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これはもう恋だと思うんだ
高校生のピュアさ（≧∇≦）
夏休みの時期になると、そう言えば、と読み返したくなるお話。
受け様は、優等生な高校生の圭一郎。
攻め様は、周囲に人が集まる人気者な遠野。
同じクラスながら、接点のない２人だったのだけど、夏休みに入り、遠野に呼び出された圭一郎は、付き合って欲しい、と告白される。
考える余地なしって感じで断ったのに、半ば脅迫されるような形で言い含められ、夏休みの間だけの期間限定で付き合うことに。
不本意ながらも遠野とデートを繰り返す内に、チャラいと思っていた遠野の実は…な部分を知っていくにつれ、絆されていく圭一郎。
軽く言ってるようで、圭一郎への大好きが伝わる遠野が可愛い。
そんな遠野の本気を感じて、少しずつ遠野への気持ちが変わっていく圭一郎も可愛い。
ただ、読む度に高校生のお財布事情を心配しちゃう。
そんなにランチ込のデートをして、大丈夫なの(^_^;)
恋人になるまでの夏休みは、圭一郎視点。
夏休み明けは遠野視点。
いきなり1ページを使い切る勢いの遠野のデレから始まり、苦笑ですよ(;･∀･)
頭の中、お花畑の遠野。
好きすぎて、いらん事まで考えて心配して。
こらー‼ヾ(`Д´*)ﾉ圭一郎泣かしちゃダメでしょう、なんて叱りつけつつ、その勢いも、止まれる素直さも、らしいなぁ、なんて(´ω`)。
結局キス止まりの２人ですが、まぁ高校生だし、照れ屋さんの圭一郎相手だしね。
高校生のピュアさが微笑ましく、にこにこ見守りたい気持ちになるのでした（≧∇≦）
ピュアラブ
あらすじにも「ピュアラブ」ってあるし、高校生だし、本編は当然ピュアなラブだと思って読んだつもりでした。が、続編まで読んでもキス止まりだったことにガッカリしたのは腐ってる私が悪いんですねスイマセン…。
自分とは正反対の学校の人気者・遠野に何故か好かれてしまった優等生の圭一郎。堅物で真面目な圭一郎が恋を知る、ひと夏のお話です。続編のタイトル「秋にも続く」って素敵だなぁと思いました。
遠野はなんとか両想いになりたいという強引さはあるものの、決して傲慢なキャラクターではないところが良かったです。
彼だけが特別
今回は顔も運動神経も良く集団の中心にいる有名人と
真面目で融通がきかない優等生の図書委員のお話です。
受様視点で攻様と恋におちるまでの夏の日々と
攻様視点で受様とのノロケ過多な秋の日々を収録。
受様と攻様は
同じ高校に通うクラスメイトですが
受様は男にしては貧弱な体系に
黒縁眼鏡のいかにもな優等生で、
攻様は外国の血が入った美形な上
人懐こい性格から女子に人気の好男子で
派手な風貌の友人が多い有名人です。
立場的には正反対な2人には
クラスメイトという以外の接点は無かったのに
夏休みに入ったある日、
凶暴なまでの日差しに辟易しながら
図書委員の仕事に出てきたついでに
攻様からの呼び出しに応じた受様ですが
告白されてお付合いを申し込みまれて
ぐったりしてしまいます。
攻様は受様の顔を見なくなったから
ずっと受様の事を考えていたと言いますが
受様には青天のヘキレキ(笑)
いくらクラスメイトとは言え男の自分に
告白するなんて正気の沙汰とは思えず
日頃から思い付きの遊びで騒動を起こす
攻様を見ている受様には
この告白も悪質な冗談としか思えません。
すげなく断った受様ですが
失恋を忘れる為に残念会を開くと言う攻様に
びっくりしてしまいます。
攻様が仲間内で残念会など開いたら
学校一の有名人である攻様の失恋話が
広がらない訳がなく
まかり間違ったら途中で事実がネジ曲がり
受様が告白したなんて事になりかねない!!
一人で焦る受様を見た攻様は
付合ってくれたら残念会は開かないからと
夏休みだけとりあえずお試しでいいから
付合ってと言いだしたのです(笑)
ふざけた口調ながらも真剣な表情の攻様に
仕方なくも諾と答えた受様ですが
お付き合い自体も初めてな受様は
超マイペースな攻様について行くだけで
いっぱいいっぱい。
こんなお付合いで攻様の恋は実るのか?!
誰からも慕われる人懐こい攻様が
ふとしたきっかけで恋した真面目っ子受様を
モノにするまでのラブコメディになります♪
主役2人の接点がない事から
受様が攻様の言動に一喜一憂したり
なかなか素直じゃない様子が微笑ましくて
とっても面白かったです。
お話の中では眼鏡をとると
美少年的な王道シーンはありませんが
攻様的には
大好き受様の良い所は自慢したいような
隠しておきたいようなところなのでしょう。
受様に好きだと言われてからの攻様は
もうノロケ全開状態なので(笑)
攻様視点の続編は激甘モードな上、
受様視点の本編の裏バージョン的なのも
MYツボで良かったのですが
2人の関係がキスとまりだったのが
かなり残念!!
『冬・春』編で
2人のお初な続編を希望したいですぅ♪
今回は本作同様、眼鏡を外すと美人な受様で
真崎ひかるさん『虚構の恋人～偽りのシンデレラ』を
おススメしますね。
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