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ちょっと桜庭!…肩ヒモ見えてる!!
いつ読んでも爆笑だけど、いつ読んでもちゃんとキュンとくるんです。おバカな男子たちによる、愛を感じる心のやりとり...みたいなのが好きな方におすすめしたい。「愛を感じるだろ?」というセリフが軽い感じで出てくる作品があるのですが、そんな一冊だよなぁと思いながら読んでます。
表題作を含め5作品を収録(タイトル収録順)。
■『スタンド・バイ・ミー』(描き下ろしあり)
女子の入る隙ナシ。ニヤついちゃうようなじゃれ合いっぷりが◎な、たまらない高校生ものです。親友への片思いを隠してきたのにバレてしまい大暴走→爆笑→なのにキュン♡宮田もオガもずっと見ていたくなるようなキャラなんですよね。うん、愛を感じる。
■『マキシマム!』
同姓同名が同じ職場に…イケメンでモテて気に食わん!と思っていたあいつ、が…!?
■『あたらしい日々』
変わりたくて家を出たお坊ちゃんが県外の高校へ行ったのは、強いとウワサの人に弟子入りするためだったけど…えっ、この人が!?
■『先輩あのね』
先輩×後輩の大学生カップル。人の気持ちはわからないー。言わなかったらきっともっとわからない…。そっけなく思えて、途中せつなくて、ちょっぴり辛いけど、この先に温かさを感じるからいいんですよね。
■『ひみつのお花ちゃん』(表題作)
昔から女子に間違われるのがうんざりな蓮田と、超コワモテ"番長"こと桜庭(実は・・・?)。タイプが真逆なようでどこか似ているふたりだと私は思ってます。ふたりとも「男気あるね!」な男子です。
なお『ひみつのお花ちゃん』は続編があり、既刊コミックス『カップルはじめました』(2013)に収録されています。本作が気に入られた方には、そちらも見逃さないでほしいと思う1冊です。ふと読みたくなって本棚から出してきましたが、やっぱり必ずセットで2冊いっちゃいますね。そして何回でも読めるな。
メモ「cover design: hiroyuki niijima (megamixgraphic) 」
以前、ちるちるを徘徊していて、どなたかの本棚で知った作品。どうも当該の方がレビューされていたハズなんですけどそれらしきレビューが見つからない。ボケてんのかなぁ。
短編を集めた一冊で、全体的に心が通じ合って以後の二人を想像させて終わる、寸止めパターンのイメージです。個人的には大変美味しい作品集。どれも面白かったけれど、筆頭に収録されてる「スタンド・バイ・ミー」(描き下ろし有り)、「先輩あのね」が特に印象的でした。
「スタンド・バイ・ミー」は高校生の親友同士、宮田と小笠原のお話。親友のことを好きになり、本人にバレてしまった時、意外にも相手が前向きに受け止めてくれたとしたら?その動揺ぶりと空回り感が笑える。ゲロを素手で受け止められるくらいの間柄なんだから水臭いこと言うな!男前の小笠原くんです。描き下ろしでの小笠原くんはちょっとクサいけどやっぱ男前でした。
「先輩あのね」は大学の先輩後輩同士のお話。思いを寄せていた先輩にセックスしないかと持ちかけたらあっさりOKされ、身体の関係は続くのだが。先輩の気持ちがわからなくて後輩は悶々としてしまうのだけれど、実は自分が先輩にどうして欲しいのか、きちんと伝えていなかったことに気づく…。って、相手が聞き流してただけ?先輩があっけらかんとしてて包容力キャラなのがツボです。
他、社内一のモテ男から言い寄られてしまう非モテのパッとしない男のお話とか、強い男になりたくて、熊殺しの國吉とウワサの人物に弟子入りを志願する高校生のお話とか、女顔がコンプレックスの男子とコワモテのブラ男子の淡い友情っぽいお話などが収録されています。
一様にギャグテイストの作風といってもよいのかもしれませんが、ギャグの裏に透けて見える人物の切ない思いや挫けそうな弱さの方に、わたしは惹かれてしまうのです。
収録作『スタンド・バイ・ミー』がすごく好きでした。
お互いの溢れんばかりの愛情が、ギャグテイストで描かれている(笑)。
気持ちがバレて窓からウルトラマンのように飛ぼうとしたり、顔を隠すためにジャージ(しかも下)を被ったり。。。
この二人のエ○チシーン、すごく読んでみたかったですが、残念ながら二人で今日これから家に帰ってしようって感じの場面で終わってしまうのが残念。
表題作『ひみつのお花ちゃん』。すごい(笑)。
桜庭のブラジャー姿の衝撃が(笑)。
ゴツ過ぎる(笑)。
何気に蓮田が男気があってイケメン。
小さくて可愛いから女の子に間違われるけど、これ成長して身長伸びたらすごいモテそう。
全体を通してギャグ漫画みたいなコマが溢れてますが、ちゃんと萌えもあり、楽しんで読めました。
再読、レビューします。
何回も繰り返し読んだ、大好きな作品です。
お話は、テンポ良くギャグベースで進むのですが、それが面白くてたまりませんでした(*^^*)ただ、面白いだけでは無くて、切なかったり、可愛いかったりと萌え所もたくさんあります。どの短編も好きなのですが、「マキシマム!」と「ひみつのお花ちゃん」が個性的で今まで、あんまり読んだ事無くて新鮮でした。「マキシマム!」の受けは、本当に不細工で(^0^;)愛嬌もないのに、イケメンに猛烈にアタックされるお話です。このイケメン、不細工好きでドS。続きが気になるけど出ないだろうなぁ~
表紙絵のお話の「ひみつのお花ちゃん」の方は、番長と呼ばれるコワモテ桜庭がひたすら可愛いかったです。ブラを着用して、見た目的にはギャグになってしまってるんですが、中身が本当に乙女でギャップに萌えます。私も桜庭は受けに一票入れたいと思います!
明るくて、面白いBLをお探しの方、ぜひ読んでみて下さい(^^)/
絵柄と展開のギャップに先ず立ちどまり、
そして各話の着地点のあっさり加減に
又立ちどまる。
評者の守備範囲の作品集ではあるのですが、
いかんせん今一つ何かが足りないと言う
パターンであった様です。
なんなんでしょう。
前菜・オードブルの様なものと割り切るには
やや味付けがしつこかったりするし、
かといって、メインディッシュに格上げ
しようとするには味のパンチと内容の
ボリュームに今一つ納得出来ない。
その割には中途半端な感じも無いのですね。
それなりの筋は各輪に通っているのです。
これから描いてみたい話の導入部を集めてみた
…と考えれば少し腑に落ちる気がします。