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表題作白銀の使い魔

ジェット・ヴァラック 魔候補生
フラン・マルバス 使い魔と淫魔のハーフの魔候補生

その他の収録作品

  • 白銀の使い魔~新しい光~
  • 恋人たちは思う
  • あとがき

あらすじ

使い魔養成学校に通うフランは、仕える主が決まっている身でありながら、同じ使い魔であるジェットに惹かれてしまい…。
(出版社より)

作品情報

作品名
白銀の使い魔
著者
真先ゆみ 
イラスト
端縁子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344824799
4

(4)

(1)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
16
評価数
4
平均
4 / 5
神率
25%

レビュー投稿数1

出会いは魔法学校?

なんだか、○リー○ッターを彷彿とさせる魔法学校から始まるファンタジーです。
と、言っても学校での物語は直ぐに終わるんですが・・・
上級悪魔に仕える為の中級悪魔が通う学校で同室になって知り合う二人
でも、受け様は中級悪魔と淫魔のハーフなんです。
この物語では、悪魔でも淫魔は悪魔をもたぶらかす存在として軽視されてる感じかも
そして、受け様は母が悪魔、父親が淫魔で、でも淫魔の長の息子である父親は
淫魔の里を離れる事が出来なくて、悪魔の母親は受け様を生んで直ぐに受け様を
祖父母へ置いて、そのまま父親の元へ・・・
だから受け様は、祖父母の家でも淫魔とのハーフの子供として結構つらい立場
それでも、何故か子供の時から使える上級悪魔が既に決まっているのです。
受け様は、そんな生い立ちから自分を使い魔として望んでくれる主の為に優秀な
使い魔になろうと努力するんです。
でも、淫魔の血が濃いせいか、淫魔の兆候が表れて、受け様は同室の攻め様に
淫魔の糧になる性を分けてもらうことになるんです。
受け様は攻め様に好意を抱いていて、それが淫魔への兆候が表れる原因
でも、中級悪魔同士の恋愛は禁じられているんです。

そして、上級悪魔が将来の自分の使い魔をスカウトするような園遊会が開かれ
受け様は既に主が決まっているので裏方として接待をしていた時に、酔っ払いの
上級悪魔に絡まれ、危機一髪の時に、思わず攻め様に助けを・・・
助けに現れた攻め様は相手を一掃してしまうのですが、その為に学園を去ってしまう。

そして、受け様も、同じ時に学園長に卒業を言い渡され主の元へいく事に・・・・
そこで、主が攻め様だと知るんです。

受け様を取り巻く環境の為に受け様は悪魔として認められたい思いが強くて
恋い焦がれた攻め様の本当の姿に混乱と落胆を覚えて・・・
受け様は攻め様に対して壁を作ったような慇懃な態度で使い魔として接する
でも、攻め様は受け様を使い魔ではなく、恋人としていつも傍にいて欲しいと・・・

使い魔になると言うプライドと攻め様を愛する気持ち、でも攻め様を思う気持ちが
淫魔の成長を促してしまう。
意地っ張りな受け様と、受け様を守りたいと思う攻め様との身分違いの恋です。

1

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