ここまできたら、嫁になります!!

嫁いでみせます!

totsuide misemasu

嫁いでみせます!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×224
  • 萌13
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
12
得点
199
評価数
54
平均
3.8 / 5
神率
22.2%
著者
吉田ナツ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784048709729

あらすじ

社長の嫁になる条件、①経験豊富なゲイになる、②温かい家庭を作る、③(イヤだけど)浮気は大目にみる。
 天然ぽあぽあ系王子様の大学生・陽介は、20年間、将来は温かい家庭を作ることを夢見ていた。ところがバイト先のワイルド系遊び人社長・藤沢に「お前はゲイだ」と言われた挙句、難なく美味しく頂かれ、それまでの人生が一変!!
 一夜で藤沢を好きになった陽介は、自分の将来を夫→嫁に変更し、彼に嫁ごうと奮闘して!?

(出版社より)

表題作嫁いでみせます!

藤沢直之/建築事務所社長/36才
白石陽介/建築学科の大学生/21才

その他の収録作品

  • 秘書・キョウコの報告書
  • あとがき

レビュー投稿数12

自由を愛する遊び人ゲイ×ほんわか大型ワンコ受け

攻めの「せっかくゲイに生まれてきたのに」という考え方が斬新で面白かった。
「ゲイだから家庭が持てない」と悲観するのはたくさん読んできたけど、「家庭とか子供とかに縛られない人生を送れるゲイでラッキー」というキャラは記憶にないなぁと。

攻めは、何よりも「自由」を愛していて、きれいな男たちとたくさんのセックスを楽しみたいという遊び人のハンター気質。
ハニーはたくさん欲しいけど一人に決めるなんて真っ平ごめん!という主義です。

対する受けはスポーツ万能な王子様キャラで女の子にモテモテのノンケ……だったはずなのに、攻めに「お前はゲイだ」と言われて抱かれて目覚めてしまう。

この子、ほんわかポジティブ天然系なんですね。
いずれ両親みたいな愛に溢れる家庭を築きたいと思っていたのに、ゲイだと判明した自分には無理だ……とちょっぴり落ち込むんです。
だけど、夫じゃなくて嫁になればいいんだ!と気づき、攻めの嫁の座をゲットするべく奮闘するというお話で楽しかったです。

1

乙女のくせに男前なんて格好良すぎる

電子書籍で読了。挿絵有り。

トンチキ本として「答えて姐さん」でご紹介いただいたお話ですが、藤沢に好かれようと頑張る陽介の発想があまりにも真っ直ぐすぎて「そう来る?」という部分は多々ありましたが、『ぶっ飛んでいるトンチキ』という感じはしませんでした。『花嫁もの』としてはかなり外れていますが、ハートウォーミングないい話だと思います。

面白かったのは、藤沢に抱かれることで陽介が普通に考えていた「自分は王子様キャラ」とか「父や兄の様な一流建築士が一番」という考え方が根本から崩れていくのだけれど、それにショックを受けるのではなく、すぐに前向きに人生設計を考えちゃうところ。こういうのが本当のエリートなんだろうなぁ。
「藤沢と一緒に生涯寄り添って暮らしたい。幸せな家庭を築きたい」という目標に向かって驀進する陽介は清々しいです。「カッコイイ!」と思います。こういう乙女のくせに男前というキャラに出会うのはBLの醍醐味だぁ、と楽しく読ませていただきました。

1

一味違う花嫁モノ

フリーワード"建築"で検索して偶然見つけたこちらの作品。
花嫁モノは普段あまり読まないのですが、受けが長身イケメンで、性格もオモシロ系らしい?
というところに興味を惹かれ読んでみました。

あらすじ:
建築学科の大学生・陽介(受け)は、教授の紹介で、建築施工会社の社長・藤沢(攻め)なの下でバイトとして働くことに。
藤沢に「お前はゲイだ」と断言され、抱かれたことで男に目覚めてしまい…

陽介は、身長186センチ(藤沢より4センチ高い)で、気品溢れる王子様系イケメン。
しかし素は意外と天然で、大型ワンコのような言動が大変愛らしいキャラクターです。
藤沢に抱かれたことで自身の性癖(=ゲイ)を自覚してしまい、
ついでに自分の嫁属性(家庭的で家事好き)にも気づいてしまい、
開き直って藤沢に猛アタックを開始。
超ポジティブで思い切りの良い性格に大変好感が持てます。

藤沢は、作業着が似合うワイルドな男前で、遊び人のゲイ。
最初こそ大人の余裕で陽介を翻弄しますが、陽介が開き直って以降は、彼の猛アタックに押されっぱなしなのが面白いです。
決まった相手は作らない主義だったのに、陽介の健気さ、可愛さにほだされ、いつの間にか彼のことが気になって仕方ない…
陽介視点と藤沢視点のエピソードが交互に入るため、藤沢の(内心の)動揺ぶりと変化をじっくり楽しむことができます。

この作品、陽介の藤沢大好きっぷりがとにかく目立ちがちですが、恋をして変わっていく陽介自身の成長もさりげなく描かれており、なかなか深いです。
偉大な建築家である父と兄の模倣ではなく、自分の本当に作りたいものを探求していくこと。
性役割に囚われることなく自身の幸せを追求していくこと。
それら全てに藤沢との出会いが関わっているため、陽介が藤沢にメロメロになっていく展開にも説得力がありました。

絡みは約3回あり、それぞれの描写が少しずつ違うところもポイント。
同性と初めて抱き合うドキドキ感、
初挿入の衝撃、
そして恋人となったて初めてのセックス…
絡みのシーン毎に二人の距離感の変化が伝わってくるところに萌がありました。

花嫁モノが苦手な方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

7

心のままに恋をするという事

書きたい事がありすぎてまとまらないくらい楽しませて貰った一冊。
完成度の高さがすばらしくて神評価を付けさせて頂きました。

あらすじだけ見ればなんてことない話なのに、それをここまでレベルの高いものに仕上げていてすごい。吉田ナツさんの作品はコメディ・シリアス問わずグサっと心を突いてくる感じがします。

私は「花嫁もの」とか「女装」とか、受けが女役を与えられる作品を嫌遠しがちで、滅多に読むことはなかったのですが、これは評価の高さから興味を持った一冊。でも読んでみればよく知る「花嫁」モノとは違っていました。

別に主人公が「嫁ぐ」というわけではなく、可愛いお嫁さんを貰って幸せな家庭を作りたいと願っていた主人公・陽介が、自分がゲイと自覚した事から、一瞬は悩むけど「それなら自分が嫁ぐ方向で家庭を作ればいい」と自分の夢を軌道修正して前向きに突っ走るお話です。
陽介をゲイに目覚めさせた張本人・藤沢は遊び人で自由人で恋人は一人に絞らない、勿論結婚やステディなんて自分を縛り付けるものは大嫌い…という人物です。

最初から互いの目的がすれ違っている上、アタックをしかけてくる陽介を藤沢は煩わしく感じています。
受けが愛される作品を読むことが多いので、ここまで一方通行、しかも受けがあしらわれる作品はちょっと新鮮でした。

陽介が本当に一途で可愛くて、藤沢のどこがそんなにいいのか、若干その辺が疑問に思わないでもなかったのですが…
「恋愛に自由でいたい」藤沢と「愛する一人と家庭を築きたい」陽介の人生の優先順位は真逆です。
その2つの「価値観」が最後ぴたりと一致する瞬間が来ます。
吉田ナツさんの書かれる文章とモノローグ、本当に完成度が高くて誰かにオススメしたくなる一冊です。

6

スピンオフとは知らず

読後あとがきを拝見しまして、「Home,sweet home.」という作品のスピンオフだったのですね。
上記作品は拝読していませんが、この本単体でも問題なく楽しめました。

たくさんのいい男と遊びたい、一人を愛するなんて柄じゃない藤沢と、普段は王子様キャラで、藤沢の前では天然ぽわぽわ系の白石。
序盤は白石が藤沢にちょっかいをかけられ振り回されますが、よくある強引さに負けて寝てしまう展開ではなく自分の意思で寝るところが新鮮でした。
白石が自分をゲイだと認めたくないうちは藤沢優勢で、このまま藤沢のペースでいくのかと思いきや早いうちに形成逆転(笑)
白石は物事を割り切ると強いみたいです。
浮気を許容しようとしたり遊び人になって経験を積もうとしたり、度々妄想の世界にとんでいったり面白い子でした。
天然ぽわぽわな妄想家の印象が強かったので、藤沢以外と接する時の王子様っぷりをもっと見たかったです。

天然キャラはそんなに好きではないんですが、遊び人が一人に夢中になる話は好きなので楽しく読めました。

3

王子さまは……花嫁志望?(笑)

吉田ナツさん初読み。
花嫁モノ好きの友人が、「これひと味違うから」と貸してくれた。
ふうん、花嫁モノツボじゃないんだけどな……と思いながら読んでみたら、
ほんとだ〜っ!
斜め上にビュンビュン行っちゃう!面白いっw!

何ともいえない味わいで、笑ってキュン、軽くサクサク読めます。
運動神経も頭もよく、柔らかな雰囲気の長身美形、
王子さまとして生きて来た大学生の白石陽介くん。

バイト先の何よりも自由を愛する遊び人社長・藤沢36歳に
「お前はゲイだ」と押し倒されて、気持ちよくなっちゃって
自分の性癖に気がついちゃった。
その上、カッコいい社長をどんどん好きになってしまい
なんと社長のヨメになりたいと夢見て、猛然とアタックする……


この王子さまが、なんとも面白いキャラ。
素直で明るく前向きというか天然というか……
一歩間違うとうざいキャラになりそうなところが、
健気で楽しく、クッキー作ったりしているのに
女の子じゃないキャラになっているのが、この作品のうまいところ。
この可愛さにすっかりほだされちゃう社長の気持ちがわかっちゃう。

と、予想外に面白かった〜!
嫁モノだけれどひと味違うところに敬意を表して、ちょっとオマケで評価は「萌×2」。

4

受が好きだ

仲の良い父母、尊敬する父兄に育てられた受の陽介。将来は父兄のような建築士になって家庭を持ち良い夫になるのが夢だったのが一転、直之に会って自分はゲイと知り直之の嫁になる事を目指す。直之は陽介を可愛がるも、彼のモットーは自由でいる事で特定の恋人限定で付き合うことなどありえない事で、陽介と関係を持っても恋人になる気はさらさらなかった。が、陽介の健気さ率直さ、可愛らしさに段々絆されていって・・・というお話。

受(陽介)の性格が光った作品でした。
陽介の性格が本当に良くていつも前向き!うじうじ悩まず当たって砕けろ的な行動も気持ちがいいし、砕けても諦めないで何とか直之に振り向いてもらおうと試行錯誤するところも可愛らしい。ついつい陽介を応援したくなるようなお話でした。直之が絆されてしまうのも納得です。

文章はテンポが良く、あっという間に一冊終わってしまった感じでした。楽しかったです!

2

もっともっと評価されるべき

最高!

あーもー、このお話ぜんぶが好きで、どこから話したらいいかわからない。
タイトルで「花嫁ものか…」と敬遠される方がいるかもですが、ご安心を。花嫁ものが好きな方でも嫌いな方でも、関係なく楽しめる作品だと思います。

なにが好きって、キャラクターですね!
天然ぽわぽわ系の王子様受けと、自由でおおらかな遊び人の攻め。
攻めは受けをいきなりベッドに誘ってエッチしちゃうんですが、展開がユーモアたっぷりでカラッとしてて小気味いいです。「俺は公私混同する男だ」宣言されると、チン軽男でも微笑ましくて許せちゃう気持ちになるのはなぜでしょう。
自由人を豪語して、たくさんの男と好きなようにセックスするのが俺だとのたまう攻めですが、受けとの出会いによって少しずつ変わっていってしまいます。
明るく正直に好きになったことを告白し、「浮気は許します」と言ってぐいぐい押していく受けに、攻めはたじたじ。えらいもんに手を出してしまったと後悔して腰が引けるんだけど、キュートなお尻の魅力にはあらがえずまた手を出してしまう。
この攻めのアタフタっぷりを読んでたら、にやにやが止まらなくてさー。
受けのアホアホ天然っぷりもやたら可愛いし。

吉田ナツさん、しっとり切ない系もいいけど、こういうコミカル色の強い作品もいいなァ。
文章もいい。
あ、そうそうキョウコさんもいい!
改めてすべてが大好きです。

2

遊び人社長×天然王子大学生


まさにタイトル通り…
主人公の陽介が遊び人社長のもとに嫁ぐため奮闘するお話です!

陽介は高身長に甘いマスク、柔らかな物腰で女性に調モテモテの王子様です
ところが一方でかっこいい男性には滅法弱く、自分がゲイであることに気づかず押されるまま女性と付き合ってきたという天然で可愛い一面もあります

つまり男女どちらから見ても何とも魅力的な青年で、しかも仕事も早くてバイト先である遊び人社長・藤沢の会社でも大人気

そんな彼に恋されて迷惑がる人間がいるのかと思いきや…

自他共に認める遊び人であり、いい男をどれだけたくさん抱くかということに人生の価値を置く藤沢からすれば、真剣に想いを寄せてくる陽介は可愛くもあるけど厄介なようで…

鼻白む藤沢に対して、そんな彼の気持ちを聡く理解していながら開き直って「僕は浮気に寛大ですよ!」とアピールして押しまくる陽介の温度差のすごいこと(笑)

そこが何だか滑稽で、でも可愛くて藤沢の気持ちを掴もうと尽くす陽介が何だか私にもシベリアンハスキーに思えてきました1

突っ走って妄想する陽介ですが、寝る時は一人でと決めている藤沢を慮って自ら潔く帰ったりと引き際はわきまえていて、そこが健気でまたこいつ可愛いなと思わされました…!

このお話は相手が遊び人であると理解した上で好きになってしまった陽介が、それでも藤沢の唯一になりたいと振り向かせる努力をするところも見所ですが

同時に今まで一人には絞らず守備範囲は広く綺麗な男性と見るとすぐに手を出しこの調子で気ままに生きていこうと決めていた藤沢が、
そんな価値観を揺るがされ陽介という一人の青年によって人生そのものを見直すこととなるまでの気持ちの変化の過程もまた非常に読み応えのある部分だと思います

それが納得のいく位に、藤沢の気持ちが動く様は容易ではなく時間もかかったことと
その変化をもたらした陽介が魅力的に描かれていたので楽しく読むことができましたn[g

攻めの藤沢視点も多く、本気の想いを向けられて面倒に感じていたところから徐々に陽介に惹かれていく様子が丁寧に描かれており受け攻めどちらにも感情移入出来ました!炫

1

可愛いアホな子vv

挿絵家さんが違うので前作があるのを知らずに読みました~
(積読本の中に前作がっ!)

遊び人社長とポワポワ一途な受で楽しかったです。
そうかポワポワ受の方が背が高いんだ?!そしてアホの子(笑)
社長最初は遊びでのつもりだったはずが、
最後には2人で写真まで撮ってるし。
(それも紋付袴に陽介は白無垢ときた!!)

1人に絞りたくないって言ってませんでしたか社長?!

思いっきりアホの子にハマッテるじゃないですか!!
浮気疑惑の掛かったエロ動画まで(笑)
昔の社長は溜まったら他の男のところに行ってるはずです。
陽介とのエロ動画で1人頑張ってたりと、
思ってたより一途な性格なんじゃ?!

作中の2人が前作の主役だそうで、
攻めの大型ワンコ(ドーベルマン)的な雰囲気が気になってます。
読まなきゃっ。

3

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