amazonの電子書籍版です
大好きなお兄ちゃんとの仲の良かった時間を取り戻すために、頑張る弟君のお話。
この作者さんの書く話は、何作か読ませてもらっているんですが。
これが一番好きかも知れません。
シチュエーションがよかったのはさておき。
南の性格が、とんでもなくかわいい。
なんていうか、言葉とかぶっきらぼうはぶっきらぼうなんですが……。
よくあるちょっと天然が入ってる受けがするような、やけくそな感じじゃなくて、そこにちょっと切なさを混ぜたようなやけくその行動をするんですよね。
なんていうか、この辺りがこの作者さん上手だなー……。
って。
最初に啓史に命じられて、南が裸エプロンのような格好をさせられるところがあるんですが。
断ったら、一緒にご飯が食べられなくなっちゃうから、平気なふりをする。
って描写があって。
やけくそだから、「どう? かわいい?」ってな感じでくるくるかなり多めに回って見せるんですよね。
そういう心理ってなんとなくわかる気がするのと、その仕草がかわいいのとで、個人的にノックアウトされました。
しかも、啓史のリクエストが「その格好で給仕してほしい」だったので、そのままの格好で、背中を向けてキッチンに戻って行くんですけど。
わざとお尻を振ったあげくに、キッチンに入る前に「あっかんべー」。
……キュン死にorz
とにかくもう、南がかわいくて、かわいくて、しょうがない話でした。
それ以外にももう1回読み返したら、この時は啓史はこんなことを考えてたんだろうなー……。
と思いながら読み返すと、切なさが倍増します。
個人的にはとってもよい本だったと思いました。
まぁ、えちは多めですけど。
これだけ、えちなくても、僕はかったよなー……とは、思います。
メイドシリーズ第2弾。
メイドシリーズ2弾も…良かったです。
前回読んだメイドシリーズが面白かったのと、
今回は、義兄弟という、私の大好きな設定♪
という事もあって、すぐ買いました。
今回も当たりでした。
高校にあがってからいきなり啓史が冷たくなった事にショックを受ける南。
そして、2人きりで生活する事になり、これをきっかけにまた昔みたいに仲良くなりたいと思う南。
それがもう健気で可愛くてたまらんのです。
メイドシリーズの受けは皆可愛いです。
啓史と再び仲良くなるためならなんでもやる!!
その心意気が可愛らしい。
一方啓史は…
良いですね~、ムッツリでしょうか、コイツ。
だって今回は裸エプロンに朝食プレイ(?)にエレベーターで!!
今回も萌え要素満載ですので、是非見てみてください!
森本先生のメイドシリーズの第2弾の作品です。
今回は兄弟愛が主体って感じがしました。
最近主人公の南に対して冷たくなったかのように感じさせる啓史。
この2人は親の再婚がきっかけで兄弟になります。
兄弟になりたての頃は仲が良いと評判だった頃の、優しい兄の面影は南にはもう皆無のように感じていました。
そんな時、親に温泉旅行が当たり1週間家を空ける事になり啓史の面倒を見させられる事になります。
最初は、お互い好きな様に過ごそう、無理して面倒見なくていい。と提案してくる啓史に南は一緒にご飯食べたいと言います。
そこで啓史がその代りの条件を出してきます。
’自分の命令に従う事’南はそれを受け入れますが、その命令はエッチなものばかり。
メイド服を着てご飯を食べさせたり、TV電話で自慰を見せなくてはいけなかったり、
ガラス張りのビルでヤられたり。。。
でもそんな酷く恥ずかしい事をしてくる啓史に南は段々兄としての好意ではなく
1人の男性としての好意が芽生えてきます。
最終的にはお互いに気持ちを分かち合い、果て無く恋人同士(?)になる
ハッピーエンド物語です。