさまは父親と兄に性的暴力を受け、攻めさまは母親による虐待。。。
トラウマをもっているだけに、お二方どことなく人間不信みたいな感じで、話しているときも淡々と話されます
だけど、それだけにキレたときの声が本当にこわくってよかったですw
そういう強弱がつよい作品で、引き込まれましたっ!!

とくに、最初のときの攻め様に助けられる前の何もかも諦めた感じのじゅんじゅんの声が萌v
さすがじゅんじゅんw

あと、最後の受けさまは一皮むけたーって感じでいい声でしたっ
攻めさまを信じているというか。
やっと愛されたーーーって感じで。(まあとにかくじゅんじゅん可愛いw)

そしてフリトの堀内さんは最高!
最後まで楽しませていただきました^^w

3

面白い…!

ストーリーが暗いことやモノローグ量が多いことなどなど好き嫌いの出る作品かもしれませんが、私、これ好きです。
静かなトーンで語られるストーリーにグイグイ引き込まれたし、めちゃくちゃ面白かったです。
濡れ場の抑えた雰囲気も良かった。アンアン盛大に叫んでるより萌えるかも。
原作未読なんですが、シリーズ通して読みたくなってしまいました。

思い返すと仕掛けは単純なんですよね。
バーン!とかドーン!とかいうクライマックスシーンはなく、話は淡々と進む。
モノローグ量は多いのに、恋愛に関する具体的な心理描写は少ない。
なのになぜか主役二人のそれぞれの心情の変化がヒシヒシと伝わってくるのだ。

最後のほうの受け(福山さん)には惚れました。
攻め(鳥海さん)にお願いごとをするシーンに壮絶な色気を感じました。濡れ場じゃないのに。たいしたセリフじゃないのに。
あそこは名シーンだと思う。

こういうCDをもっと聴きたいな。

あとフリトが面白かったです。
堀内さん最高ですねw

3

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