表題作抹茶ラテの熱情

あらすじ

カフェシリーズ「カフェラテの純愛」の兄ちゃん・香の話です。

丸の内カフェコンテストに優勝したお蔭で、マスコミからの取材を受けたり新規のお客も増えて忙しい「n・MAY」のスタッフ達。
厨房を星野1人で廻すのにも限界が。そこで、星野の後輩をサブとして雇うことにしたのだが――

作品情報

作品名
抹茶ラテの熱情
著者
剛しいら 
媒体
小説
サークル
剛しいら組〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
茉莉花茶の魔法
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

どちらが攻めなのか

「カフェラテの純愛」のスピンオフです。
前作の主役である楽の兄・小野寺香の目線で進んでいきます。

香(25歳)はカフェ「n・MAY」のオーナー兼バリスタ。
男の恋人と同棲中のギャルソンの楽(19歳)、シェフの星野(27歳)、ふられっぱなしのホール係の田町、妻帯者のドリンク&ホール係の阿佐美の5人で切り盛りしていた。
そんなある日、星野がシェフとして後輩を雇いたいと言い出す。連れてきた細谷亜紀を見て、女が苦手な香は…。

抹茶ラテの研究のために、静岡への旅行して、宿泊した温泉場で星野に香はキスされます。星野に頑張っていると褒められることが心地よい香。ところが、星野は香に亜紀と結婚すれば家族ができると勧めます。香は拒絶し、困惑する。そこで選んだ相談相手が高宮というのが可笑しいやら微笑ましいやらなのですが、高宮に穏やかに諭され、香は星野の家へ行き、話をします。

いきなりどうこうというエロは一切ないのですが、香は寂しさから楽がいた部屋に住まないか、と星野を誘います。お互い、落とすとか口説くとか言っているので、恋愛関係になるんだろうなぁとは感じており、この先はのんびりなスピードで進んでいくんだろうな…と思わせるエンドでした。

気になるのは、どちらが攻めなのか。香より身長が低く華奢な星野は、体格的には受けっぽいですが、キスはいつも星野からですし、「襲ったりしない」と言っているので…気になるところです!

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