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表題作不器用なプロポーズ

法隆,空間デザイナーで奏多の幼馴染み
奏多,法隆のビジネスパートナー

あらすじ

幼馴染みの法隆とともにデザイン会社を営む奏多は、あるきっかけで、自分が法隆に抱く気持ちが友情以上だと気づいてしまい…。

作品情報

作品名
不器用なプロポーズ
著者
真先ゆみ 
イラスト
カワイチハル 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344832008
3.8

(12)

(3)

萌々

(5)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
45
評価数
12
平均
3.8 / 5
神率
25%

レビュー投稿数1

あたりまえの存在。

家族愛から恋人愛へと…

子供の頃、法隆が引っ越して来てから側にいるのが当たり前の2人。
毎朝の日課で法隆を起こしに合鍵で部屋に入ると、そこには裸の男が2人。
もちろん一人は法隆、そしてもう一人は…
今までお互い付き合ってきた人はいたし紹介もされた。
男もOKといういう噂は耳にしても、結局は信じていなかった。
ですが目の前の現実を見て心に何かがモヤモヤと。
で、またこの相手が牽制してくるので余計にイライラ、モヤモヤ?
嫉妬はしてるのですが、それが恋愛に対してとは思ってないんですよね。

そのモヤモヤがハッキリとしないまま、昔からの友人と飲みに行くことに。
友人は奏多の事が好きだと過去にも告白してきた男。
もちろん断ってはいるんだけど、今だに会えば口説いてくる。
でも今の気持ちを友人に話してるうちに自分の嫉妬は実は…
そして飲み過ぎて目が覚めたそこは…

友人の家で自分は全裸!?
友人の本気を知ってあたふたしてるところに法隆が。
なんでも今の相手と別れて奏多を攫いに来たという。
何が何だかわからないまま連れて帰られた奏多。
怒りまくった法隆の気持ちを聞いてると自分と一緒で…

お互いに誰よりも大事な存在なのは解ってた。
だけどそれは家族愛のようなものだからと思い込んでた。
でも家族愛だけでここまで嫉妬もしないし独占欲もない
ただ誰にも奪われたくない!!
長年一緒にやってきて、やっとこさ自分たちの気持ちに気づく2人なのでした。

お互いそれぞれ自分を思ってくれる人を巻き込んでやっとの恋成就ですが
法隆の嫉妬、執着、独占欲は半端ありません。
ですがそのせいで2人はギクシャク?
お互い相手を好きすぎて空回りしてるだけなんですが近すぎて解らない2人。
というか奏多の1人空回りなのかな。
ストレートな法隆の気持ちを深読みしすぎ。
「頭はいいのに、なんでそんなに鈍いのか…」
っていう法隆のセリフ、よく解るわ~っ(^^;)
でもそこが可愛いじゃない。




4

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