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君を…そういう意味で好きだと思ったことはないよ
上巻を読み終わりました。やばい、やばいやばい!面白すぎる!!もうすでに下巻が気になってしょうがない。
これってBLなんですかね。萌え!とか、キュン!とか、あまあま!とか、そんな感じではないのですが、3人の男の想いが交錯していき、切なさもあり、目が離せません。
過去の事件の犯人や真相も気になるし、再会した倉橋の名前がここで出てくるのか、と驚きました。
とにかく読み応えがすごいです。これ、ドラマ化したら面白そうですね。
それでは下巻を読みに行ってきます!
萌、、、という表現では判定できない作品でした。萌えどころは無いけど神です!上下巻の感想になります。
のっけから、恋愛では無い関係が攻めである高平と受けの橘田で表現されます。お互いでお互いを縛り合うというか、後ろめたさ、罪悪感に絡め取られています。
それでも高平の方は、肉体的に重症を負ったことと、事件で亡くなった警察官がいたことで、警察官を目指すことになります。ある意味、もとから強い、乗り越えられるタイプだったのかな。
対して受けの方は、危機感から話せなかった人と話すことができるようになり、乗り越えられたかと思いきや、実は過度にストレスを受けてでも攻めに気を使わせたくなかったという無理をしていた訳で。
抱き合うことで橘田はちゃんと寝られるようになりますが、その行為に愛情や恋心があるか?と言われると無かったのでしょうね。情、は確かにお互い持ってたとは思うんですが。
そんな関係を断ち切るために橘田は京都の大学へ進学し、二人は離れます。
橘田の父が再婚したことにより義弟(倉橋)が出来るのですが、進学のために彼の家庭教師を引き受けることから関係が始まります。
しかし、倉橋とも大学卒業を機に離れます。
それぞれがそれぞれの道を歩んでいたのですが、事件が起こります。この事件がキッカケで三人が顔をあわせ、倉橋の知らなかった橘田の過去を知ることになり、橘田は倉橋と再び出会うことで、否定できない自分の思いを自覚します。
事件の解決とともに、過去の事件も犯人か特定されますが、事項成立後であったため、逮捕には至りませんでした。けれど、二人には気持ちの整理がついたのだろうな。
で、橘田と倉橋はどうなったのか?私の読み込みではわからないままでした(苦笑)
橘田は「君無しでは生きていけない」と言ったものの、恋愛関係に発展していくのかなぁ〜。甲斐甲斐しい倉橋は作中にあったし、君は嫁か?!と思うくらいてしたけど、そんな感じで二人で生きていくのかな。
その後が読みたい。
ちるちるユーザーの方のオススメで気になって上下巻セットで購入しました。購入して正解でした。
全体的にハードボイルドなタッチで淡々と物語が進み、前半は始終感情を出さない中心人物の橘田の風変わりで重い半生が、第三者(二人の少年)の視点を通して純文学風に描かれました。橘田がとてもミステリアスな存在である事も手伝って、先が気になって一気に読みました。予想より斜め上の展開で面白かったです。途中からは橘田の就いた職業に関係し、橘田視点の本格的な刑事ものになります。こういう硬質系な文章は好きです。文庫本なのに文章量や情報量は多くて詰まっているので、ボリュームはあるように感じられます。
橘田と高平の関係も直接的な想いの描写が描かれないだけに、余計に想いの深さを感じて萌えました。ラブラブなのもいいけれど、こういう距離感があるBLもお互いの感情を想像する余地があっていいな。最後は役者も揃い、とても気になる所で終わったので、下巻を続けて読みます。
下巻では、過去の事件の真相も分かるんでしょうか。右斜め上の展開でこのままいって欲しいです。
個人的に萌2評価は、面白くて楽しめたけれど、プラスαがあればなお良し…と思う時に使う事が多いですが、この上巻は物足りなさがなく、神評価に限りなく近い萌2評価です。
奈良千春先生の表紙イラストがこの物語の展開を暗示しているような印象的なイラストでとても良いです。何回も見返してしまいました。中のイラストもハードボイルドな世界観に合っていてページを捲る楽しみが増えました。
「ファーストエッグ」で読み応えを感じた谷崎さん。
ミステリーとお仕事BLが好きでこちらを購入していましたが積ん読でした。
こちらはBL小説の中ではかなり本格派ミステリーというべきでしょう。
ただしカプの萌えが作者さんといつも全然違うので、ラブ方面はいつもイライラする!(すみません、でもホントなんです。。)
この作品はかなりラブ要素がおまけ的に付け加えられている印象(シャレードだし絶対いれなきゃだよねって入れた感じ)なので、やっぱり自分の推しカプと違うカプがくっつくのですが、あんまり気にせず読めました。
トラウマのある少年たちが、大人になり、警察という組織の中で同業者として再会し、という設定。
若い頃に体を重ねた二人だが、現在では心の傷を癒やす行為だったと冷静に受け止めていて、それよりも心の友として対峙するようになります。しかし、私はこの二人が恋愛でも絆を深めてくれればよいと思っていたのでちょっとがっかり。
上巻は、少年時代から大人になって再会するまで。
二人が離ればなれになった大学時代、義弟として仲良くなった倉橋が受けの橘田に関わってきて、やはり体を重ねますが、橘田は一方的に去り、今後は仕事がらみで再び会うことになりそう、というところで終わります。
それにしても奈良さんの挿絵がいいですねー。
高校時代の二人のベッドシーンがあるのですが、窓越しにのぞいている感じと、密やかな、そしてせっぱつまった二人の感じが、全くエロくないんですがいいです。
うなりました。
サスペンスものの上巻です。
現在から始まり→過去の回想→そして現在と話が展開しています。
心に疵をかかえた橘高と幼馴染の尚徳、義弟の倉橋の3名が登場します(三角関係?)が、上巻ではまだBL展開まで進んでいません。
過去のトラウマが結構重たい内容で、暗いトーンの作品となっていました。
なのでシリアスものが好きな人には読み応えがあると思います。
3人それぞれの心情がはっきりしていないので、下巻を早く読みたいです。
過去の事件の真相も気になります。(下巻で明らかになるのかわかりませんが)