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表題作恋愛日和 ~カフェものがたり~

受様と共同でカフェバーを営むシェフ・勝野久仁彦
赤毛のアンが大好きなカフェバーのオーナー・上原大海

その他の収録作品

  • 愛して、ずっと
  • 恋愛結婚

あらすじ

カフェバーのオーナー・大海は、無口なシェフ・久仁彦に長い片思いをしている。出会った時から好きで、久仁彦に自分の店を持ちたいと告げられたその日から、久仁彦と店を開くことだけ考えてきた。最初は、好きと言うたび「意味が分からない」と返されていたのが、繰り返すうちに「そうなんだ」に変わり、いつの間にか抱いてくれるようになった。あんまりスキスキ言うから、お情けで抱いてくれてるの…?

作品情報

作品名
恋愛日和 ~カフェものがたり~
著者
森本あき 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
恋のゆくえ ~カフェものがたり~
発売日
ISBN
9784796400473
2.7

(7)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
16
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

胸がキュンとします。

カフェ物語りの3巻目として。今回は堅物シェフ×ほのぼのオーナーとなっていて、学生時代から思い続けてやっと結ばれた2人。
今度は結婚式をカナダで挙げよう!
受け様の経営するカフェもやっと落ち着き、毎年行っているプリンスエドワード島のあるカナダで結婚式を挙げたい攻め様。

受け様の誕生日、結婚指輪をそっと薬指に………。
あまいあまい、けれども大人なお話でした(●^o^●)

1作2作の短編も収録されており、前作を読んだ方も初めての方も楽しめる短編です。
こちらも甘~いお話です。
3組のカップルの掛け合いが楽し過ぎますよ^^

短編「恋愛結婚」は感動しすぎて目から涙が出そうになってしまいました。
1日限りのハネムーンは、
今日だけは2人ッきりがいい・・・。

島のみんなが用意してくれた白い洋館、たくさんの薔薇がちりばめられた、ベット。
2人の甘い恋の終幕は見ものですよ。

0

大の男の乙女ストーリー。

シリーズ3作目でこれまでのカップルと、舞台となったカフェオーナーのカップルの3組をまとめました編。

全体的にロマンチック過多でちょっと気恥ずかしい。今時乙女チック少女マンガでもここまでやらないのでは?というくらいの乙女ぶりです。(ちょっと古め作品だから…というのもあるかもしれませんが)

これ単体でではなく、やはり既刊2冊を読んでから読む本です。

シリーズ通してツンデレ&甘々を読みたい時には良いのではないでしょうか?

0

言葉にしないと伝わらないね

今回は昼のカフェも夜のバーも厨房を仕切るシェフと
攻様が好きで料理店を共同経営するオーナーのお話です。

攻様を口説き落とした自信が持てなかった受様に
攻様がプロポーズするまでの本編と結婚式の顛末と
前作カプのラブラブな暮らしぶりを収録。

受様は攻様と共同で
カフェ兼バー・キャベンディシュを経営しています。

二人が出会ったのは高三の時。

元々攻様は
料理人を目指しながらも親の反対で
普通高校に通っていると噂の有る
学校行事にも不参加で誰とも慣れ合わない
問題人物として有名でした。

一方受様は
そつなく学生生活を送っていたのですが、
高三でクラスメイトになった攻様に一目惚れ。

以来、押しの一手で迫りますまくり、
受様が大学を卒業すると同時に同居し
攻様が料理店を持つのが夢と知れば
先々の計画まで立ててしまいます。

まずは…
実験的に店をやってみて
ダメになったらその経験を生かして
本格粋な店を開く。

それも失敗したら…
渡仏して攻様は料理の修業、
受様は繁盛店の研究をして
ソレを生かしてまた店を開く。

幸か不幸か
始めたキャベンデッシュは
受様が思う以上に上手くいき
見通しも悪くはありません。

しかし
受様はフランス料理を学んだ攻様が
お手軽系の洋食を作る毎日に
一抹の不安を抱いていました。

そしてそれを突き詰めると
そもそも自分との関係も
攻様がほだされたから続いているだけで
ホントは受様の恋情に妥協しただけでは?!
とグルグ~ルしてしまいます。

そんな受様に攻様が出した答えとは…

『恋のゆくえ』『愛を教えて』に続く
カフェものがたりシリーズの第三弾の最終話、
いよいよ登場のオーナーカプのお話になります。

このシリーズは
どのカプも受様の方が好きになって
受様に無関心な攻様を落とすお話なのですが、

攻様達が一筋縄では行かないと言うか
受様達が素直すぎと言うか
受様に落ちてしまった後も
攻様達はなかなか本心を明かしませんので
受様達は常に勝手にスパイラル状態(笑)

本作の攻様は元々寡黙なので
照れ臭くて言ってくれないのか
そんな事は思ってもいないのか
受様には判らなくてでグルグ~ル。

でも
そんな受様の不安も攻様は判っていて
攻様は受様の誕生日にカナダで式を挙げようと
プロポーズしてもらって受様の恋は
やっと大団円を迎えるのですよ。

私的には主人公がグルグルするのも
嫌いじゃないのですけれど
終着点までちょっと遠かったかな(苦笑)

もう一本の短編は
前作カプのラブラブ後日談です。
まずは受け入れてもらえた事を喜んだものの
同居を始めてますます欲張りになっていっても
なかなか攻様に本心が聞けなかった受様が
やっと恋人になれた日のお話です。

もともと森本さんのカプは
状況設定や展開がかなり変わってますが
今回のシリーズは
キャラの性格がかなり普通じゃないので
イラストのほんわかさに惹かれて買うと
ハズレ評価されそうかな。

本屋さんに怒られそうですが、
購入前に内容のパラ見してからの方が
安心かもです。

今回は攻様がオーナーシェフのお話を一作、
秀香穂里さんの『我が儘な食卓』を
ご紹介作と致します。

0

思ってはいけない事を思ってしまった……

カフェシリーズの最終巻。
これを読んでいる最中に何度も、BLを読むにあたって基本的ともいえる思ってはいけない事を何度も思ってしまいました……つまり「これ、男同士の必要性ある?」って事です。
それ言ったらおしまいじゃんーー!!って事柄なのでその度に脳裏から押し出そうとしたんですが……ですがダメでした。

だって赤毛のアンが好きでそれをモチーフにしたカフェで、いちご水とかメニューにあって……まあそんなお店を女性客狙いじゃなくて本気で好きで出してしまうオーナーな大海〔受〕
先ずですね…この辺は個人的な好みの問題なんですが自分はそもそも赤毛のアン好きな人が赤毛のアンっぽくカントリー調家具やらギンガムチェックやらで家をコーディネートしてるのとかみるとこうなんか身体がムズ痒くなっちゃうんですよ。
いや、赤毛のアンっていう作品自体は好きなんだけど、そのファンに付いていけないというかそんな感じ。
そんな自分なのでこのカフェも読んでて体が痒くなりました。
なんかメニューに「森の木陰のかくれんぼきのこ煮込みハンバーグ」とか「シェフの気まぐれサラダ」とかありそうな気がするー!!
うわあああ、いやあああ

まあそれを何とかカフェシーンは乗り切ったものの、男2人で年に一度、アンの故郷でもあるプリンスエドワード島に行くわ、プロポーズするわ、そして最終的にはカナダであるプリンスエドワード島で結婚式を挙げちゃうんですねー!
ベッドには花びらでハートが描かれていて……新婚の夜を甘く過ごしちゃう。

これって男性同士の必要があるんでしょうか……。
まだ年齢差のある年の差カップルとかだったらベタ展開でぎりぎり有りだったかもしれないけどこれは成人男性同士だし……。
いっそ大海がゴツい男とかオッサンで赤毛のアンが好きとかだったらむしろ萌えたかも。
「男同士の必要があるのか?」それを考えたら負けだー!!と思いながらもやっぱりどうにもそう思ってしまいました。負けですね。負けちゃいました。

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