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表題作極道Cafe

ミカド,昇り龍の帝と呼ばれた元極道 
入江真理,極道の父の元へ帰って来た息子 

同時収録作品朱の刻印

蔵橋,極道
蔵王子,大学生

その他の収録作品

  • 番外 ~すれちがい編~
  • あとがき

あらすじ

お茶に詳しい真理は、元極道ならではの強面イケメンズがおもてなしする、『極道Cafe』を手伝うことになるが――!?
(出版社より)

作品情報

作品名
極道Cafe
著者
青海信濃 
作画
青海信濃 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775516041
3.2

(5)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
16
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

極道カフェ

生まれてから、一度も会ったことのない父からの手紙。
日本で喫茶店をやっている。一緒に暮らさないか
そんな手紙をスタートに日本にやってきた主人公。
やってきたそこは、なんと極道カフェ!?
執事喫茶だの、メイド喫茶だのはやってますからね~
ワタシは一度も入ったことないんですが(-ω-ゞカシカシ
おいといて
そんな主人公の恋のお相手
ミカドさん。背中の龍に触れると暴走してしまうという設定が面白いのかどうなのかwwなんですな。
個人的には、突発すぎてどーにもついていけなかったのが雑感でした。
でも、真面目で一生懸命で、そして幼い頃から想い続けていた~な背景的な設定は好きです。全体的にも、ほのぼのしててわりと良かったかな。

そして後半は、座王子さんという、ちょっと脇にいた人のお話。
どっちかというと、切ないんですが、こっちのほうが好きだったりします。
こういう関係好き。
子供を抱き上げて~のあのエピソード
なんか泣けてくる。
突っ張ってる受。ヤクザな部分をおいておいてもこういう男はもてるだろな~うんうん。
というか、こっちの話はまだ続くんだろうか・・・・生きてて欲しいな~

2

単純明快

解散した組が新たな道としてコンセプト喫茶「極道カフェ」を開いたのですが、あまりのまんまぶりに客足はいま一つのようで。
そこへ組長の別れて暮らしていた息子が帰国するところから始まります。
そういえば、893カフェってあると面白いと思っているのですが(時々出入りや流血がある設定がgood)
青海さんらしい実にわかりやすい単純明快な展開で定評のあるヤクザものがコメディに仕上がってました。

幼い頃、父が極道であることから英国の祖母の元で育てられた真理が、父が組を辞めて始めた仕事を手伝ってほしいと手紙が来て帰国するところから始まります。
皆が温かく迎えてくれる中、どうも気になる人物が。
それが背中に龍の彫り物を持ち、それに触られると人格が凶暴になるというミカドでした。
その背中に何か懐かしい記憶がよみがえり、ついうっかり触ってしまうと、野獣に変身したミカドに押し倒されて~ww
恋だの愛だの、こむつかしい事は必要ない内容。
真理の英国で培われたお茶の才能を生かして、極道カフェを新装開店させる展開の中に、昔のしがらみを解いていくという流れに。
単純な流れな中に、結構色々なものが詰め込まれているのに、それが全部未消化ということはなく、ちょっとオーバーなくらいに人情&エロものに、バランス良くしあがっている印象です。
それにしても、どうしてミカドが背中の龍に触られると人格が豹変するのかは、本人も含め謎です♪
エンコ詰めが笑いました!

そして、この組の頭脳・座王子の過去がアンソロの「極道スペシャル」に載っていた『朱の刻印』だったんですね!
これは一転シリアスのバッドエンドです。
藤崎組の幹部・蔵橋と、軽い気持ちで関係ができた座王子のおだやかな恋愛が、一転するのです。
なるほどね~、、多分極道Cafeだけ見ていたら、この座王子がとても気になっていたと、店にちょっかいをかけてきた嵐山のことも気になっていたと思いますが、これで解決するんですね。
逆に、この座王子の話で彼のその後がとても気になっていた自分には、Cafeの話で安心しましたよ~v

1

無茶コンセプトwww

極道とカフェの組み合わせという最強に合わないものを詰め込んでみるあたりが青海先生らしくて良いですwww
いやいやいや、カフェですよ!?極道はいかんでしょwwwいくら「元」とは言ってもなぜカフェー!?!?という感じです。

その無茶ぶりに感心してしまいました。
なんでも無茶やれば良いと言うもんじゃございませんが、
マンガマンガした中にも、人の暖かさであったり、愛であったりが描かれていて、
決してそこまで悪いとは思いませんでした。
私のオモシロ図書館に貯蔵しようと思います。

1

シリアスとコメディのバランスが良かった

青海さんは雑誌では時々読んだことがあるのですが、単行本で読んだのはこれが2冊目です。
タイトルにもあるように、舞台が極道カフェなんですが、予想していたよりもコメディな所があって、面白く読めました。
読み終わってから「もっと続きが読みたい!」と思ってちるちるさんで検索すると、弐巻以降もあるようでよかった!(ってか、読む前にシリーズ物かどうか調べとけって感じですよね?(汗))
「極道」、とはなっていますが厳密にいえば元極道で、今はカタギになった組が極道をコンセプトにしたカフェを経営しているという、まぁなんとも面白い(?)状況です。
そこに離れ離れで暮らしていた組長の息子が、身寄りを亡くして組長と一緒に暮らすようになります。
この息子が向日葵のような朗らかで明るい子で、組長の元に残った元組員の中で異色の存在なんですが、元組員も人情に厚い人達ばかりで、大げさに男泣きするシーンがなんだか面白い(笑)。
コメディ色強い作品だと思うのですが、シリアスな展開もあって、バランス的にはいいかなと思いました。
でも、同時収録の「朱の刻印」はちょっと哀しいね…いや、割と好きなんですけどね、こういうお話。本編よりもこちらの方がシリアスです。
弐巻以降も期待です。

1

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