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『その距離を縮めるな』が大好きなので、舟斎文子さんの初期の短編集であるこちらも読んでみました。
結果、とっても面白かったです。
攻めに変な人ばかりが出てきます。
普段ぼーっとしてるのに、やる事はやるんだ?という攻めも数人(笑)
どのお話も全て面白くて、かなり短い短編も数本ありましたが、それすら楽しかったです。
基本的に全てハッピーエンドですので、安心して読めると思います。
キャラが個性的ですが、嫌味がなくとても可愛いのですんなり受け入れられました。
舟斎先生の作品は全て読みましたが、どれも好きです。
今後の作品も楽しみに待ちたいと思います!
この作者さんの作品は作家買いしているくらいには好きなのですが、今回はなんだか物足りない感がありました。
一番の理由は短編集だったからですね。
どのお話も短いぶんさらっと読んでしまってあまり印象に残りませんでした。
個人的には、一番最後に収録されている「ダディ」の続きと成長過程が気になるところです。
大事に(?)育てた、おそらく血が繋がっていないであろう息子に下剋上されて組み敷かれる親父に萌えました。
受けにヒゲが生えてるのってイイですよね。
一体このタイトルはどういう意味なんだろうと気になった1冊です。
「人間の一番無防備な部分」
小学生のころ、外で絵を描いていると、パンツの中に蟻が進入してきて、それ以来、蟻が大の苦手になってしまったという主人公、山下のお話です。
隣に住む島原に助けてもらって、山下はその場をしのぐのですが、島原と付き合ってからというもの、何だか幸せそうです。
「野良は出て行く何度でも」
高校の後輩に当たる八ツ目と先輩の玉紀は同居しているのですが、八ツ目はなぜか突然居なくなって、突然大金を抱えて戻ってくるのです。一方的に恋心を抱いている玉紀にしてみれば、それはとってもじらされているようで落ち着かないのです。
八ツ目には元々放浪癖があったのですが、ちゃんと玉紀が首輪をつけられてよかったです。
「言わず仕舞いの夢の中」
吉祥の毛皮を汚してしまった小針は、その代償として吉祥の部屋を掃除することになるのですが、その流れから体の関係になってしまいます。お互い好きだからやっているのであまり抵抗はないのですが、短編集だけにあっさり進んでしまうのがもったいなかったです。
「地球の裏まで届け愛!」
夢中になると周りが見えなくなってしまう亮彦と、順哉のお話です。いつも順哉が秋彦の面倒を見ているのですが、「ありがとう」と言うときに見せる亮彦の笑顔がまたたらしのような気がするのです。(笑)
いつも自由気ままに動く亮彦がどうやって順哉をつなぎ止めておくかに興味があったのですが、自由気ままと言うより素直という言葉が一番ぴったりなような気がしました。
蟻を好きとも嫌いとも考えたことはなかったものの、この作品を読んで嫌いになりました
野外授業で絵を書く時に
蟻が体の中に入ってきてしまいそれから蟻が苦手である設定です
部屋に蟻が出て大騒ぎすることとなり隣人の彼と出会う
蟻の見張りをしてくれる
たのもしい彼
なんなんでしょう。この話
蟻について知識をもらった
という印象のみでした。
他にも短編がはいってますが
テーマがダメな男特集かなにかだったのか
どれもこれも、何かのテーマがあるような、オリジナルがない
作品でした
収穫まで~が面白かったので、衝動買い(ノ∀`)
なんだかんだで、空気感もった作家さんだな~な感想です。
どれも、独特のふんわりしたちょっとヌケたキャラクターと言いましょうか。
抜けてるというより、ボンヤリしている?キャラクターの
雰囲気が好きです。
表題作「人間の~」は、アリンコが苦手な受と
昆虫が好きな攻のお話。
苦手なんて、ほんの些細な出来事から起こるもの。
それが未だに苦手苦手できている。
けれど、その苦手なものがもたらしてくれた出逢い
悪いばかりじゃないのかも?なお話。
可愛かったですwww蟻がそれ以上出ないように観察していたはずなのに
気づいてみればアリはいつの間にか姿を消して。
部屋をはい回る蟻でいっぱいだった頭の中は違うものでいっぱいにw
そんな七転八倒な姿が可愛いのであります。
個人的には「地球の果てまで~」が好きでした。
ありがちっちゃありがち。
世話焼きで、コイツには俺がいないとダメなんだ
と思い込んでいる受。それが可愛くて、甘えてばかり居る攻。
あえて甘えてあげてて、「しょうがないなぁ」と世話をやく受が可愛くてしょうがないとかな。そういうの萌です(*´∀`*)
なんだかんだで、受にメロメロな攻が好きなだけなんだけど。
好きこそものの~な一冊。短編どれも可愛かったです