プラチナ文庫小説大賞 編集長特別賞受賞作!

堕つればもろとも

otsureba morotomo

堕つればもろとも
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神29
  • 萌×223
  • 萌22
  • 中立4
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
20
得点
307
評価数
86
平均
3.7 / 5
神率
33.7%
著者
宮緒葵 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829624982

あらすじ

これは、わたしの犬だ。 神の娘の証である黄金の髪を持つ珠玲は、男でありながら天姫として崇められていた。だが、祖国を救い成り上がった将軍・朔に嫁ぐことになる。すげなくしても一途な犬のように縋る眼差しで服従を誓うくせに、褥では餓えた獣のように珠玲を貪る朔。憎しみを募らせた珠玲は、敵国の間諜に騙され、毒を盛ってしまう。死に瀕してもなお珠玲に執着する朔は、心中を強いてきて……。

あまりに攻めが受けを好きすぎます!
編集部イチオシのデビュー作です、ぜひ攻めの愛を叫ぶ犬っぷりをお確かめ下さい♪
(出版社より)

表題作堕つればもろとも

朔・剣奴からのし上がりで救国の英雄となった将軍
珠玲・男なのに金髪故に天帝の愛娘と言われる天姫

レビュー投稿数20

下僕です

犬なんだけど下僕です。

宮緒葵先生のデビュー作なんですが、ここまで強烈なデビュー作は見たことがありません。
それくらい衝撃的でした。

お話の内容にはファンタジー要素も盛り込まれていて、主人公の天姫が時空をかけたりかけなかったりします。

そんなファンタジー要素も朔の珠玲に対する執着ぶりや下僕ぶりにはかすんでしまいましたが(笑)

珠玲のことが大好きすぎて、今まで珠玲のためだけに生きてきた朔。
最初は嫌われていましたが、徐々に報われていく姿に思わずよかったねと呟いてしまいました。

3

犬にハマる。

こういう勢いのある作品は大好き!

私はお綺麗にまとまってなくてなくていいから、作者のこれが書きたい!という情熱に溢れた勢いで全てを読まさしてしまうそんな作品が大好きなのだ。
細かいことは気にしない。
ただひたすらにシンプルにこれが好きなんだ!これを読んでくれー!という情熱を受け止めるだけの作業。
それがすごくおもしろい。

宮緒さんの作り出すワンコは徹底的にド犬で気持ちがいい。
周りからはすごい評価が高く本人も自信に満ち溢れているのに、思い人に対してはすごく
自信が無くなり自己評価も低くなってしまうお犬サマ。

お犬サマは、主の足の指も躊躇いも無く美味しそうに嘗め尽くす。
「俺は貴方の犬です」発言を初夜の早々に言い放ってしまう。
さらに「俺は卑しく汚らわしい獣だ」発言。
初夜の後には酷いことをしたと床板に額をくっつけ土下座で謝罪。
受けの珠玲の蹴りも避けることなく甘んじて受けるお犬サマ。

普通のワンコなら主人が自分を殺そうとしていると分かった時点で、それを受け止めて逝くだろうに、このお犬サマときたら主人が自分以外の犬の主になるくらいなら主を殺して自分も死ぬ、という何とも型破りなお犬サマだった。

新月が朔だなんて早々に予想がつくし、亜樹良さんのイラストも珠玲は綺麗なのに、ことお犬サマときたら亜樹良さんの挿絵の魅力満載のガチムチっとしたそのお姿。

今まで見たことも無い、宮緒さんならではのお犬サマにすっかりハマッてしまった。

6

このシチュエーションが好き

ある意味花嫁ものというか高貴なお姫様が成り上がりの騎士と結婚してというシチュエーションからして好きなのでわくわくしながら読みました。主人公はれっきとした男ですが姫として拝められてきたので一人称も私で誇り高く凛としていました。始めは将軍のことを嫌っています(いたしかたがないと言わずにいられない)が優しさを知り惹かれていきます。ある事件を機に一気にではなくゆっくりと変わっていくのがよかったです。互いを思いやる素敵な夫婦として末永く暮らしていくのだろうと暖かい気持ちになれました。

3

書きたいものがはっきりしている

忠犬ハチ公×深窓のご令息のお話

デビュー作だそうで、まさに作家さんの大好きてんこ盛りなんだろうなぁ……というのが伝わってきます。
なんちゃって平安となんちゃって古代神話な世界観。
受が女性として育てられ嫁に行くという、個人的にあまり積極的に読みたいとは思わない類のお話でありながらも、あら不思議。
結構普通に読めてしまいました。

執着攻ってわりと好きなんですが、これは想像の斜め上を行く執着ぶり。
BLに心中ものはいくつかありますが、この攻の自己中な無理心中は凄い。
犬だ犬だといいながら、桃色シーンだけは狼になるとかね。
そんな犬に絆されてしまう受も、根が素直で優しいのが好感が持てます。

時間軸のからくりが不透明な点など含め、ファンタジーとしては少し設定が弱い気がしますが、恋愛にかなりの重点を置いているので気になりません。
そして脇役がとてもいいです。
個人的には脇役の雄心でスピンオフが読みたいです。

3

あなたの犬!

大好きな作品で何回目かの読み返しです。ついつい定期的に手にとってしまいます。

前半は珠玲が不憫ですが朔の事をもう少し汲んであげていたらと思ってしまいます。
朔も言葉が足りず獣のように珠玲を犯すので珠玲が追い詰められヤケクソになるのも仕方ないのですが。

そして後半は一転甘々に。ようやくキター!とニヤニヤしながら読んでました。
朔の執着に心をうたれ執着を独占したい珠玲。
誰からも愛されなかった珠玲をここまで愛してくれ求めてくれる唯一の人。いや犬?

あなたの犬、私の光、道連れ、いいですね。
宮緒さんの犬攻めの原点ですね。
しかし犬犬言い過ぎ(笑)
新月の時に姫を裏切って消えたからといっても、姫を自由にするための命懸けの年月を過ごしてようやく長い散歩から帰ってきたのに卑屈ですね。

これがデビュー作とはすごいですね!グイグイお話に引き込まれました。
宮緒さんによって犬攻めに出会いました。ワンコじゃなくて犬!

愛し愛されるっていいなあと思いました。

3

これ程の下僕モノとは!

購入前には想像していませんでした。
表紙が亜樹良のりかずさんで、ドラマCDに森川さんが出演されてて…ということで読んでみたのですが、読む前にある程度の主従モノを予想していたものの、攻め様の下僕ぶりが予想以上に徹底していましたね…あることを除いて(笑)。
普段は忠実で命令を守るのに、一旦興奮のスイッチ入ると止められないとか…ほんとに(うちで飼ってる)犬みたいだ(笑)と思って読んでました。
受け様を好きすぎる攻め様とか、あの時には強引で無理やりでもやっちゃうとか、結構私の萌えツボが入っていたので楽しめました。
ただ、欲を言うと、なぜ珠玲が時間を遡れたのか、珠玲の元を離れていた11年間、朔がどのように過ごしていたのかという説明がもっとあればよかったかなと思います。
かなりサラッと、あるいは簡単に予測できる範囲でしか説明がなかったので、その辺りが惜しい気がします。
少しファンタジーが入っていて、時代背景も完全にフィクションなんですが、建物や装束に関しては、平安時代のものが結構出てくるので、この時代がお好きな方にも面白いのではと思います。

2

それは邪道だと思う

成り上がり者が、決して手の届かない存在を求めるお話。
手を触れることさえおこがましい尊い存在を、それでも「どうせ嫌われてるのなら……」と攻めが貶めて汚す(無理矢理ヤッちゃう)ところが最大の萌えどころ。
身分差設定が存分に生かされてます。
なので、二人は気持ちの上ですれ違い続けて、逃げようとした受けが攻めを殺してしまうところまではパーフェクトだったと思うのです。
「姫(受け)は自分を殺そうとするくらい、憎悪しているんだ」「自分は死ぬ。置いていかれる」と思った攻めが受けを殺して、自刃するところもすごくよかった。
激しく萌えました。

でもそこで終わらないのが本作のおもしろさなのですが。
……しかし、突然過去に時間が遡るっていうのはちょっと……ズルいかなぁ、と(笑)

元々がそういう不思議が起こる世界観なら(たとえば天帝の愛娘である天姫はピンチの時は不思議を起こせるとかなら)わかるのですが。
むしろ「受けは普通の人間なのに、髪色のせいで勝手に天姫にされて人格を無視される」っていう設定なので、余計違和感が強かったです。
やり直しをしたからこそ見えてきたものがあるし、攻めへの思いを自覚するっていう流れはおもしろいのですが、でもそれをタイムリープなしでやって欲しかった。
それが出来そうなだけに(たとえば、無理心中を図ったわけだけれど何とか二人とも生き延びたとかで)、よりもったいないと思う気持ちが募りました。
唯一、そこだけが不満。

2

すべての犬の始まり、オーソドック(犬)ス攻め


表紙を見て受けが女性っぽいなぁ…と牽制していたのですが、ついに手を伸ばしました。
結果、やっぱり読んで良かったなぁと思いました。

大好きな大好きな宮緒葵先生。
まさかのデビュー作とのことを読んだ後で知りました。

なるほど、犬はここから始まったのか…。
どうりで今回はオーソドックス犬だと思ったわけだ。
そしてこの攻めから靴下犬やらパンツ犬といった特殊犬が派生したのか…と納得。

肝心の内容ですが、受けが小さい頃、邪険にされていた使用人の攻めを助けてあげます。
それから犬のようだと可愛がるのですがたった一年ほどで攻めは忽然と姿を消します。

そして話は数年後…。
再会してからページをめくる手が止まりませんでした。

身長差もかなりあり、一途な攻めが好きな方はハマる!
また、ただの時代劇かと思いきや、ある出来事をきっかけに物語は急展開。

この時の攻めが、も~~ヤンデレ感があって最高でした!!

惜しいな~と思ったのが、受けの見た目のみ。
成人した受けの見た目は女性のようで「天姫」と呼ばれているので地雷一歩前。
私の守備範囲が狭すぎるせいで…っ!と申し訳なさがあります。
ただ、物語や犬度は最高なので気にならない方には是非オススメです!

0

ゲ、、ゲーム!?

プラチナ文庫小説大賞の編集長特別賞だそうです。
最初、亜樹良さんとわからなかった表紙絵に、あらすじを見れば少々苦手な姫設定、どうせ・・・とおもいつつ放置してあったのですが、これが読み始めたら面白い!!
いやぁ~読んでよかったですよ♪

国の成り立ちの伝説より天姫の生まれ変わりとされる証の金色の髪を持つ珠玲は、超箱入りの為に世俗に疎く周りを見る目を持たず、自分の事だけ考えているそんな人間でおぼこ。
対する後、珠玲を手柄のホウビに降嫁してもらい受け、自らを珠玲の犬と自称し、あくまでも犬・・・但し辛抱たまらなくなり獣に変身もするがww・・・になる将軍・朔。
彼等の出会いとすれ違い、そして起きるある事件により、リセットされて二人が気持ちを通い合わせるまでのお話は、テンプレながら、そのリセットが天帝(神様ね?)の血筋という設定で、不思議現象も納得させてしまう。
また、そのリセットがゲームのやり直しみたいで、ファンタジー設定に現代性を見て、逆に親近感を抱かせるのかも?
その展開のご都合的意外性もさることながら、主人公の性格設定が実に楽しく相乗効果を出していたような気がします。

珠玲が、忌み嫌われている黒髪の男子を拾い、反対する周囲を「これは犬だから」と納得させ”新月”と名付けて彼をかわいがる様。
この新月が、”拾われた御恩は一生忘れません!”を本当に一生貫いている姿が、ワンコではなく「犬」でいいのです。
足を舐めるシーンが、割と出てくるのですが、それが本当に犬をほうふつとさせますねw
また、自ら「犬」というくせに、発情すると手に負えない獣になるのも、おいしいシーン。
嫌がる珠玲が、これまたそそられるんですv

あまり書くとネタばれになって面白くないので、もうこの辺でw
結構、色んなバランスが良く、犬時々獣とツンデレご主人様を堪能できる一冊に仕上がっていたのではないでしょうか。
これは読んでみてよかった、と思える一冊でした。

12

「堕つればもろとも」確かに!

いやー、熱い。暑い。
ここまで攻めが徹底して犬な話は初めて読みました。
ほんとにほんとに獣方向の犬でした~(足舐め大好きっ子)。受けのこと好きすぎておかしくなってる!
女性っぽい受けはあまり趣味じゃないので、たぶんこの「編集長特別賞受賞」の帯が無ければ手に取らなかった可能性が高い本です。
デビュー作だけあって、ものすごい勢いです。
粗もあるし、ご都合展開もあるのですが、この勢いに全て持ってかれました。
そして「お前を殺しておれも死ぬ!」が実践されたのも初めて読みました(笑)びっくりした。
そこからやり直しのターンになるのも予想外で度肝を抜かれました。
しかもなぜ過去に戻れたのかは深く追求されていない(笑)
いやいや、でもおもしろいんです。
2パターンのラストを読めるお得感があるし。

前半(悲劇ラスト)は、もう主人公の珠玲がかわいそうでかわいそうで。
攻めの朔がモニャモニャだっていうのは読者は分かってるんだけど、なんかもうほんとうに初夜とかレイプされてる感があって痛々しい。もっとやさしくしてあげてよ!と思いました。攻めが絶倫すぎて犯り殺される寸前までいってます。この調子でいったらあの前半ラストも納得・・・。
でも後半(やり直し)からは怒涛の勢いでした。珠玲なんていい子なんだ!そして朔、でかい図体してカワイイなこいつ・・・!と思うまでに。
主に珠玲の努力でサクサク「やり直し」されていくのですが、こんなに素直で純粋でいい子な受け、久々でした。
もうスカーッとしました。あ、そうです。スッキリするんですこのお話。
今日も疲れたな―、とか思ったときに最適だと思います。
あーおもしろかった。

攻めの朔の筋肉描写がすごいので、私の脳内では亜樹良のりかずさんのイラスト以上にムッキムキで展開してました。いい筋肉でした。

9

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