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表題作狐火草子

白河,おとこ山の神様
夏々,おんな山の神様候補

同時収録作品~諸恋~ 前編/後編

黒檀,白河の兄
桔梗,黒檀の側付

その他の収録作品

  • ~恋衣~
  • ~薫風~
  • ~新枕~
  • ~夏橙~
  • ~秋麗~
  • あとがき

あらすじ

おんな山の神様候補・夏々は、おとこ山に赴任してきた神様・白河が苦手。本人を前にすると、ドキドキしてちょっぴり怖くて固まってしまう。本当はやさしくて堅実な白河と仲良くしたいと思う夏々だが、どうしていいのかわからなくて日々悩んでしまう。そんなとき、親代わりでもあるおんな山の神様・高禅が倒れてしまい!?
あくた琳子初コミックス!!
描き下ろし+おまけもあるよv

作品情報

作品名
狐火草子
著者
あくた琳子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
狐火草子
発売日
ISBN
9784861343575
3

(10)

(2)

萌々

(0)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
27
評価数
10
平均
3 / 5
神率
20%

レビュー投稿数5

かみさま

表紙より中の方が可愛いですw山を守る獣~な神様チックなお話ですね。
男山と女山。隣あう山を守護する二人。
いつかは夫婦となり、互いの力で二つの山を守るのが二人の宿命。
でも、今は、姿みただけでドキドキしてどうしようもないの!!
みた感じが女の子みたいなので、苦手なかたはあれですが。これはこれで可愛いのですw
ケモ耳もかわいいw
ケモノだけに、発情期イベントとかもおいしいお話だとおもいます。
攻もなんだかんだで、受が可愛くて。
受が、初めての発情期ではぁはぁしているのをみて、「あてられて困ってるんだ・・」と
言いつつ手を出さないところが紳士w
甘いのです。エロシーンも、表情含め細かい描写がとてもきれいでウマ。
唯一難を言えば、受の衣装。
首もとのでかい玉?これ微妙。なんかなかったんか・・・・
後半。後半は、表題で登場した攻のご兄弟とそば使えの黒猫さんっっっw
比べたらこっちのほうが好きです。
桔梗ちゃんかわゆい。
攻が発情期を迎えてからずっと一人でお相手をして~な下りが妙にトキメいたw
好きだから、それでさえもうれしくて。
気持ちが無いとしても・・・なv
おもしろかったです。
夫婦や番・・と言いますがこれ・・子供とかなんとかは関係ないんだろうか。
木の股とかから生まれるのん?

2

かわゆいケモミミ話

可愛い絵柄で、お話も可愛い。
可愛いづくしだけど切ない所もあって面白かったです。
なによりも受けの夏々の狐のケモ耳とふかふか尻尾か可愛い。
それにしても夏々の首の周りの玉がどうにも目に付く、しかも正面の顔の、顎の下の玉が一番でっかくて首苦しくない?
それとも実は柔らか素材で首に負担がかからないように出来てるの?角度によっては首が圧迫されるよね?
首の玉に関しては特に作中で何かわけがあってとか、力が秘められているなどの扱いもなく触れられなかったけれど
・・・と終始夏々の首元に目が行きがちでしたが、和ファンタジーな世界なのに、白河が眼鏡かけてるのも実は気になっていた。
フレームがスクエアの眼鏡。
いや、お話は凄く好みだったし、雰囲気も良かったし面白かったので、そんな瑣末な気にするほどの事でもないのか。

ドジっ子で、頑張っているけれど努力がなかなか身を結ばない夏々。
白河の事が大好きだけど、自分の気持ちを上手く伝えられなくて恥ずかしがってばかり。
高齢のおんな山先代神様から神様の座を受け継ぐためには、おとこ山の神様である白河と結婚しないといけないのに、なかなか仲が進展しないのは大好きな気持ちが恥ずかしくって逃げているから。
なんて乙女!
白河は逃げてばかりの夏々は、てっきり自分の事を怖がっていると思っていたけれど、実は恥ずかしくって逃げ回っていて、本当は相思相愛と分ってとても嬉しそうだった。
ドジッ子で弱々で健気な夏々(ショタ気味?)と大人で優しい白河のほのぼのなふたりでしたが、イタしてるシーンはけっこう艶っぽかったです。

後半の白河の兄・黒檀とその従者の桔梗の話の方は少し切なめで。
黒檀は飄々とした遊び人風で、いつも本気を冗談で隠す様な人なので、本当は桔梗のことを愛しく思っているけれど分かりにくい。
だから桔梗にはイマイチ伝わっていない。
桔梗はずけずけと黒檀に文句を言ったり、お説教したりしてツンツンしているけど本当は健気で、一途に黒檀を想っているのです。

どちらのカップルもちょっとばかりトラブルに見舞われるものの、通してほのぼの可愛いお話でした。

2

表紙に惹かれ・・・

表紙に惹かれ、そして、人外なことに惹かれてかったのですが、
絵というか、設定?が駄目でした。
(ファンの方、すみません。私が駄目だったんです)
夏々の首元を見ていると、こちらまで苦しくなるというか・・・。

本作は、山の神様のお話。
めおと山では、おんな山の神様(夏々)と
おとこ山の神様(白河)が結婚して、山を守っていくのですが、
夏々は、無口な白河となかなか仲良くなることができません。
でも、本当は、仲良くしたくて。

心を通じ合わせてしまえば、ラブラブな2人でした。
また、脇役たちも、かわいい人たちがいっぱいでてきますよ!

2

1冊丸ごとケモ耳

初読み作家さんです。
このコミックスが初コミックスだそうです。
1冊丸ごと同じ世界観のお話で、稲荷の神様をメインにしたファンタジーです。
カップルとして登場するのは2組で、表紙で左側の白河とその兄、黒檀のお話が収録されています。
受け様はどちらも攻め様と比べると小柄で、特に表紙のカプはショタ気味。
典型的な花嫁モノと言えるかなと思います。
黒檀のカプの方の受け様はツンデレで意地っ張りなんですが、乙女な所もありますが、表紙のカプと比べるとこちらは受け様がしっかりしています。

絵柄が少し特徴があって、バランスも時々気になるので、人によっては好き嫌いが出るかも。
私も表紙のカプの受け様が首につけている大きな玉が気になって(だってほんとに邪魔で痛くないのか?と思わせるほどなんですもの…)、少しお話に集中出来なかった場面もありました。
でも、背景とかも丁寧で頑張っているなぁ~というのが伺えます。
どちらかというと黒檀の方のカップルの方が好きで、桔梗の想いがちょっと切なくて萌えました。
1冊丸ごと同じ世界観のお話で、じっくり読めたかなと思います。
平安朝の和服や建築物が出てくるので、そういうのがお好きな方にもいいかも。

1

可愛い神様の恋のお話

舞台は神様が住む世界で、1冊丸ごとケモミミを堪能できます。

◎おとこ山の神様・白河×おんな山の神様・夏々
好きなのにドキドキして怖くなると言う夏々が可愛いです。そんな夏々を、包み込むような愛情で待つ、大人な白河がカッコ良かったです。夏々に発情期が来て、右往左往する二人がおかしいです。白河にしか反応しない夏々に萌えました。

◎白河の兄・黒檀×黒檀の側仕え・桔梗
このカップルの方が好きです。自分の毛色が違うことを気にしている桔梗。黒檀に綺麗な毛色と言われてから、ずっと慕っていて抱かれてもいたのに、黒檀の結婚話を信じて悲しむ姿にキュンとなりました。誤解が解けた後の甘々な二人にニヤニヤしました。

全体的に甘いお話でサラサラと読めます。唯一苦手だったのは、草戸の当主が家猫の兄弟と行った宴で、読んでいて胸が痛くなりました。

1

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