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僕のやさしいお兄さん(3)

boku no yasashii oniisan

我的温柔大哥

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表題作僕のやさしいお兄さん(3)

その他の収録作品

  • 別れない理由

あらすじ

柏原聖<かしわばらさとし>は、二丁目デビューした夜いきなり’千人斬り’と名高い男に恋をした。しかし彼は、運命のいたずらで同居することになった義理の兄鉄平<てつぺい>その人だった。好きな人と、ひとつ屋根の下で暮らす毎日は悶々vところがある日突然、鉄平が友人宅に引っ越すと言って出ていってしまった!!? 大人気シリーズに描き下ろしをプラスした義兄弟ラブコメディ★

作品情報

作品名
僕のやさしいお兄さん(3)
著者
今市子 
作画
今市子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
僕のやさしいお兄さん
発売日
ISBN
9784832286962
4

(18)

(8)

萌々

(2)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
72
評価数
18
平均
4 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数6

節操なしよ、ありがとう

三巻です。
しかし、体進展はありません。
でも、良いの(良くはないが…)、それでも面白いから満足です!
今回から当て馬、井坂も登場してぐっと面白味が増大。
彼が今後も良い味出しまくりです。

主人公は受けで、義兄へ片想い中の高校一年生、聖。
攻めは聖の母親の再婚相手の連れ子、鉄平。
24歳の小学校臨時講師です。

受け攻めと書いてますがまだそこまでは行っておりません。
実は両想いなふたりですが、関係性や年齢に鉄平は聖と一線を引き家を出て行きます。
聖はそんな鉄平の態度に傷つきながらも諦めきれず、また、祖父たち(両親とは疎遠で大祖父と祖父に育てられました)の行動に言い知れない不安を抱えています。

いやいやいや、アキニン(暁人、聖の異母兄、大学生)は今まで『なんじゃお前は!その歳でパパママ呼びって怖いわ!』と思っていましたが、今回まさか彼に癒されるとはー。
大祖父たちがどうなっちゃうのかも心配ですし、鉄平の過去も出てきて思い込みの激しい怖い女性オンパレードだし、ありがとうアキニン、あなたの節操なしの女好きに助けられました…

2

ココナッツ

JGbeeさま、こんにちは(*^^*)
コメントありがとうございます。

アキニン、最初はもう本当にこの人大丈夫?と思ったものですが(や、今も大丈夫?とは思っておりますが)、この作品にはなくてはならないキャラだったんですね!
JGbeeさまも懐が深いな…(^^;;

JGbee

ココナッツ様、こんにちは!
アキニン、謎の癒しキャラですよね。
実は鉄平よりアキニンの方が好きです。
悪気のない鼻つまみ者が大好物なので^o^
続きのレビューも楽しみにしてます!

あああ面白いなァ

登場人物が多く、相関関係がゴチャゴチャな上、いろんな話が平行して進み、さらに全員の心理やら関係性に気を配りつつ読まねばならないので意外と時間を食います。
でも面白い。
こういう家族のドタバタ話、大好きです。

軸になってるのは母親なんだよなァと思いました。
私ならこんな息子三人の母親にいきなりなるなんて絶対にヤダ。でも、イライラしつつ、泣きつつ、がむしゃらに仕事と母親業をやっている彼女の姿にじーんとさせられたりしました。
そんななかで進行する義理の兄弟の恋です。
完全に両思いなんだけど、様々なしがらみや良かれと思ってついた嘘などが邪魔をして、なかなか前に進めない。
とくに嘘をめぐるゴタゴタが面白い。打ち合わせしてないのがアダになって、アチャーとなる場面だらけになってました。
家族みんな一生懸命なんだけど、頑張る方向性がちぐはぐだから綱引きしてるような状態で。もつれた糸が解れるどころか更に絡まってるような。
ストーリー進行のなかで明らかになっていく攻めの姿のマヌケなこと。一巻で登場したときの王子様っぷりが嘘みたいです。でも、人間臭いこの攻めが私は好きです。
次男は次男でアホだし。アホなのにへんなとこ賢いし。いい脇キャラです。
そして主役(?)の15歳は、いっぱいいっぱいなのが可愛いやら可哀想やら。
告白からキスする場面はキュンキュンしたなァ。そのあとが非常にアレでしたが…。おあとがよろしくないぞ。

まだ続くようです。
はやく続きが読みたいです。

2

ひとごとじゃない場面が( ̄▽ ̄;)

鉄平さん所有のゲイビの雪崩…部屋でBL雪崩が発生してしまったのを家族に見られたときってあんな感じだろうか…と若干他人事じゃないんだけども見てて楽しかったです。
チラ見えするタイトルとかねwww
でもそれ以上に井坂さんにちょっかい出されて焦りまくる鉄平にニヤニヤさせられまくりました。
鉄平はもう諦めて自分の気持ちに正直になればよいのにー。
部屋の鍵が開かないだけでも焦るのにチェーン掛かっている(聖の仕業)のを発見した際の鉄平の動揺が半端ない。
「…一体何をしてたんだ、お前ら」の焦りっぷりがねー。
あの場面での「おしゃべり」と「おしゃぶり」の違いは大事です。
言い間違えたらただでさえ鬼の形相の鉄平が大暴れしかねませんwww
間違えなくてよかったね~井坂さん、命の危機ですよ。

聖の涙目での魂の告白…もう本当に可愛い。
鉄平じゃなくてもぐらっときますよ。
もうね~ぎゅってしてちゅっちゅしたくなりますね、はい←

アキニンは…何というかまさかのね。
いや今それどころじゃないだろ?!って時&相手にトキメキ発生させているのは流石というかなんというか…。
そして行動力…その半分を鉄平さんに分けてあげて。


それにしても法事の度に増える親族…www

3

鉄平の昔の男登場でますます複雑に…ww

亀の歩みのごとく遅々として進展を見せない今シリーズ。鉄平の元カレ出現で聖との間に新展開か!?と思いきや、話を余計ややこしくしただけで恋愛に関しては相変わらずのスローペースでしたww←これがこのシリーズのテーマの1つとも言える?
すれ違ったり勘違いしたり…両想いなのに突然訪れた複雑な家庭環境のお陰で素直になれない2人は見てて本当に焦れったいんですが、それを感じさせないテンポの良さと出てくる登場人物達の人間味溢れるナイスキャラが今市子作品の魅力なんだと思います。
はっきり言ってこのシリーズはラブコメという事もありエロさは皆無に等しいし、お話の性質上ラブ度もかなり低めww
多分、好きな作家様以外の作品だったらあまり興味を持てなかったかも…?(苦笑
でもこれは他誌で連載中の『B級グルメ倶楽部』でも言えるんですが今市子さんの描かれるちょっとしたジョークやキャラの反応とか…ホント私のツボど真ん中にドンピシャでハマるんですよ~ww大爆笑という訳じゃなくクスッと笑いを攫っていく感じがたまりません!それだけで読んだ甲斐がある。と私は思ってます(笑
それくらい大好きなんです~ww

さてお話の方は今回、鉄平の過去(幼少期のトラウマや教師だった頃のイザコザ)を踏まえた展開をメインに、第三の男・鉄平の引っ越し先で元カレ井坂を巻き込んだ更にややこしい内容となってます(笑
そして今回一番のキーマンとなるのもやはりこの井坂でしょうね。高校の同級生である井坂は鉄平にとって初めての男であり、マイノリティで悩んでいた彼をゲイの世界に導いたある意味特別な存在。
聖もそれに薄々感づいていて鉄平の過去を探ろうと急接近するし、井坂は井坂で恋愛下手の鉄平が本気で好きになった聖に興味を持ち始める。
とまぁ今回は鉄平と井坂の関係が明らかになった時点で終了となってますが、今後どのようにして彼が鉄平と聖の間に介入してくるのかスゴい楽しみな展開になってきましたね!そんで、出来ればそれがいいカンフル剤となって次巻こそは膠着状態にある2人の関係が少しは進展する事を期待したいですww

因みに彰人の方は今回あまり絡みはありませんでしたが、鉄平のストーカーだった矢野さんに恋するなど相変わらずKYでフリーダムな恋愛を突っ走ってました(笑
この人、私的にはNGな部類に入るんですけど自分に正直なとことかアホな感じが憎めないんですよね~ww
そうゆうキャラ作りも魅力の1つですね!

2

鉄平のヘタレに鞭うちたい気分ヨw

TBSの木曜日夜枠のホームコメディのような本作も、一難去ってまた一難な如くに、今度は鉄平の家出と昔の彼氏登場で、一体着地はどうする?
な感じになってまいりました。

もう鉄平と聖の両思いは最初から丸わかりの決定なんですよね♪
聖はひたむきに鉄平を求めているけれど、鉄平はやはり色々と(いきつくところ最初のこだわり)悩んでしまって一歩が踏み出せない。
鉄平が踏み出せば、陽気なお母さんだから、理解あるじいちゃんずだから、何とかなりそうなんだけどなー。
そこへ鉄平の昔の男・井坂がちょっと面白がって、でも嫌がらせというよりは協力的に見える仲介をしているのが憎めない。
彼については、『分かれない理由』でむくわれない片想いをしているんだな~というのが見えます。←鉄平、鈍感!?
彰人は、2巻でちょっと聖が気になるな雰囲気になってましたが、ここにきて女好きが再発!
鉄平を追いまわすストーカー父兄の母親に強引アタックをしかけてるしww
この巻では、鉄平のトラウマというか少し過去も明かされていますが、それが今後にどう影響するかは全く持って予想がつきません。
ああー、もう、じれったい!!
いい加減腹くくって、やってしまえ!!鉄平、、、聖はOKなのだwww

ところで、鉄平の服の趣味が笑えます(爆!)
ジャケットの下のTシャツの柄は、あれは狙っているのか?
さて、4巻は一体どんな方向に進むのでしょうか?それとも無事結ばれるのでしょうか?
まだまだ期待して待ってます♪

1

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