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陸郎と保孝のやりとりにBLファンタジー感が一切なく、自然に描かれているのが素晴らしかったです。一番の親友に告白されてショックを受けつつも、前向きに考えることを約束した保孝。その言葉通り、陸郎からの誘いは滅多に断りません。ただ、毎回下心を正直に告げられると戸惑ってしまう。当然ですよね。でも、急いで逃げ帰るような態度はとらず、その戸惑いを保孝も正直に伝えるところが好きだなぁと。
陸郎の心情にはこの2巻で大きな変化が訪れます。今までは、とにかく保孝を傷付けないように、彼に嫌われないように、自分の気持ちはなるべく押さえ込んで接してきた陸郎。でも、自分ほど真剣でないと思われる他の男女に、今まで何度も保孝を奪われてきたことに気付き、自分のとってきた態度を馬鹿馬鹿しく感じるようになって。多少嫌がられても、どんどん積極的に行動していくことに決めた彼に思わずガッツポーズ。保孝が完全に恋人としての陸郎を拒絶しているわけではなく、少しは受け入れる余地があると見抜き、そこを攻める陸郎に保孝のことをよく見ているなぁと感心しました。最終章がとても楽しみです。
陸郎の気持ちを知って、これからの事を真剣に考えてくれると言った保孝。
だからと言って急展開とはいきません。
あの手この手で保孝を落とそうと頑張る陸郎に対し、なかなか心を決められずにいる保孝、といった感じです。
確かに焦ったくはありますが、10年間の友人関係、陸郎は誰よりも大切な親友なのでなかなか踏ん切りがつかないのは当然だと思います。
2章は保孝の心の葛藤も丁寧に描かれていて、どちらの気持ちも分かるだけにツラい!
それでもジワジワと着実に近づいている感はあります。
ハグや床ドン、遂には保孝を扱いてイカせるところまでやってきました…陥落寸前か⁉︎
保孝から出たアレをネタに自慰しようとする陸郎には笑いましたw
片想いが長過ぎて欲望が変態じみてきてるのヤバいです。
陸郎がますますど変態拗らせる前に保孝には気持ちに応えてあげて欲しいな…。
陸郎が当て馬くん(ヤスの後輩)に啖呵を切る所かっこいい。
仕事で女上司に気を利かせるとこも
陸郎が長身黒髪細身切れ長目イケメンでタイプなんですけども私服の時のスタイルの良さが好き。
この陸郎がヤスを好きすぎるのが萌えで。どんだけ〜案件w
同級生、親友、長年片思い、超ヘタレ攻め・・・・という要素の詰まった作品の第二巻です。
前巻で、長年の片思いを打ち明けて、保孝からも二人の事を考えてみると言ってもらえて、陸郎的には一歩大きく前進・・・というところで終わったのですが、その時点では正直あの保孝を落とすのは物凄く難しそう・・・、本当に落ちるのだろうか・・・と思っていたのですが、まさに不安的中!
いきなり積極的になった超ヘタレの陸郎に対して、保孝は怯えてしまうし、二人の間に変な距離感ができてしまい、読み手側としては非常にハラハラ・・・
結局保孝から、恋人になるのはやっぱり無理・・・と言われてしまい、それを受け入れ、更には「ずっと親友でいてほしい・・・」という保孝からの残酷な願いも受け入れてしまうやっぱりヘタレな陸郎。
あ゛ぁ゛・・・
でも、そんな陸郎のドヘタレぶりには全くイライラを感じず、むしろ健気でムッツリで超ヘタレな陸郎をひたすら応援したくなってしまうのです。
むしろ、保孝の無神経さにどちらかというとイラッとさせられます。
落ち込むだけ落ち込んだ陸郎は、憑き物が落ちたかのように再浮上!
保孝をやっぱり落とす!!と再決意し、押して押して押しまくろう!!と決意を新たに、保孝にも「あきらめない!」と宣言するのでした。
このままあきらめなくて本当に良かった~!!!
あの保孝相手なだけに、いばらの道は続くけど、引き続き頑張れ陸郎!!!
1巻目でやっと告白して・・・となって
今回もだいぶふたりの関係が進みましたね!
結局は攻め様は受け様に嫌われたくない友達のままでも
ずっとそばにいたいとけっこうなヘタレっぷりを見せていたのですが
今回、あきらめず攻めていくことになって正解でしたね(;´Д`)
押しに弱くてお人よしの受け様に丁度いいのかもしれませんw
おかげで友達だ!と言い張っていた受け様も
受け入れざる負えなくなってきています
ここまできて次巻・・・
攻め様の心の叫びが面白い2巻目でした