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表題作ちょっと甘くて意地悪で

篠宮貴朗 20代後半
白永紬 18か19

あらすじ

会社が倒産し路頭に迷っていた白永紬は、借金のカタとして、ゲイビデオに出演させられそうになったところを、強面で危険な匂いのする男・篠宮貴朗に助けられる。貴朗の高圧的な態度に反発する紬だったが、なんだかんだ言いながらも経営するバーで雇ってくれたり、何かと面倒をみてくれる貴朗の隠れた優しさに次第に心惹かれていく。だがある日、貴朗の裏の顔がデートクラブのオーナーで自分が彼に買われていた事実を知り…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
ちょっと甘くて意地悪で
著者
兎月ゆあ 
イラスト
三尾じゅん太 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861345074
3

(5)

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萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
14
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

切なくて過ぎて

この小説は表紙買い

攻めのかっこよさにひかれて即買いでしたww

内容はとても面白かったです
騙されて、強姦されそうになったところで
助けてもらったのが攻めである貴明

受けの紬はまだ19歳、
貴明のお店でバイトとして働かせてもらえることに、

自分だけほかのスタッフより優しくしてもらえるのはなぜ…?

2人が近ずいたと思いきや、離れてしまったり・・・。

最後結ばれるところが、
「良かったなぁ~お前ら!」
と、思ったり思わなかったり・・・。

1

かわいらしいお話ですよね。

わりとベタ展開な気がします。

紬が借金の連帯保証人になったばっかりにもう少しでゲイビを撮られそうになっていたところを助けてくれたのが貴朗。
少しも優しくないような貴朗に反発を覚える紬だったが、行くところがないのなら自分のところでバイトしろと言われて。
実は優しい人なのかな?と思い始めたところで、貴朗がデートクラブのオーナーであることが発覚して…。

一緒にいるうちに意地悪から実は優しい人なんだと紬の中で印象の変わっていった貴朗。
それが自分だけに向けられる優しさであればいいと、恋を自覚して。
けれど、自覚してすぐに、デートクラブのオーナーであることがわかり、自分もそこで働かせられるために優しくされているのではと疑う。
売り言葉に買い言葉のようにそこで借金を返すと言い、貴朗はそれなら俺が試してやろう的な感じで…。

貴朗はそれでは突き進む感じではなく、寸止めっていうか、泣かして「だから言っただろ」的にやめさせようとする人で。
それはもちろん、貴朗の感情面から来てることでもあって。
貴朗的にもほかの人間に触れさせたくない気持ちは強くて。
なのに、頑固というか意地っ張りな紬は「できるもんっ!」みたいなどんどん貴朗に挑んでいってしまうんですよね。
周りがちゃんと止めてあげなかったら、ホントもっとヤバイところまでいってたんでしょうね。
脇キャラの峰岸とレンがいい人だったのでうまくおさまったような。
でも、「借用書」だってわかっててサインしちゃうのはダメでしょう。
そして、なんとなく印象としては年齢よりも紬が幼いような…。

個人的にはレンの恋愛が気になります。
過去のもう恋はしないと思わせた恋の話でもいいし。
そう思ってたのに恋をしてしまった…的な未来の話でもいいので読んでみたい。
いっそ峰岸とくっつけちゃうとか?
でも、峰岸は峰岸で受な気も…(笑)

1

表紙買い

毎度、購入時迷ったときには表紙で決めるのですが
表紙でお札があるので借金を出張ホストか売り?で
返すのかなとも思ったのですが、そんなこともなく・・・。

面倒をみる貴朗は紬のどこを気に入ったのか?わからないまま
想いが通じてしまい「あら?」と肩透かしにあった感じでした。


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