花嫁は返品不可!?光葉が間違って買ったのは、傲慢な金髪の紳士で――。

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表題作まちがえた花嫁

アルヴィン・ベイフェルト,27歳,北欧貴族
箕堂光葉,19歳,良家の子息

その他の収録作品

  • まちがえられた花嫁

あらすじ

「君が私に慣れるまで――まだ挿れないよ」
落札した絵の到着を心待ちにしていた光葉の元に届いたのは、金髪の紳士・アルヴィン!? 彼は己を『奴隷』だと言いながらも、光葉に傲慢に命じてきた。その夜、買った覚えのない男によって最後の一線は越えないものの甘く蕩かされてしまう。夜毎の愛撫に、淫らになっていく光葉の体。そして心も、臆病な自分を理解し尊重してくれるアルヴィンに惹かれ始めていた。だが、彼の恋人だという青年が現れ、自分とアルヴィンは体だけの関係だと思い知らされて……。
(出版社より)

作品情報

作品名
まちがえた花嫁
著者
高峰あいす 
イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773085778
2.7

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萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
10
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

純粋培養で臆病な受け様

純粋培養で育ったみたいな受け様は名家の家柄なのに
どうにも馴染めなくて、かなり引っ込み思案で人見知り
社交界へも行きたがらず自宅で絵を描いているのが好きで
資産家の息子なのに性格的にも質素なお人。
そんな受け様が大好きな画家の作品を友人の伝手で
オークションで落札、今まで貯めていたお小遣いで
初めて贅沢な買い物をした受け様でしたが
なんと届いたのが肖像画のモデル本人で・・・
絵を落札したと思っていたのに実は絵はサンプルで
売り物は人だったんです。
でもこれは友人たちの受け様をもっと積極的な人間に
するためのレッスンのような悪戯だったのです。
前半は何も知らない受け様の動揺ぶりと落札されたのに
なぜか家主より偉そうな攻め様に翻弄される受け様。
初対面から攻め様に口説かれ始めて・・・

読み終わっても何故にこのタイトルなのか未だに判らない。
でも、結局は花嫁ものなのですが、派手で遊び人の
攻め様が遊びから本気になり、受け様はたとえ遊びでも
自分は好きになったから仕方ない的な流れの話です。
受け様は自分に必要以上に自信が無く、攻め様の言葉を
全て鵜呑みにしないようにしています。
ですから後半部分でもかなりすれ違いがあってイライラ
することもありますが全体的には甘々なお話でした。

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