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表題作恋をするには遠すぎて

袖崎陣
17歳,高2スクールカースト上位の男子
外舘翔馬
17歳,高2,オタクグループの中心人物

その他の収録作品

  • 恋を知るには近すぎて
  • 恋はあせらず
  • あとがき

あらすじ

それは恋じゃない。――「萌え」だ!
チャラい高校生の袖崎陣は、地味で無口でオタクなクラスメイトの外舘翔馬が大嫌い。目障りに思い、陰湿な嫌がらせを繰り返すが、無反応な外舘に苛立ちは募るばかり。そんな中、袖崎は外舘と2人きりで夏休みの補習を受けることになってしまう。いやいや参加していたはずが、恋バナにすら赤面する外舘の初心で小動物みたいに可愛い一面にときめき、キスしてしまい……!

作品情報

作品名
恋をするには遠すぎて
著者
栗城偲 
イラスト
小嶋ララ子 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
恋をするには遠すぎて
発売日
ISBN
9784829624814
3.4

(49)

(13)

萌々

(10)

(16)

中立

(6)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
18
得点
159
評価数
49
平均
3.4 / 5
神率
26.5%

レビュー投稿数18

萌えるってことは、

恋してるってこと

高校の男子クラスの中で繰り広げられる、オタク男とギャル男のラブバトル。
ツンデレビームは今日も炸裂!!

なんというか、かわいい!

かわいい、かわいい、お子様同士の初恋物語。
ギャル男の袖崎にオタクな外舘。
設定は、いろいろちょっと誇張しているけど、
袖崎が外舘の気を惹きたくて、ちょっといじめてみたり、勝手に誤解して拗ねてみたりと、とってもかわいい。
こんな袖崎を見ていたら、外舘でさえコイツ受けキャラだろうって思うよね。
でも外舘は、いろいろ経験豊富な袖崎には全く敵わなくて、
仕返しに書いた逆転カプのマンガは、ただおもしろがられて、エッチのネタにされちゃうし
コミケやBLを知っているなら、笑えること請け合い。

オマケ
リアル姉や妹があそこまでリアルなのって、やっぱりBLだからこそ。

4

みなさまの高評価に納得!

神か萌えかで迷ったんですが、初読み作家さん記念で神にしました。
ギャル男×オタク、めちゃくちゃ面白かったです。
しっかり王道展開させながらも、メタなコネタがふんだんに散りばめられてて、最初から最後まで萌えたりニヤニヤしたり吹き出したり隙間なく面白かったです。

ギャル男の真面目な告白を聞いて、「それは恋じゃない。『萌え』だ」とキッパリ断言するオタクくん。ギャップ萌えのレクチャーしてるオタクくん面白すぎる。
ギャル男は意味が分からなくて目を白黒。そりゃ分からんわなw
でもそんなオタクくんは恋というものか分からず、ギャル男の見せる優しさに「ツンデレ萌え」してる自分の恋愛感情に気づいてなくて。
なんかもう、どこまでも勘違いしてて欲しいと思うほど、一連のすれ違いが楽しくて仕方なかったです。
最後のショートストーリーまで、悶えながら読みました。外舘が書いたBL、これ単体で読んだら萌えないんだけど(「らめえ」とか「上の口は素直じゃないからな。下の口に訊いてやるよ」とか、私の苦手なパターンのBLだw)、「外舘が袖崎を嫌がらせるために書いた」と思ったらめちゃくちゃ萌える。

こういうカップリング、いいなぁ。ダサダサのオタク受け、もっと読みたいな。ダサダサのオタク攻めとイケメン受けでもいい。イケメン×不細工とか不良×いじめられっことかと似たような萌えがあると思いました。

似たテイストの作品でいうと、吉田ナツさんの『大好きなんです』、かなりオススメですよ。

3

素直に面白い。

今のところ今年発売された作品で一番萌えたラブコメ作品です。高校生でチャラ男の陣が反りが合わない自分とは違う世界に住むクラスメイトで生粋のヲタの外舘に恋に堕ちます。ただ、これまでの地味なタイプ(受)×派手な(攻)とは一味も二味も違います。外舘は大人しく健気な(受)ではなくしっかり自分の足で立ってるので、これまでの単に振り回されてオドオドしてる日陰者的なタイプではないし、陣は勘違いしてる恋と萌とを分析してしまうところも中々面白いです。陣が外舘に対して恋に堕ちた瞬間からキャラが引き立って可愛く、外舘曰くツンデレに変身。色んな凸凹カッポーがいますが上半期で一番です。テンポも良く直ぐにキャラに引き込まれてしまうし、読み終えるまでがあっという間でその間に幾度となくキュンキュンしっぱなしでした。凪良ゆう「全ての恋は病から」がお好きな方は一読をオススメです。

2

ヲタ受け萌え(*°∀°)=3噛み合わない会話楽しー!

攻めも受けも可愛いよーY⌒Y⌒ヾ (´▽`)ノ!
遊び人のツンデレ男と恋愛感情を「萌え」と勘違いしているヲタwww
外舘、男相手にツンデレ萌えしている時点でかなりの好意持ってるでしょうに。
異文化交流の噛み合わなさが楽しすぎる。
価値観どころか言語まで通じ合ってないとかwww

2人とも可愛いのだけど、思考や言動が可愛いのは断然袖崎!
外舘は結構オトコ前な性格。

個人的に一番ときめいたのは、ちょっとした勘違いから走り去った袖崎を追い掛けて階段ですっ転んだ外舘を心配して息を切らせて戻ってきたところ~Σd(´∀`*)

SSは噴いたwww
自分達をモデルにした立場逆転漫画の音読攻撃は破壊力が半端ないだろうなwww
アレだよ、一矢報いるためならば、外舘×袖崎じゃなくて片倉×袖崎にしたら良かったと思うの。
ついでに片倉にも読ませちゃえ+.゚(●´I`)b゚+

それにしても外舘の親友・片倉イイわー(*´∀`)
是非スピンオフ出してほしい。

2

攻めが超可愛い

高校生のチャラ男×オタクがメインの今作は、攻め視点+受け視点+ショート(おまけ)って構成でした。
最初の攻め視点のお話で
攻め→→→受け
となり、
受け視点のお話で
攻め→→→←←受け
となるのですが、これがすごくよかった。
それぞれ二人の恋に自覚する瞬間が楽しめると言うか、だんだん相手が気になっていく過程がじっくり描かれていて大満足でした。
最近は大人の話ばかり読んでたんですが、学生ものはやっぱり良いですねぇ

なにより全編攻めが可愛くって最高でした。自分の気持ちに振り回されてしまうと言うか、ついつい受けに意地悪したり、嫉妬してしまったりと不器用な部分もあって、年相応な高校生って感じがよかった。
もちろん受けも可愛かった。2回目のキスのシーンの反応が可愛すぎて、挿絵も相まって何回も戻って読んでしまった笑

全体的にラブコメ風味なのですが、切ない部分もあって大満足な一冊でした!

1

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