恋愛小説家×一途でけなげな大学生、ラブラブ夫婦生活に危機が…!?

小説

  • 箱入り嫁と旦那様の甘い生活

箱入り嫁と旦那様の甘い生活

hakoiriyome to dannasama no amai seikatsu

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表題作箱入り嫁と旦那様の甘い生活

玖園柊吾,人気小説家で紫緒の旦那様
玖園紫緒(旧姓二条),大学生,柊吾の嫁,

その他の収録作品

  • やきもち
  • 嫉妬
  • 幼なじみのねがいごと
  • あとがき

あらすじ

想い合い、夫婦として仲睦まじく過ごしていた柊吾と紫緒。
しかし、柊吾の書いた小説の映画化がきっかけで、予想外のいざこざに巻き込まれてしまう。
お互いに、好きだからこそ想いを曲げられず、それは望まない衝突を生んでしまって―。

作品情報

作品名
箱入り嫁と旦那様の甘い生活
著者
真先ゆみ 
イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796404891
3.8

(5)

(0)

萌々

(4)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
19
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

嫁がいいわー うちにもほしい

なんでかわかんないけど、このシリーズの存在をしり、1作目に引き続いて
当作も読了。
可愛いんすよ、この嫁。萌2にしちゃおう!(ちょっと奮発気味かも)

何がいいって、嫁。
嫌味がない。ちゃんと考えてる。真面目。頭いい。
料理するし、ちゃんと旦那さんに大好きって伝えるし、
人に助けてもらうことができるし、気づかいするし・・・
と枚挙に暇なし。
(欠点なさすぎて け っていう人もいるかも)

旦那さんと旦那さんのお仕事を盛り立てよう、守ろうと
一生懸命頑張る姿が麗しい!
旦那がふがいなければ、きっちり反省を促そうとする。
えらいわー とまあ、ここまでならあまんあまんで終了ー
となっているのですが、
短編が2編入ってまして。

最後の「幼なじみのねがいごと」というのが、最後を締めるのに
良くって 萌2昇格に貢献~。

幼なじみ=攻めさんの幼なじみで、受けさんの養父の孫。NY勤務中。
攻めさん留守中に、訪問し、受けさんとお茶するシーン。
小さかった受けさんが大きくなったなあと回想。
そして、小さかった受けさんを守るというアピールを、もししていれば
今、受けさんの横にいたのは・・・?と思いを馳せる。

なんだか きゅん としてしまって。
やり直せない人生の甘酸っぱさを感じて、この短編好きでした。

3

男前なお嫁様

既刊「箱入り姫の嫁入り」の続編で紆余曲折を得て結婚をして夫婦になった二人の
その後をほのぼのとした中にピリッとした初めてのケンカとも思えるエピソードを
入れた、そろそろ結婚1年を迎えようとしているまだまだ新婚みたいな二人の話。

男なのに、箱入り娘として財政界でも力のある養父に可愛がられながらも
養父の勧めで初恋の相手でもある柊吾に嫁いだ紫緒。
誤解されることもありながらも今では誰にも負けないくらい幸せな二人の続編は
小説家の嫁と大学生との二足の草鞋ながらも嫁としては完璧に今では絶滅種のような
夫を立てることが自然と出来るお嫁様の鏡みたいな紫緒は一見すると優しくたおやか
箱入りなのですが、続編で1年が過ぎた設定だからか、今回はきっちり筋の通った
男前な感じで可愛いのに素敵な嫁に成長していました。

逆に旦那様の方が嫁にベタぼれ状態で情けない姿をさらしてしまう展開だったかも。
仕事と私とどっちが大切なんて言葉は嫁のセリフかと思うけど、トラブルで紫緒が
マンションを出て行ってしまう事態になった時に嫁を巻き込む仕事なら
すぐに辞めてやると言う柊吾の発言が紫緒への愛情を感じさせる。

でもそんなことを大切な旦那様に言わせてしまったことを嫁として恥じる、
そして柊吾へもそんな言動をしたことを反省させる、男前な紫緒に惚れそうです。
それでも、紫緒の初めてのささやかで冷静なやきもちもかわいいけれど、
同時収録の「嫉妬」は柊吾視点で、やはり紫緒への愛情と執着を感じさせて
すっかり紫緒にベタぼれなんだと思わせる内容でした。
甘くてほのぼの、紫緒の芯の強さを堪能できる続編はとても良かったです。

2

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