「トモダチ」に戻ったはずなのに…お前はいつも心に嵐を呼ぶ――再会ラブロマンス。

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表題作セカンド・ラブ

強引に押しかけて来た元恋人のパティシエ 佐久間迅
普通の会社員 竹内静流

その他の収録作品

  • セカンド・ラブ オランジェット
  • セカンド・ラブ ミルフィーユ
  • ティータイム ショコラガレット
  • あとがき 可南さらさ
  • あとがき 陵クミコ

あらすじ

高校男子寮以来の腐れ縁で……別れたハズの男が、突然ウチにやってきた。たまたま会社の仲間との家呑みで、パティシエとしての腕が役には立ったんだが……そのままフランスの修行帰りの奴がウチに居ついてしまった!? 泊まるところがないからって…おい、別れたハズなのに、彼氏ヅラするな! 平凡リーマンは、美形パティシエに翻弄される?―――再会ラブロマンス。

(出版社より)

作品情報

作品名
セカンド・ラブ
著者
可南さらさ 
イラスト
陵クミコ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796402644
3.4

(41)

(9)

萌々

(15)

(8)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
8
得点
134
評価数
41
平均
3.4 / 5
神率
22%

レビュー投稿数8

なんだかダメ

攻がずっと好きだったって、顔?セックスか?と不思議な感じが終わりまで続きます。
忘れられないくらいの好きってそんなもんじゃないんじゃないのってくらい攻の魅力が謎。
高校時代は歳上の美人と付き合っていたんだし、そんな人をどうして好きになる?そして何故セフレみたいな関係に?
受のネガティブさに苛々します。
前向きになったかと思いきや、すぐグズグズになる。

もだもだは好きだけど、高校生〜社会人でもやってるってのが合わないです。

1

アホなの?この二人……と何度思ったことか……

さっさと「好き」と一言言えば全てがまるく収まるのに、なぜか言わないせいで、せっかく両思いなのに無駄に別れてみたり無駄に心痛めたりする話でした。
「好き」と言ったら死んでしまう病気にでもかかってんのか?と思うくらい言わない。

もっとも攻めは「他のヤツになんか、触らせるな」とか、「お前が女だったら孕ませて籍入れて……」とか、執着心全開なことをあれこれ言ってはいるんですね。
そして受け宅に押しかけて、受けのために毎日せっせと手の込んだご飯を作ったりお弁当持たせたり、掃除したりと甲斐甲斐しくお世話してるんです。

だけど受けにはその好意が伝わっておらず、あいつにとっては暇つぶしでしかなくどうせ遊びだろう……とかお門違いの方向にグルグル悩んでいるという……

シンプルに「好き」と言わずに回りくどい言動をする攻めも攻めだし、はっきり確かめずにぐるぐる悩み続ける受けも受けだし、こいつらアホなの?と何度思ったことか……

無駄にすれ違ってばかりで、一冊にするほどの中身はないと思ってしまいました。
短編で充分な内容だと思う……。

俺様攻めがまめまめしく受けのお世話をしてるところは読んでて萌えるんだけど、攻めと受けの思考回路にまったく共感できず……。

可南さんは好きな作品がいくつかあるので、とりあえず全作品読んでみよう!と思ってるのだけど、これは残念ながらまったくハマれませんでした。



1

言葉って大切だね

同等の立ち位置。
言葉が足りないなかにも、相手を思いやる心に、ついつい何度も読み返してました。

1

そう!!これ!!こんなお話が読みたかったのよ!!

可南さんの本は数冊目です。

この本は、「パティシエ」・・・というキーワードで検索し、その中からあらすじに魅かれ購入したものです!
ちなみに背表紙の絵(これは扉絵の絵と同じ)にドキドキ、そして表紙の絵の攻め様の目つきがとても好きな感じの目つきで、読む前から期待は高かった本の一つです。

読み始めてすぐに、これは良い感じだ・・・との手ごたえを感じ、そして実際にページを進めていくと、私好みのストーリー展開やキャラ設定で、思わず、「そう!!これ!!こんなお話が読みたかったのよ!!」と心の中で叫んじゃったほどです。
それぐらい私の萌えツボと適合した作品でした。

先ず、一番の要素は攻め様(パティシエ)!!!この方がとても好きなタイプの攻め様で・・・
育ち、パティシエとしての腕も良く、体格、見た目も美しく格好良い、ハイスペックなタイプ。そんな彼が平凡(但し実際には本人が思っているほど平凡ではない。美形だし、会社内でも実は信頼されて好かれているタイプだが、本人無自覚。でも、確かに日々の生活サイクルは平凡タイプ。)、不器用、家庭環境のトラウマ(実母に捨てられ、継母から疎まれ・・・)有、な受け様に高校時代に惚れてからは、一途に尽くし、執着するという・・・
ある種シンデレラストーリーが繰り広げられているのです。
でも、受け様は自分に自信がないから攻め様の意図や本心に気が付けなかったり、信じられなかったりして悶々と悩んでしまう・・・

このパターンが私はとても大好きで・・・

攻め様が一見余裕で、全然必死に見えないんだけど、実際には物凄く必死だし、執着心も嫉妬心も物凄い・・・というところもツボなんです。

萌えツボ満載の大満足な本でした。

余談ですが、攻め様の作るお料理やお菓子の美味しそうなことといったら・・・


2

私は大好きな作品!

はじめてこの方の小説を読みましたが、私には合ったようでとてもとても楽しくキュンキュン読めました!


すれ違いも好きだし、受けに尽くす執着攻めも好き。
ずっと受け視点なのも良かったです。
(たまに攻め視点入るぐらいなら好きなのですが、あんまり多いと嫌なタイプ)
読んでてうるっとくるBL小説は久しぶりで、受けの健気さ(まぁ勘違いwなのですが)に切なくなりました。
受けが攻めとの関係を誤解する女性が出てくるのですが、だいたいありがちな「姉妹・従姉妹」パターンかとおもいきや最初から受けは[攻めに姉妹・従姉妹いない]って知ってるから「え、じゃあどういう関係の人?」と私ももやもやしながら読み進めました。
お互い言葉が足りないだけなのですが、そこが私にはキュンキュン出来るポイントで本当に楽しく読めました。

この著者様の書く文が好きなのかも。
私は「お前が女ならはらませて仕事もやめさせて連れて行くー」の文も
強い執着を感じて大好きです。
攻めが受けが他の男と寝てみたいのかって勘違いして激怒するところも良かった!
強い執着をみせてくれる攻め様大好物ですw

読み終わった後すぐ著者さんの違う小説も検索して、購入予定です♪

私はとっても好きなお話でした^^

2

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