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表題作 深想心理 二重螺旋5

篠宮雅紀 → 三木眞一郎

篠宮尚人 → 緑川光

その他キャラ
篠宮裕太[阪口大助]/ 桜坂一志[遊佐浩二]/ 中野大輝[近藤隆]

あらすじ

囁かれる快楽の呪文――二重の禁忌を犯す、兄・雅紀×弟・尚人の大人気シリーズ!
借金返済のため、慶輔が篠宮家の暴露本を出版するらしい!? 実の父親の非道な行為に呆然とする尚人。けれど兄・雅紀は「俺が守るから、何も心配しなくていい」と断言する。その揺るがない言葉の強さに絶対の信頼を寄せつつも、人目に晒される兄の負担を思うと、尚人は不安を隠せない。そんな大反響の中、ついに本が緊急発売!! 周囲は一気に騒然とし、マスコミが学校や家にも押し寄せて!?
兄・雅紀×弟・尚人――背徳のディープ・エクスタシー待望のドラマCD第5弾が2枚組で登場!!

作品情報

作品名
深想心理 二重螺旋 5
著者
吉原理恵子 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
CD
作品演出・監督
ハマノカズゾウ
音楽
イマジン
脚本
吉原理恵子
原画・イラスト
円陣闇丸
オリジナル媒体
小説
メーカー
ムービック(CD)
シリーズ
二重螺旋
収録時間
130 分
枚数
2 枚
ふろく
封入特典:キャストサイン+一言コメント+写真付きブックレット
発売日
JANコード
4961524558681
4.3

(18)

(11)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
79
評価数
18
平均
4.3 / 5
神率
61.1%

レビュー投稿数2

背徳感が無くなってる……

原作既読。
惜しむらくは、最初の内にあった兄弟間でのセックスという背徳感がどんどん薄れていく事です。今回は特にそれが謙虚に出てました。
シリーズ最初の方からするとかなり落ちているというか物足りなさを感じるのは確か。
でもまあストーリーのこのドロドロ感は嫌いではないですが、今回はやっぱ物足りなかった。

ただ今回はメイン2人の雅紀[攻](三木さん)と尚人[受](翠川さん)の出番はやや少なめ。
エロシーンも少なめでお風呂場エッチで相変わらず玉揉みと乳首キリキリはやってくれますが、三木さんのあのエロ声攻めが少なかったのはちと残念。
そして、篠宮の長女、沙也加の出番が多めで彼女は気が強くて状況的な事もあってヒステリックな印象なのでこの辺は彼女に対して好き嫌いがあるかも。
引きこもりの三男裕太役の阪口さんがキャラに合ってるなあと改めて思いました。
篠宮家の子供達を捨てて、愛人と暮らしていてマスコミに極悪非道な親だと叩かれまくった父親がついに暴露本を出しそれが一躍ベストセラーに。
今まではなんだかんだ言ってても同情の余地はあるかなと思っていた父と愛人なんですが、今回本が売れていい気になってる父と調子こいてる愛人にはムカつきました。
最後はその父が、祖父に刺されて終るというえらく引きの終わり方。
時折、父の暴露本「ボーダー」の朗読が入るんですが、祖父や兄弟に関する恨み言の部分はカットされてるんだけどそこはちらっとでも入れておいた方が祖父と兄弟が彼の居場所を突き止めてやってくる行動の動機が分かりやすかったと思う。

今回は背徳感は低め、エロ、出番共にメインは低め。
今までの作品と比べるとその辺りはちと物足りなかったかな、やはり三木さんの「ナァオ」と緑川さんの「まーちゃん」の絡みはもちっと聞きたかった所。
そこはちとサービスして増量してくれても良かったんじゃなかろうか。
BL的な萌え度はやや低めな気がします。
話的にはゆっくりゆっくり進んでます、ちゃんと終らせて下さいよー、吉原さん!

特典フリトは遊佐さんと緑川さん、今回出番少なくて楽だったと緑川さん。
あとCDシリーズ開始から9年たってると話してました。
次回の特典フリトは阪口さん1人に任せようという事でお二方の意見が一致してました。

3

何かナオが奥さんみたいだぞww

二重螺旋5巻は篠宮の父親の暴露本が発売され、篠宮兄弟、そして父親の実家の波瀾を呼ぶという、ちょっとエロ薄目の深刻な回でありました。
ヘッドホンできいているのですが、マスコミのウザさが耳に触ります。
ある意味、これは成功なのか?
今回は、雅紀の三木さんがほとんど出ずっぱりで、三木さんお疲れ様回でありましたよ♪
そして、悠太の坂口さん、やっぱりいいですね~♪まさに悠太って感じで!
客観的に、且つ尚を俺も守るんだという愛が見えておりました。
紗也加は、いつもその登場の度に、もうっ!ウザイ、ウザイよ!!って、気分は雅紀になるんですが、今回も自分しか見えてないそのイライラを募らせるに十分な演技はまさに紗也加でありました。

本のレビューの時に、冒頭のお風呂場エッチのシーンをCDで聞きたいなvって書いたんですが、お風呂場らしく、ちょいエコーのかかったエッチシーン。
お約束の玉弄り(w)に乳首攻め(多分あった)
でも、何となく甘さが前面に出て、あの執拗な「ナ~オ」は堪能できなかったな。。。
それだけ二人の関係も進展してきてるんですよね。
もう、すっかり尚は奥さんみたいで、雅紀の妻です!という印象がw
後半は、雅紀は尚がかわいくて仕方がないといった風に、
尚は尚で、まあちゃんありがとう、って自分を守ってくれる、そして理解してくれる兄に感謝して、愛おしさが増すという、甘い甘い雰囲気をだしております。
過去のあのちょっと意地悪目な三木さんの「ナ~オ」が懐かしい(汗)
そして、甘い吐息風の「まぁちゃん」という緑川さんの囁きもv
遊佐さんの番犬ぶり、威嚇しまくりが何故かニヤニヤを生んでしまう。
ああー、いつか三木VS遊佐なシーンないかな♪って期待するんですが・・・

さて、お話は暴露本が出たことにより、男3兄弟はガン無視を決めることで結束しておるのですが、面白くないのが自分だけ阻害されている紗也加。
どうして自分はこんな目にあわなくちゃいけないの?
って、尚のへこたれている姿を見て安心しようと思ったら、仲間にかこまれ、ほのぼのしている、雅紀にまもられている姿にカーっとなって自爆する。
その平手打ちの音がとても痛そうでした。
後半、ホテルに隠れて本が売れてホクホクしているところへ父親と兄が訪れて修羅場を演じるわけですが、この兄の声優さん、渋いですね~♪

多分、番外ストーリーの後日談も織り込んだ、いつもの丁寧な作りに、そして音楽といい、出来としては見事だと思います。
ただ、今回モノローグが多いのでエコーかかってる箇所が多かった印象です。
ちょっとエチなお色気が少なくて物足りなさは感じるかもしれませんが、本を読まなくても、このCDを聴くだけでお話が完全にわかるという、いつも吉原さんの作品のCDは本当に聴きごたえがあります。

早く本のほう続きでないかな?そうしないと「6」のCDが聞けないよー♪って思っちゃうのですw

2

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