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メイドシリーズ2冊目ですが、前作とは全くつながりがないので、単独で問題なく読めます。
どちらかといえば、メイド物というより義兄弟ものの感じが強いです。
なのでメイドさんを期待していると少し肩すかしをくらうかも・・・。
子供の頃は仲が良かったのに、南が高校生になったあたりから、南に対して冷たくなった義兄、啓史。
南はまた、子供の頃のように仲良くしたいと思っていて・・・。
そんな時、両親が旅行に行くことになり家で二人きりに。
母から、啓史の食事の面倒を見るように頼まれていた南は、この機会にまた仲良くなれないかと頑張って・・・。
さらっと読めるお話でした。
南の、お兄ちゃん大好き!だからまた仲良くしてよって感じが、可愛かったです。
啓史側の感情は、読んでる方にはだだもれなんですけどね~。
明るい定番で王道のお話でした。
両親が一週間の温泉旅行に出かけることになり、その間、10コ上の義兄の啓史の面倒を見ることになった南。
何を話しかけても啓史に冷たくあしらわれる南だが、なおも「一緒にご飯を食べろっ!」と食い下がる。そこで啓史が交換に出した条件は「俺の命令に絶対逆らわない、ってのはどうだ?」。
メイドコスプレから始まり、携帯電話を使ったものやエレベーターの中でなどアブノーマルなエッチが目白押しでした。
過激の描写が多くエロが好きではない方には、あまりお薦めできません。
啓史の好きな人についてのくだりでは読者にはバレバレなのに、南の勘違いをかなり引き延ばしていて少し退屈に感じられました。
南は、強気で意地っ張りな割には啓史の命令に従順で、自分としては萌える要素も少なかったと思います。