お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
新たに整形外科、それも脊椎系に新しく外科医がやってきます。春谷というその医師は、優しげで落ち着いて、しかも海外経験もある優秀な医師。
看護師人気もあり、どうも吉永より春田に寄りに周囲がなっていき、患者も担当医を変えていくという八方塞がりな状態。
さらに吉永が基本的な見落としにより患者が再発を起こすということに。
自分にしか自信を持っていた吉永は葛藤しながら出口を探すが…
後半は、吉永の苦悩とそれを認識しながらも、単に甘やかすのではなく、一蓮托生とばかりに吉永のことを本当に想う内海のやりとりが心に沁みました。
「殺したければ殺せ、一緒に行ってやる、堕ちてやる」
このセリフで吉永も前を向こうとするし、出口を見つけた後の「僕以外の人を連れていく方が…」も内海の気持ちをしっかり吉永に伝えているわけで、あぁ、吉永は愛されてるなぁって思いました。
ただ、この本の中で、看護師たちが吉永寄り春谷を好み?吉永を孤立させていた件や、患者がどんどん減っていっていたってところは、回収されてないような気がします。そこが気になっちゃって。
看護師の信頼は取り戻せたのかなぁ。うーん。
春谷に担当替えした患者さんはそのままなんだろうし。