シェアハウスの大家を務める誉は、年下の幼なじみ・春平と相思相愛にも関わらず、その想いを伝えられずにいた。そのわけは…?

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表題作いじっぱり姫の恋が実る日

受様が大好きなまま成長した幼馴染/会社員・舘石春平
体調を壊してからシェアハウスを営む/大家・古瀬誉

同時収録作品そして、一年後

受様の幼馴染で初恋を実らせた会社員・舘石春平
やっと恋心を認めたシェアハウスの大家・古瀬誉

同時収録作品そして、一年後

シェアハウスに住むカリスマ恋愛セラピスト・湯地貴将
シェアハウスで攻様と恋に落ちた会社員・柏原雨音

同時収録作品そして、一年後

シェアハウスの住人で帰国子女の翻訳業・市塚喜心
シェアハウスの住人で攻様の恋人の苦学生・赤嶺由一

その他の収録作品

  • ようやく咲いた恋の花
  • 恋とか、愛とか、その全部とか

あらすじ

シェアハウスの大家を務める誉は、年下の幼なじみ・春平と相思相愛であるにも関わらず、その想いを伝えられずにいた。春平には幸せになってほしいから……。まっすぐに好意を伝えてくる春平を拒否し続けていた誉だが、ある日、恋人ができたと伝えられて――!?

(出版社より)

作品情報

作品名
いじっぱり姫の恋が実る日
著者
森本あき 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796402880
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

春平くんの粘り勝ち

シェアハウスシリーズの3作目で最後のカップルのお話になります。
大家の誉さんと8歳年下のワンコ系幼なじみとの恋愛だけど、相愛なのに大人の事情を
理由に素直になれない誉さんのちょっぴり切ないラブストーリーです。

この作家さんは一見するとベタ甘な雰囲気もあるのですが、恋愛って綺麗ごとだけじゃ
ないってたまに結構毒っぽい感じがあるんですよね。
たまに感じる恋のシビアさみたいなストーリーもあるんですが今作もそんな風味が
流れてたりしてるように思いましたね。
好きなんだけど、世間体や相手の両親のことも現実的に考えてしまう。
そしてそれが幼い時から見知っている相手だから余計に感じる。
大人で繊細だから、でも相手が好きで幸せになって欲しいから自分の思いを
心に押し留めるみたいな切なさなんですよね。
でも相手が明日いなくなるとしたら・・・ギリギリの選択をしなければならない。
シリーズでも歳が離れた幼なじみ同士だから余計に簡単にハッピーにならない。
でも、やっぱり意地っ張りな誉さんより年下で若い分春平のねばり勝ちって感じ
取りあえず全てのカップルが幸せになったようです。

今作で完結になっている、シリーズに出てきた他の2カップルの
その後の恋愛模様なんかも入っているのですがそれぞれの違う恋愛の形を
楽しめるストーリーだったと思います。

2

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