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表題作海運王とバージンクルーズ

竜海嶺,33歳,海運王
由岐中未緒,24歳,海洋総合研究所新米所員

あらすじ

新米海洋研究員の未緒。実験場にする予定だった南の島を、海運王・竜海に買い上げられてしまう。なんとか実験に使わせてほしいと、島でバカンス中のところへ直接交渉に向かうが、トラブルから未緒ひとりで島に乗り込むことになってしまう。急な未緒の来訪に竜海は怒りを露にしながらも、セックスの相手をするなら、交渉に応じてもいいと傲慢に言い放ち――!?

作品情報

作品名
海運王とバージンクルーズ
著者
眉山さくら 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775517703
3.2

(8)

(0)

萌々

(2)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
26
評価数
8
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

表紙に惹かれて購入。

購入したはいいものの、長い間他の本と積み重なって置かれていたのですが…。
もっと早く読んでおけばよかった…

海洋開発の研究所員である未緒。勤める研究所で波力発電として借りる予定だったとある島を、成り上がりセレブ竜海に買い上げられてしまう。
研究には理想的な島であるため、その島を使用したいと交渉に赴くことになった未緒。
そこで未緒はセックスの相手をするなら交渉に応じてやると言われ、覚悟して体を差し出す。

いやぁ、もっと傲慢な海運王サマかと思いきや、いい人だった竜海。
下着の着用だけは認めたけど、シャツだけ羽織ってろなんてあんたいい趣味してますねー。笑
研究のために、と頑張る未緒がいじらしく、めちゃんこかわいいです。
愛人契約みたいもんなのに、なんか甘いですよ、この二人。
結局、一目あったその時に恋におちていたんでしょう。

真っ白な肌の未緒と、浅黒い肌の竜海のコントラストがたまりませんでした。笑

1

波力発電は名案だと思います。

お手頃な価格で気軽に読める作品を探していた時に初めて知り、古本で購入しました。

何も考えずに表紙を捲ってビックリしました。
カラー口絵が非常にエロくて、ほんの数秒、時間が止まったかのように
固まってしまいました。
このカラー口絵一枚だけで「神」に近い「萌×2」でした。
乳首を銛で突っつくのは、私の地雷と紙一重でした。
銛の先端に僅かに触れるか触れないかという感じだったので、ヒヤヒヤしました。
傷がついてしまうほどの力を加えたり、傷をつけたりしなかったので良かったです。

今回は海運王と海洋総合研究所の新米所員という
受けと攻めの職業が気になり、読んでみました。
海運王は想像していたイメージとほぼ変わらない印象でしたが、
受けの研究している内容がとても画期的でした。
発電は原子力や水力、風力、火力とありますが、
この作品では波の力による波力発電の研究を行っています。
単純に私が世間知らずなだけなのかもしれませんが、 f(^^;
波力発電は聞いたことが無くて、実際には現実の世界では当たり前のように
波力発電が行われていたり研究が行われていたりするのかもしれませんが、
それならもっと広く認知されたら良いなと思いました。
波の力で発電できるのなら、環境にも良いし、常に発生している力なので、
現実の世界でももっと活用されるべきだと思いました。

受けと攻めの二人の物語に関しては、初めから最後まで濃厚な甘さが満載でした。
最後になって受けが九死に一生の体験をして、もしかしたら攻めに会えないまま
終わってしまうんじゃないか、死を免れたとしても失明するんじゃないか、
と、ヒヤヒヤしましたが、全て良い方向に向かったので、安心しました。

受けは、か弱く見えても、実は芯が強いところに好感を持ちました。
受けのことを大切にしている攻めに好感を持ちました。

新米研究員だった受けが成長して、島の波力発電施設で仕事をしている様子を
見てみたいと思いました。

今回の評価は、「萌×2」と「萌」で迷いました。
物語自体は、あまり迷うことなく「萌」評価ですが、
波力発電というアイディアは「神」に近い「萌×2」です。
波力発電のためだけに「萌×2」にするのも違うような気がして、
だからといって「萌」にすると、波力発電の認知があまり広まらず、
せっかくの名案が薄れてしまうと思い、迷いました。
やはり今回は受けと攻めとの話が中心だったので、
最終的には内容を重視して「萌」にしました。

2

絶倫で野性的な海運王

タイトルだけならセレブなクルーズってイメージで贅沢三昧かと思いきや
野性児さながらのサバイバル海運王&ちょっとだけ貧乏の匂いが(笑)
成り上がり系の海運王なのですがかなりの猛獣さんでした。
受け様は研究員らしかなる程天然系でぽやぽや系さんでしたが
初めて出会った時に取引の道具だと思われて身体を差し出します。
攻め様は慣れていると誤解して・・・
でも、受け様が知らない内に淫乱誤解は解けていたようなのですが
受け様はそうとは知らず懸命に慣れてる振りをしていますが
明らかに初心過ぎ、そして取引の為だったのにいつしか惹かれていて
攻め様への気持ちを自覚しても叶わぬ思いと自分に言い聞かせます。
攻め様も初めの強引さが嘘のように優しくなっていて・・・・

心が近づいたかに思えた時、受け様の上司が慌てて迎えにきて
お互い何も告げぬ間に離れる事になります。
受け様は離れてから、やっぱりもう1度攻め様に会いたいと島へ
しかし、既に攻め様の姿は見当たらず、挙句に嵐に巻き込まれる。
もうダメかも知れないとあきらめた時攻め様に助けられます。

物語の後半になってやっと海運王らしい設定が出てきます!
前半部分が島での休暇と言うサバイバル生活だったし
やっぱり最後は海運王らしさを見たいと感じていたので
豪華な客船が舞台になった時は、これでタイトル通りなんて・・・
ラストは海運王の豪華客船での甘々なラブエロ展開の
ハネムーンクルーズです。

0

甘い!

甘々です!
攻めの竜海がもっと傲慢かと思っていたらそうでもない。二日目くらいはすでに溺愛気味。ご飯作ったり、足腰立たない未緒を抱っこしてあげたり。
竜海さんは基本的に良い人ですね。初対面の相手の乳首を銛でつつくのはいけないと思いますが(笑)
しかも未緒の島での格好が常時彼シャツなんですよ。その格好で島の中デートしてます。
こういうことができるのって無人島ならではですね!
受けの未緒もあんまり愛人ってことをうじうじ考えたりしてないので、中盤ですでに二人が恋人同士に見えます。
いったん離れますが、その後二人とも互いの為にきちんと行動を起こすので、気持ちのすれ違いはほぼ無いです。
想いを伝え合うのはラストの方ですが、終始ラブラブなので今更感も。
甘いのがお好きな方におすすめです。

0

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