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唇に嘘が滴る・・と、内容を想像しにくいtitle、あとがきに、ハーレクインロマンス風、とあった。
イラストは、小山田先生。
サスペンス要素入りのラブロマンス。
父の死の真相を探る香鳥の男性遍歴と仇討物語。
面白かった。
●城崎香鳥:母似の美貌。
3才、母病没後 ミラノに移住
18才、父は「スイスに行こう」と言った翌日暗殺。 マフィアに男娼にされる。
20才、高級男娼、マウロ・ガルディノの愛人、父殺害の真相を探り続ける。
●高槻燈吾:ミラノで香鳥が最初の相手に選んだ人。
二年後、多々良の秘書として日本で再会。背景謎の人物。
●芳中:燈吾のスタッフ
●マウロ・ガルディノ:50代 マフィアの首領 妻子を追い出し、香鳥を囲う
●多々良 耕造:70代 『マウロ・ガルディノを骨抜きにした夜の宝石』の貸出を要望
・・実は全てが燈吾の手引き。
小山田さんの魅力的なイラストの表紙買い。
実をいうと、熟成させましたw
最初読んだ時に、何だー!こんなヌるい、、、危険な設定が一杯なのにこんなヌるくていいんかい?って興ざめしてしまったファーストインプレッション。
だけど、熟成させてみると、そうだ、これはそれでいいのだ!そういう話しなんだから、、と気持ちに余裕が出来て密かに心の中で突っ込み入れながら、ビッチ受けの裏社会ハーレクイン風味を楽しめましたv
小山田さんの色気ある絵が見ものなんですが、M字開脚(股間は隠れ)にへへへ~ってエロオヤジ化(爆)
イタリアで父親と二人暮らししている主人公・香鳥ですが、父親が何者かに殺され、借金のカタに男娼になります。
父の死の理由を知るため、マフィアに近づくために№1男娼になった香鳥はマフィアのドンの愛人となり、父の死にある日本人が絡んでいると知り、裏取引の進む日本の財界人・多々良との取引をスムーズにするために彼に貸し出される事になり、日本へ赴きます。
そこで出会ったのは、男娼になった最初に抱いてもらった男・高槻だった。
彼は多々良の秘書として仕えているのでした。
と、まあこんな導入で始まります。
この香鳥のポジティブ、すごいですよー!!
いきなり道で男に声をかけて、一流の男娼になりたいから抱いてくれって!?
ビックリーーーー!!しかもミラクルボディですw
ここでの高槻の意味深な言葉とか、なんやらが全てラストに繋がるとはwww知らないと、何だ、この好都合は!?って頭が??だらけになった所以でしたwww
冒頭でガッツリ20ページエロですv
そして香鳥、すごい自信ですよ!
いつか捨てられるとか、自分が死んじゃうんじゃとか一切ネガな事は考えない。
ドンの愛人の地位に見事にあぐらかいて、手玉にとってます。
日本財界の大物という多々良も、70歳ですが、ただのおじいちゃんです!
彼が絶倫の鬼畜じいさんだったら、もっとおもしろかったとは思うんですが、そうなると話しが違う方へ行っちゃうしwww
大物、大物、というわりに、このパトロン達ショボイです(爆!)
そして・・・・高槻の事は内緒にしましょうw
彼についても”すげー!”って感じです。
ある意味、香鳥、世渡り上手かもしれません。
とにかく、二人を見る。
エロを楽しむ。
ビッチなハーレクイン風という雰囲気を楽しむ。
そうすれば、この話とっても面白いですv