欲しかったのは可愛い結婚相手だったのに……

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表題作猫の目のホロスコープ

飯泉芳裕 へたれリーマン
古里恵一 占い師

同時収録作品甘くないスパイラル

上杉宗一朗 下着メーカー勤務
芳野 フリーライター

同時収録作品泣かないでグライダー

誠 高校生
道雄 高校生

同時収録作品最低なあなたと秋の空

加納 大学映画製作サークル所属
名波 大学映画製作サークル所属

その他の収録作品

  • その後のホロスコープ
  • 引き続き最低なあなたと秋の空
  • あとがき

あらすじ

親に結婚を急かされ、藁にもすがる思いで占いの館を訪れた彼女いない暦=年齢の芳裕。しかしそこにいたのは自分よりも若い占い師・恵一で――。
(出版社より)

作品情報

作品名
猫の目のホロスコープ
著者
スナエハタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685044
3.3

(26)

(3)

萌々

(10)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
12
得点
82
評価数
26
平均
3.3 / 5
神率
11.5%

レビュー投稿数12

うーむ

短編集。
可愛い感じなんですが、特に最初の二編はキャラが非現実的で理解できず乗れなかった。セリフも心情の説明が多くて読んでて疲れます。

占い師のところへ足繁く通うリーマンと、ノーテンキで適当だがリーマンにたかり体質な占い師。占い師が勝手で可愛いと思えないところがイマイチ。

もう1つは、変態下着デザイナーだがワンコと、引きこもり気味ライター。ワンコの方がいい人で、男の魅力があれば説得力があったかも。

最後は高校生もの。男にフラれ続ける同級生を支え、最後はお互い好きを自覚するのですが、やっぱりこの人だなと、親友から恋愛に発展するところが急すぎてよく分からなかった。でも3つのなかでは一番良かった。

0

コミカルで楽しい

初読み作家さんです。
短編集で全部で4組のカップルのお話が収録されています。
主人公は高校生~20代前半位と思われる若者たち。
ほのぼのでコミカルなお話が収録されています。
Hは本編で全体的に少なめですが、描き下ろしではキッチリ描かれてました。
キャラ達がちょっとどこか変わっているところがあって、そこがコミカルだったり可愛かったり、なかなか魅力的。
この作家さんのギャグのセンスは好きだと思いました。
『甘くないスパイラル』は途中で何度も可笑しかったです。カバー下に至るまで笑わせてくれました。

1

童貞ばっかり

詐欺に引っ掛かったんだ。
しかも、詐欺師が可愛い。

可愛い顔して涙までこぼしてありがとうって言ってるのに、だんだんと猫の皮が剥がれていったのか。

それでも、懲りずにお金を貸してあげる芳裕はお人好しすぎるお人好し。

妹に大好きな芳裕と結婚すれば、ずっと一緒にいられるぞって言ってるんだけど妹の目が「それは、お兄ちゃんでしょ」って言ってる。

一週間会えないと芳裕に怒る恵一。
妹が寂しがってたじゃないかって言ってるんだけど、寂しがってたのはどう見ても恵一。

恵一の好きが駄々漏れです。
でも、芳裕は気付いてないみたい。

恋愛に発展してからも、二人とも童貞らしくすごく低レベルな会話をしてたけど笑っちゃいました。

「ち◯こでかい?」
が夜のお誘いなんだって。
それは、わからないわよね。

描き下ろしペーパーで恵一の占いは有名な野球選手が通うほど当たるらしいです。
でも、本人が可愛いのにちょっと残念な人なんですね。


他の話で、
下着デザイナーが自分のデザインした下着をはかせて資料用に写真を撮る。
「俺、ち◯こついてるよね」
「問題じゃありません」
その資料用の写真は会社に提出するのかな……?
写真をみた会社の人にぜったいに白い目で見られるはず。

あとがきに
「童貞ばっかり」は「生クリームたっぷり」くらい魅力的な響だと思います。
と書いてあって確かに「童貞ばっかり」の本は魅力を感じるなと思いました。

1

殴られて「ありがとうございます」


スナエハタさん二冊目。
芳裕は良い奴だなぁ〜恵一がどうしようもなくて、でも素直じゃなくて可愛いというのも確かにそうなんですが、いつもへらへらしたりツッコミしたりしつつ、恵一と美月ちゃんの傍にいる芳裕は良い子ですね。
割とある「好きだから離れることもできない」パターンじゃないのが凄い。
あんなにツンツンの恵一が、芳裕が来なくなってからお店が閉まるまで期待したりして、閉めるときには泣き出していたのかと思うとグッときました。
美月ちゃんもとても好感の持てる良い子なので、恵一がより芳裕のことを好きだと前面的に出せるようになったらいいなと思います。ナイス赤飯。

二作目は下着メイン。
ちっちゃくて強気は可愛い!スナエハタさんお得意の変態攻…かと思いきや最後の頁で「アッ、ドMかな」オチ。
「しろよ‼︎!」にも笑いました。
高校生の頃から〜ってよかったな〜。

三作目は高校生もの。
幼馴染。何度も失恋するのを見てきて、道雄は誠が下で手を広げてくれてるから 蝋の翼で飛び出せるって返す。
そういう誠がたった一回した無視で泣く道雄が可哀想で可愛かった。泣かないでグライダーって題名も 上手い。

四作目は大学生もの。短いです。
しっかしまさかの攻が「顔?」と言い出したところには笑いつつ本気でうざさを感じました(愛情)

カバー下、表裏、オチにスナエハタさんのセンスが溢れていて。それはもう喜んで変態攻を描いている感じ…
個人的にもあれは大好物です‼︎
素晴らしい二人‼︎

0

妹さんがひたすらかわいい。

とても細身の男性2人なので
生身の人間感があまりしませんでした。

占いの館で占い師をしている
古里さんは、タロットで占いをしている。

繁盛しているわけでもなく
占いというよりは人生相談に近いそんな占い師

日々の生活もままならず
客として訪れた飯泉に
お金を借りる事を繰り返している。

飯泉は古里の生活含め面倒をみたくなってしまい振り回されつつも
通い続けるというお話です。

占い師以外に働けよと現実として
イライラしてしまいましたが
ほんわかコメディタッチな展開なので、その辺のシリアスな感じはいらないんだな・・・

0

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