表題作狼さんの秘密

ベンガル虎

あらすじ

商業コミック『トラさんと狼さん』の、その後のおはなし。

トラと狼。
寿命が全然違う2匹。
やがてはトラを1匹残して逝ってしまうであろう自分のこと、そして残されたトラのことを思い、狼さんはトラに内緒でこっそりと行動を起こす――。

作品情報

作品名
狼さんの秘密
著者
春野アヒル 
媒体
漫画(コミック)
サークル
DUCA〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
トラさんと狼さん
発売日
3.6

(3)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

泣かずにいられない

薄さなど関係なく、何度も何度も読みました。

寿命それは自然界では当たり前のこと。

どんなに愛し合っても一緒にいられない時がくる。
狼は、トラの半分の寿命。

優しい狼さんは、自分が先に天国にいった後のトラを
心配してます。

ずっと心配してます。

甥っ子がこれまたかわいい。
コミックでも掲載されましたが
薄い本で読むのは又違ったものがあります。

同人と商業。好きな作品はどれもこれも
欲しいものです。

トラ猫から成長したトラは弱くはないですが
狼さんが自分を大切に大切にして守ってくれてる
ことをちゃんと理解してます。

0

トラさんと狼さん、それぞれの思いに泣けました!!

自分が居なくなった後のトラのことを心配する
狼さんに胸が締め付けられました。

寿命の違いから後に残してしまうトラのことを
思い、狼さんは狩りの帰りに
自分にソックリな甥っ子に会いに行く。
何年かしたらトラに会いに行って欲しい、
でも今はもったいなくてお前にトラはやれないよ
なんて、狼さん、泣かせます!!

トラはトラで、日常の些細な変化から狼さんの
衰えを感じとっています。
そして、今回こそはもう帰ってこないかと思ったと
狼さんに縋り付いて泣きます。

トラも狼さんも、本当にお互いのことを
大切に思っていることが分かるお話でした。
死は避けては通れないものだけど、それでも、できるなら
少しでも二人が長く一緒に居られますようにと
願わずにはいられない作品でした。

0

まさかのシリアス。

単行本『トラさんと狼さん』の番外編。
コミックスの後の2匹のお話です。
本編でも触れられていた、種族の違い…寧ろ、2匹の寿命の違いに敢えて触れて来た、まさかのシリアス。
狼さんはやがてトラを1匹残して逝ってしまう自分のことよりも、取り残されるであろうトラのことを思って悪あがき…。
自分そっくりの甥っ子に会いに隣の群れに寄り道して帰りが遅くなり、相変わらず笑顔のどす黒いトラさんに縛られてお仕置きされると云う(笑)。

こう云う、生死と向き合うお話に弱いです。苦手です。
涙脆くなっているせいもあって、胸にぐぐうっと込み上げるものがありました。
表現の仕方は全然違うけれど、2匹が互いに向ける強い恋慕の情があたたかく切なく、2匹纏めて抱き締めたくなりました(ノд<。)゜。
狼さんのモノローグに鼻の奥がツーン。
そして、最後のトラのモノローグがリアルに胸に迫りました。
挙句の果てに、

「――…もう…帰ってこないのかと思った」

とピルピル震えながら狼さんに縋り付き、すんすん泣くトラに涙腺崩壊。
うおおおおおおっ…!!!!(ノ■<。)゜。
アヒル先生、狼さんを長生きさせてあげて…っ!!(待)
いや、トラ! 頑張って狼さんをアッチ(どっち)で鍛えるんだ…!(鼻息)

エロ度はコミックスよりUP♪
涙目の狼さんにも萌えましたが、わたしはトラさんのイき顔が好き…v(マニアック)
兎に角トラさんと狼さんが可愛くて愛しくて仕方ない1冊。
この2匹が本当に大好きです(*´∀`*)

付属していたペーパーの方は、わたしが読みたかった仔トラ祭り★

 癒 え る (*´Д`*)

狼さんとシンクロして仔トラに「キューン(*´Д`*)」とした後に、更に狼さんに「きゅううううん(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)」となれるほんわか幸せなペーパーでした♪
個人的にはこう云う、仔トラと狼さんの日常エピソードをもっともっと読みたいですv
もう仔トラはそこにちょこんと座っていてくれるだけでいい。
ホンワ~と花が飛び、キラキラキラ…なSEが聴こえるよう…。(幻聴)
あのばら色の頬(コミックモノクロですが/…)をもにゅもにゅしたい!
そして、お馬になってやりながら「オラオラふりおとすぞー!」と脅しつつ、実際はフカフカ毛皮の上をそろそろと這う狼さんに愛しさが爆発しました。も、萌え死ぬ…!

イベント限定だとは思いますが、本+ペーパー、更に2匹のチビ絵パッケージのハイチュウまで戴きました。
こんなん勿体無くてよう食べへん…!!!
アヒル先生、太っ腹過ぎますv(*´Д`*)

3

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