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副題に「華麗なるフライト2」とありますが続編ではなく関連作で、
主人公が同じではないため単品で読めます。
前作の主人公たちが脇で登場するので、時系列に拘る方は順に読むことをお勧めします。
私は副題に気づかずにこの本から読んで「華麗なるフライト」も読みました。
つまり、どちらもオススメです。
2話収録されていて2組のカップル。ページ数的にもほぼ半々。
1冊で2度おいしいです。
航空業界の出来事がドラマチックな恋愛に良いスパイスとなっています。
表紙イラストを見て気になったら読んでみてください。
「テイク・オフ」
北河原泰彦(やすひこ)が、大学時代の先輩・岡部から桃園頼人(よりと)を紹介されたことで
盛大な思い違いが繰りひろげられます。
攻と受両視点から語られるので気持ちの推移が理解できて楽しめます。
北河原は36歳ですが優秀なパイロットで、とても落ち着いた人物。
そして、知り合う前からの頼人の憧れの人なんです。
フリーライターの頼人はほっそりした美人で26歳。麻々原絵里依先生のイラストがぴったりです。
「管制塔の貴公子」
体から始まる、いい男二人の恋愛です。
管制官の周防尚通(なおみち)は仕事ではチームワークをしっかりこなしますが、
他人と交流するのは苦手で私生活は一人が気楽なタイプ。
口説いてくるパイロットの松嶋祥司(しょうじ)をいつものようにかわしたいけれど、うまくいかなくて。
こちらは受視点で、自信にあふれた男の強引でかっこいい口説き方が味わえます。
機長と管制官の声で連携をとる仕事の裏側も読みどころです。
華麗なるフライトは副機長さんでしたが、今度は機長さんでした。
テイクオフ(小説chara2009年1月号掲載分)120Pほど+管制塔の貴公子(書下ろし)100P超+先生のあとがきです。フライト時のアクシデント話が出てくるので、トラウマある方はご注意ください。
1編目は機長さん(前作にちら出)とフリーライター、2編目は機長さんと管制官で、2編とも機長さん攻めです♡♡♡表紙も素敵なんですがカラー口絵の機長さん立ち姿にもううっとり・・・・素敵な素敵な制服姿。制服に弱い・・・
お仕事話しっかりあり、2編ともどちらかがつんつんさんかひねくれものというタイプなので、1作目がお好きだった方は安心してお読みいただけると思います。先生のクールな印象の文章と麻々原先生のクールな挿絵が良く合っているように感じ、攻め受け2カプ共、好きなので萌2としました。
1編目:前作の瑞原さんが攻めさんと一緒にフライト中として、ちら出。真面目な堅物な攻めさんはすごく若くして機長になったということで各種取材を申し込まれてきたのですが、ことごとく乗り気ではないとお断り。方や受けさんは、長らく憧れの人であった攻めさんに会ってみたいとこぼしたら、知り合いが攻めさんの大学時代の先輩ということで会えることになり。。。。とお話は続きます。
2編目:クールなツンツン管制官。パイロットたちには美形美声管制官として有名らしく、あるパーティでパイロットさんから声をかけられます。そのパイロット、モテるはずだろうになぜかしつこく構ってくる。売り言葉に買い言葉でつい「セフレ」にw。
********以下は自分のすごく好きなところ2点 めちゃネタバレ
1編目の受けさん。途中誤解あって、なんで付き合ってもらっていたのか分からず、もう駄目になったんだろうな・・・と思っているのですが、最後が素敵。ヒースロー空港ロビーでのキスシーンです♡♡イケメン機長がつかつかイケメンに近寄り、ハグ&キスなんて夢のようだわ・・・
2編目は、アクシデントがあってハラハラしたつんつん管制官さん。意地はっていたのですが、最後の最後で陥落ーというところがすごく好き♡機長さんもひたすらめげずにアタックし続け、最後はおおーやったね!という嬉しさでいっぱいです。
2編とも嫌いな点がなくウキウキ読み終えることができました。
ちょこみん
訂正です。副題に気づかなかったのではなく、あらすじから1冊でも読めると書店で手に取って判断したのでした。