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保険会社役員×詐欺師――狡猾な罠は恋のスパイス。
洸先生の描く男たちがぶつかり合う系の作品好きです。
派手さは無いんだけど、ちょっと硬質でいい感じ。
今回も詐欺師と被害者の再会ものですが、何と言っても受けの詐欺師がなんだか可愛くて。(とは言えナヨっとしてるとか女っぽい可愛いではない。青年としての、可愛い。)
捨てられた子がある詐欺師に拾われて義父子となり、そのイロハを受け継いで義父が亡くなった今なお一人で詐欺師を続けているのが主人公。
そして、過去に親子で詐欺を働いたときに騙されたのが攻め。
ちょっとヒリヒリするような、なにか裏があるような、微チリチリ感が楽しめました。
あまり大きな起伏があるわけじゃないので、読後感はちょっと薄め。でもよかったです。
久しぶりに読み返したのですが、多分私、久しぶりに読み返す度に何度でも、そうだったΣ(゚Д゚)と我に返るハズ。
受け様は詐欺師の里見。
幼い時に母親に捨てられ詐欺師だった養父に拾われて、以来、詐欺の手伝いをして育ち、詐欺師として生きてきた。
そんな里見が外交員として潜り込んだ保険会社で再会したのは、子供の頃に騙した相手の宇崎。
こちらが今回の攻め様です。
里見の素性はすっかりバレていて、社内の横領の主犯格を突き止めてこい、と脅されるように宇崎と同居する羽目に。
普段は鉄仮面の宇崎だけど、ここぞという時に優しさをみせて、宇崎の傍が居心地よく感じるようになる里見。
里見の活躍で証拠も揃い、横領事件に区切りがついたと思ったら、里見が保険会社に入った本当の目的がある事を知り…。
いや、そうだよね、目的があって入ったんだねよ。
もうすっかり意識の外にいってて、ハッとしちゃいました(;^-^)
後書きで『かわいい詐欺師』とありましたが、うんうん、本当にかわいかった(*^^*)
実は甘えただし、そのくせ遠慮や気遣いもしちゃうし。
宇崎には、これからしっかり里見を甘えさせてもらいたい。
もちろん、宇崎も里見に甘えればいいと思う(≧∇≦)
イラストは小山田あみ先生。
口絵が優しくてステキ。
読んでいて、細かいつっこみ所があるような気はする。
気はするんだけど「そんなことより」キャラクターに感情移入して幸せになって欲しいし頑張ってと応援したくなってしまう。そんなお話な気がします。
多分、つっこみ所というのは、主に犯罪行為とかそれに対するバックボーンとか心理とか会社組織の思惑とか展開とかそういった場面になんだけど、いかんせん身近なものでないので決定的な違和感を見いだせないのかもしれない。
それから、本来ならノンケのはずなのに割とあっさり受け入れるってのに抵抗を持つ方なんだけど、それも全く無いのが不思議だ我ながら。もちろんそれに対して十分な心情が綴られてるってのがあるんだろうけど。あとセリフとか展開とかさらっとしてる所もあって、物足りなく思ってもいいはずなのに丁度良く感じるのも不思議だ!!
謎だ。でも多分一言で言うと「好きです!」なんです。
主人公の育ての親が、犯罪者ではあるんだけれど所謂「義賊」に近いという点と、攻めも受けも充分可哀想な生い立ちで、そこに人情味が出て感情移入しやすいのかな。
ってここまで考えて、あれもしかしてこれって時代劇とかと同じ感覚!?と気づいた。
そっか、それなら読んで楽しいの納得。時代劇って自分から好んで見たりしないんだけど、見たら思いのほか面白くてのめり込んじゃった、ってよくあるもんな。
作者様があとがきで言われる通り
「かわいい詐欺師」でした。
ストーリー自体にもそんなに大きな驚きなんかはなく
(パソコンから抜き取ったものは少し意外だったけど)
とにかく佑真がかわいい、という感想。
詐欺師の手管として自分の可愛げを利用云々というよりは
幼い子どものかわいらしさという感じか。
亮治の件もきれいに片付いて良かったかな。
貴史の強さ・優しさだとか佑真の素直さだとか、
メイン二人のこれからの穏やかさや光を表している気がして。
小山田あみ先生の美麗イラストに惹かれて購入しました。
題名のセンスも素敵だなあと思って読み始めましたが、とても面白かったです!
あらすじは前のレビュアーさんが紹介して下さっていますが、
話が落ち着くか、と思ったところにどんでん返しがあって、洸先生の構成力に感嘆。
勿論、キャラのイメージががらっと変わる、みたいなどんでん返しではなく、
まだ話は終わっていない!といったクライマックスの盛り上げ、
そしていきなりサスペンスになるというわけではなく、
受けと攻めの魅力を一層引き立てて甘いラストにもっていくところも良かったです。
きっと皆さん、予想以上に面白かったと思われるはず!
私個人的には、初版特典の「炬燵に蜜柑にBL本♪」というキャンペーンの名前を微笑ましく思ってしまったことで、自分もそろそろ腐女子ということを認識しなければいけないのかなと思いました(笑)