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全編エロという口コミでしたが、私にはエロが響かなかった…
確かにほとんどがエロシーンなんですが、読み方によっては永岡の純愛を貫く物語で、そのためなら身体の汚れなんて、直也を陥れることなんて、全く問題じゃない、そんくらい望月を思っていたっていうことで。。。
純愛ベースならそれはそれでよかったんですが、煮え切らなかった。
何故、直也だけが望月の居場所を知っていたのだろうとか、逃げて教会にいたとか、すぐに直也が来るかもしれないから他の場所へ行ってからヤって〜とかいらないことを考えてしまった。ラストも「んで、直也はどーした?」と思ってしまったのと、望月は大したこと無いって言いながら実は深い眠り=死んじゃった?とか、読み終わってからもちょっとスッキリしませんでした。
エロが響かなかったから中立ではなくて、萌えきれなかったから中立です。
これの後日話がありゃイイのになぁ。
中原一也さんはコミカルな話の上手い作家さんですが、私はむしろ、受けの被虐願望を暴き出すような容赦のない責めをする冷淡な攻めが出てくるシリアスな作品の方が好きで、期待して読み始めたのですが、う〰️ん、この話はちょっと。
気持ちを明らかにしただけで、成就するまでは辿り着けなかった幼い恋を心に秘めたまま、10年間も会えずに大人になった二人。
会えない間に1人は厳しい環境にさらされ、生きるために悪の道に落ちてしまい、もう1人の前に立ち退きを迫るヤクザの実行部隊として現れるなんて、めちゃくちゃきゅんとくる設定のはずなんですが…。
厳しいことを書いてしまい申し訳ないのですが、メインカプの心情はなかなかいいんですが、それ以外は話の運びも、人物の扱いも、かなり雑というかご都合主義で、なんで?とか、どうして?とか疑問がいっぱいなうえに、理由も過程も(ときにどうなったかさえも)ふれられないで話が進んでしまうので、もやもやだけが残り今一つのめりこめず。
1番の柱になる優作の言動にしても、いまだに好きな蒼を部下に散々陵辱させてみたり、そんな酷いことを指示する自分であっても蒼に好きだと心でも身体でも伝えられたら、今度は行方をくらましちゃうし、なんとなくわからないではないけれど、やっぱり理解に苦しむところもあり、設定としてはすごくよかっただけにもったいない!というのが正直な感想です。
ですが、真っ当な道を歩んできた蒼が優作に会いたい一心で、どんどん強かさを身につける一方、被虐的嗜好を開花させて、年下の直也を手玉にとっていく場面はとても読み応えがあり、ぞくぞくさせられました。
さらに、横恋慕している直也がとてもいい味を出していて、相手を傷つけても所有の印をつけなくては安心できないとか、なんでもないふりして顔色を伺ってるところとか、一生懸命マウントとってるところとか、年下の必死さや独占欲がたまらなく愛しくて、当て馬好きの私としては、いっそ直也にほだされるとか、3人でとかになってくれてもいいのになぁ~って思いました。
最後は、かなり意味深な書かれ方をしているので捉え方はいろいろありますが、肉体の有無に関わらずどんな形であっても、もう2度と離れないなら、彼らにとってはこれ以上もない最高のハッピーエンドだと思うので、これもありなんですけど、最後まで投げっぱなしで終わるのか…とちょっと苦笑しながら読み終えました。
何度も挑戦しては凌辱の痛ましさに挫折し読み進めることができませんでした。やっと最後まで読みました。
優作出番少な過ぎ!
永岡の輪姦凌辱に心が折れそうになりながら進むと青春時代のお話になって。
ホッとしてようやく落ち着いて二人の展開を読めるかな?と思ったら優作が永岡家の借金を精算し消えます。
優作への想いを自覚した永岡は優作の行方を知るために強姦された優作の部下のチンピラ直也に体を差し出しますが、情報はほんの少ししかもらえず。
もう永岡が痛くて助けて!という感じなのですが、優作のこれまでの境遇を思えば自分もこれくらい何だ!堕ちてやると直也を騙し体を与えて飼い慣らし。
やっと優作の行方を掴み直也に隠れて会いにいき、やっとやっと再会できます。
永岡の為に優作は身を隠したのですね。汚さないように。いや、あの凌辱でもかなりなもんですが。
優作が永岡と直也とのことを嫉妬してる様子は良かったです。
けれど直也が追ってきて。
最後はどうなんでしょう。優作は生きてるの?直也は?
実は挫折しても最後が気になり最後だけ先に読んだことがあったんですけど、やはりどちらなのか謎です。
生きて二人で逃げて欲しい!
あの頃気持ちを伝えていたら、転校してももっと早く優作を見つけていたらとタラレバを考えてしまいます。
BLにどんな形でもあれ、相手への想いを求める私にとって、このお話は、手下にやらせる(しかも途中抜け。やらせといて、好きなら最後まで見たら)から始まり、ちゃっかり、最後は自分も凌辱し、受け様も、あっさり、金庫の番号を吐くなど、なんだかな…の思いに、読み続けることが苦痛になりました。
理不尽な扱いを受けても、何故そこまでっていう受け様の攻め様に対するポジティブシンキングに、共感できず、変に直也を気遣ったり…,中途半端な印象で、全く萌えることができませんでした。
お姉さんの反応もイマイチ、権利書が戻ることには、無傷なはずがないのにスルーって…,
強姦は魂の殺人行為です。それを補っての展開ならお話に入り込むことができたのでしょうが、現実的な話に、他のエピソードが中途半端に邪魔して、萌えの世界にいくことができず、不快な印象で終わり残念です。
愛がないもの・陵辱系は苦手なんですが、今作思いっきりソッチ系でした(;´д`)
初っ端から陵辱なんです。
「いや、きっと挿入前に攻め(望月)に止められる」と思ってた私があまかった(笑)
3人からやられまくった後に望月から快感を伴うH、そして想いが通じたかと思ったら望月が消えるという。
そこまではまだ良かったんですが、その後の直也との絡みが長いわ痛いわで萎えました…。
結末はハッピーエンドと信じたいんですがどうなんでしょう…。
今作は直也の存在感が大きすぎで、受けの永岡の我慢強さというか執念深さは凄いです。
そんな2人に比べて、望月は影薄かった…(ノД`)
苦手シチュな作品でしたが、これからどうなるんだ?と気になって先をどんどん読み進めました。
もっと愛あるH見たかったな〜と思い『中立』で。