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表題作Golden Eyes

阿南景,高校の先輩で弁護士
坪井嘉一,古書店経営で特殊能力を持つ

同時収録作品すき きらい すき

宮城
福島 高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

人の心を覗く力を持つ嘉一は、叔父からの頼みで従兄弟の竜也を預かることに。そんな時、高校からのつきあいの先輩から告白され…!?

作品情報

作品名
Golden Eyes
著者
北沢きょう 
作画
北沢きょう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344821279
3.5

(17)

(4)

萌々

(3)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
60
評価数
17
平均
3.5 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数9

別の意味でも表紙買いw

BL系の物を本屋で直接買う時はものすごくキョドってしまう
チキン野郎なわたくしですが・・・
この本は、表紙も帯も私に優しかったwので、一般人の目をあざむいて堂々とレジに並んで買えましたwww
モチロン表紙の絵がほんとにステキだったので、雑誌では読んでなかったのですが思わず手に取ってしまったのです。。。

内容は上の“あらすじ”の通りなのではしょって。。。w

ちょっと引っかかったのは、彼女と6年も付き合ってたという阿南先輩(当然ヘテロ?)がフラれたその日に、勢いとはいえたった一度寝ただけで同性愛に走れるのかなぁ・・・て。
嘉一が『先輩の中で俺が恋愛対象になった』と読んだ“あの瞬間”の(H中の)嘉一の『はぁ、はぁ、はぁ』の時の顔が!私は一発K・Oだったんですけどwやっぱ先輩もあの時に雷が落ちたんだろうなwwあの顔されちゃあしょうがない。そうゆうことにしとくw

で、高校時代の出会いのシーンでの先輩が、なんかすごくステキだったというか人柄に触れたというか・・・惚れましたっっ!!
特殊な能力の事で、いろいろ嫌な目にあってきた嘉一にとって、それを逆手に?サラッと近づいてきてくれた先輩の存在ってすごくうれしかっただろうな。
そんなこともあり、嘉一が先輩と関係をもてたのは何となく納得できたんだけども。

すったもんだあった後(一言で片づけてしまいましたw)嘉一が先輩の気持ちを尋ねた時、先輩に『目を見て確認すればいい』と言われて心を読むんだけど・・・
その時あえて!何も言葉が書かれてなかったトコロがッ・・・!!
その後のH中も
先輩『嘉一・・・』→心を読んでる時の嘉一の目→先輩『ふ・・』
その間、嘉一が何を読み取ったのかは、何も言葉は書かれてないんです!!!
でもそれがなんかいいんです!!!!
人の心を読める、という設定の使い方がすごく上手いな、と思いました。

あり?そういや三角関係の話なのに、竜也君にノータッチだな・・汗;
なんとなく先輩派で読んでしまったもんで・・・
(ごめんよ竜也君。竜也君にも幸あれ・・)

この先生の作品は、読んでる雑誌で短編は読んだことがありましたが、すごく絵がきれいで、ほんとに目の保養に良いですね~
エロはちょい少な目ですが、毛は多め?!な気が・・・
そうか、やっぱりこんなきれいな男の人にも毛はあるんダネ。。。w

いや、ほんと話も絵も素敵でしたし、
前述の力説した『あえての?無言シーン』がズキューンだったので
神にしちゃいます。

1

久々にしっかり読めました。

表紙を見たら、なんとなくわかると思うのですが、三角関係ものです。
作者様があとがきでおっしゃっているように、どっちとくっつくのかドキドキしながら読めました。
わりとシリアスめかな?とも思いましたが、途中にちゃんと息抜き的な描写があるので安心して読めました。
主人公が悩んだりしている描写もしっかり描かれているし、表紙の三人のキャラ一人一人が愛しく思えたので、どんどん続きを読みたくなり、あっという間に読んでしまいました。

あと私がいつもレビューで言っていることなのですが…、絵もとても綺麗です。
物語も申し分ないし、絵も綺麗でよかったので、神評価にしました。

0

特殊能力+三角関係

当て馬役がはっきりしている三角関係は好きなのですが、こちらは本当に最後までどっちを選ぶの?というタイプの三角関係ものです。
最後に誰かはフラれてしまう…というのが実はあまり得意ではないんですが、このお話は三角関係+特殊能力という面白い設定でした。

三角関係が最後まで保たれているのは良かったんですが、主人公・嘉一の気持ちは最初から一人の人に向かっているので、ラストが予想できない訳ではありません。
もっと粘ればもしかしたら心がわりとかあったのかな?という駆け引きめいたものは少しだけありますが、二人で一人を取り合ってギスギスするとか、主人公がフラフラと二人の間で揺れる優柔不断な・・・というわけでもないので雰囲気が重くドロドロしている事もなくて良かったと思います。

嘉一が持つ特殊能力は人の心が読めるというものなんですが、それを唯一理解してくれる先輩・阿南と、ひょんなことから寝てしまい交際することに。
しかし嘉一は親戚の高校生、竜也を預かっていて、阿南に竜也との関係を疑われてフラれてしまいます。
竜也は何故か嘉一にも心が読めなくて、しかも何やら訳ありで、嘉一も竜也が気になっていて、そんなときに竜也に告白されて…。
これは年上攻め好きが好きか年上攻め好きかでカップリングの好みが別れそうです。

人の心が読めるという能力と、何故か親元を離れ預けられている竜也の秘密が大きなテーマになっています。
しかし、特殊能力、竜也の秘密、恋愛の三角関係と詰めているからか、どのテーマもちょっと中途半端に薄くなっている気もしました。人の心が読めるという能力ですが、登場人物がほぼこの三人だけのためにイマイチお話が広がっていかないような。
せっかくの能力なので、もっと面白くもできたのではないかと思います。

竜也の謎も、散々引っ張たのに最後はあっさり、な気がしました。
設定がおもしろかったので、ちょっと残念な気もします。
けれど三角関係ものとしては楽しく読め、キャラも三人とも素直で可愛らしく思えて好感度が高かったです。

1

サトラレ

特殊能力の為に人とうまく付き合えないというトラウマ持ちが主人公の本作品。
作者様も後書きで書かれているのですが、攻めとなる相手が実にアテ馬キャラでして、、ww
作中絡んでくる主人公の高校生の従兄弟というのが実に気になるキャラ!
やっぱ、こっちが攻め(最初は受けでwリバ?みたいなw)で行ったら王道だったかな~?と思いつつ、主人公よりヘタレな攻めが気になった一冊でした♪

自分的にこのサトラレ的特殊能力モノ好きなんですv
だって、やっぱり実生活であったら絶対怖いですよね!
ま、その辺は置いておきまして、そんな能力があるのに高校の頃声を掛けてきて、その能力を知っている唯一の友人である先輩の阿南が、彼女に振られた勢いで、主人公・嘉一と寝てしまい、そこから恋人関係になるのです。
脱線しますが、この主人公の名前が爺臭くて、外見に似合わず、おもわずツボりました(爆!)
折しも北海道にいる叔父から、ワケアリで暫く預かってほしいと従兄弟の竜也が嘉一の元にやってきます。
竜也にはなにやら隠している事情があり、そんな彼に優しくする嘉一を見て阿南は嫉妬するのです・・・

すわ!三角関係なんですが、
始まりがなだれ込み的身体から始まる関係だっただけにここがまず関係の不安材料。
嘉一は阿南の心がわかるが、阿南は嘉一の心がわからない、これが第二の関係の不安材料。
それが特殊能力設定に上手くつかわれていたのではないでしょうか?

ただいかんせん、阿南がヘタレすぎます!
彼女に振られた時もそうですが、嘉一を疑うのもそう!
どんだけ自信がないんだか、、、それじゃぁ彼女にも振られるってもんですわ(爆!)
こんなヘタレ男のどこがいいんだか・・・ということで従兄弟の竜也に注目しちゃうんですねw
こっちの方が男前なんだけどなぁ~www
そういう意味で、ちょっと題材が重苦しいのに軽さがあるお話でした。

あと、この本の中に一編、全く関係ない学園モノが入っていたんですが、これ、いっそのこと竜也の学校物語だったら、竜也編の導入ってことでおもしろかったのになぁ~と、ちょっとそれが残念でした。
でも、面白かったですよv
授業中に思い出して勃って困ってしまう受けに、親切にする攻めw
不良×優等生モノでした。

0

読める

今回は三角関係に加えてのサイコメトラーもの。
お(・∀・)っと思う反面、展開や設定がむ~…となる場面然りでした。
面白くなくはない。なくはないがもっといけたんちゃうか?と思ってしまう場面が多かった気がします。

先輩と~
先輩との過去話。ちょっとキュンでした。先輩爽やかすぎるぜしかしww
目を見ることで心が読めてしまう。それは自分にとっては至極自然なこと、だけども他人にすれば……。読めてしまう~な現在との関係とプレイはまぁよかった。
よかったのだが、付き合い~会わない~までの展開が急すぎてちょっと難。もぉかよっ!!って
早いといえば、預かることになった従兄弟くん。この子もまた然り。
然りというか、この子の生態がイマイチわかりにくい。虐待されてて心閉ざしてるのかと思えば、手をつなぐ~押し倒す~だの。前置きなくやるから流れ~な萌が薄かったかな……。
どちらを選ぶのか
これも結局、どっちに付いても不完全燃焼だった感。
“好き”に至る理由.動機がもう少し明確にいただきたかった。
ともあれ、サラッと読むにはまずまずでした。

個人的な事をいえばですね~
北沢さんの絵柄って
青年になる手前までがすごく可愛いんですよ!
だから
もっと年齢を下げていただきたいな~とか。
最初の頃の話が私は好きでした。

雑誌的な問題?
とりあえず次作に期待。

ついでに
従兄弟くんの~な真相
あながちわかりやすいのが難

0

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