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表題作マグナム・クライシス

宗像剛/報道カメラマン/32才
羽柴悠也/新聞記者/32才

あらすじ

報道カメラマンの宗像は、いつも気まぐれに悠也の元を訪れ、抱き、少しすると海外に赴く。不毛だと思いつつ、彼と関係を絶てない悠也は・・・?
(出版社より)

作品情報

作品名
マグナム・クライシス
著者
篁釉以子 
イラスト
あじみね朔生 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403522772
4

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萌々

(1)

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

激情型の受け様でした~

確かにタイトル通りのクライシスでした!             
何度も危機的状況になる二人に目が離せないアクション系です。
二人とも同級生で共に32才の設定ですが、受け様の行動は
かなり激情的で見た目とギャップがあるようでした。
前半部分では、学生時代に凌辱されるように犯されて
腐れ縁のように15年も一緒にいる二人ですが、
攻め様は危険地帯にばかり行くカメラマンで受け様はいつも
身を切られるような気持ちでいつ帰ってくるとも知れない
攻め様をひたすら待っている健気な受け様かと思ったら
これがかなりの意地っ張り屋さんで強情者。
死ぬほど好きなのに素直になれない、もっとも初めから
二人の間に甘い約束など無いのですが・・・
何か月も連絡一つ無く、いつも死線と隣り合わせの攻め様を
何度追い返してしまおうと思っても結局抱かれちゃう。
好きになった方が負け状態、そして攻め様が危険地帯で
消息をたったとニュースで知り、受け様は単身探しに行きます。
かなり一途な受け様なんですが攻め様から愛されてる自信は皆無。
多少年齢的にも女々しい感じの受け様でしたが妙に可愛い。
攻め様はかなり傲慢俺様系ですが受け様を愛してはいるのです。
ただし、家庭に向かない冒険家気質の攻め様ですから
帰る場所は受け様と所しかないと決めていますが自己完結。
受け様には何も言ってないのです。
だから余計に受け様は攻め様の気持ちが判らなくて不安なんです。
後半では受け様が攫われ凌辱されてしまいます。
でも、攻め様は命の危険を顧みず助けに行きます。
まぁ、二人ともかなりの強運の持ち主でしたが(笑)
それにしても恐ろしきは女の嫉妬ですねぇ~
可愛さ余ってのなんとかで裏切りまくりキャラ女
攻め様の対応の悪さが受け様の危機を誘発しちゃいましたね。
でも、テンポ良く読み進める事が出来る内容でした。

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